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Not a Doll. Not Silent. 自分の声をなくさないために

iamnotadoll projectが制作したオリジナル曲
「Not a Doll. Not Silent. 5 Years of Action!」 がリリースして、1か月が経ちました。

この1か月のあいだ、何度もこの曲を聴き返しました。

最初に聴いたときとは少し違う気持ちで聴こえる日もあります。
胸が熱くなる日もあれば、静かに涙がこみ上げる日もあります。
そしてそのたびに、これはただの音楽ではなく、私自身の中に長いあいだ眠っていた想いを、そっと外の世界に出したものだったのだと感じます。

この曲には、怒りだけではなく、悲しみもあります。
強さだけではなく、弱さもあります。
前向きな希望だけではなく、これまでうまく言葉にできなかった痛みもあります。

でも、そのすべてを含めて、私はこの曲を大切に感じています

「私は人形じゃない」
「私は黙っているだけの存在じゃない」


この言葉は、とても強く聞こえるかもしれません。
けれど私の中では、誰かを責めるための言葉には聴こえません

むしろ、これは祈りに近い言葉です。

自分の心を置き去りにしないでほしい。
自分の気持ちをなかったことにしないでほしい。
誰かの期待に合わせるために、自分を小さくしすぎないでほしい。

そんな願いを込もっています

私たちは、知らないうちにたくさんのことを我慢して生きています。

本当は嫌だったこと
本当は悲しかったこと
本当は傷ついていたこと
本当は言いたかったけれど、言えなかったこと。

大人になるほど、そういう気持ちを上手に隠せるようになってしまいます。

「大丈夫です」
「気にしていません」
「私が我慢すればいいです」

そう言いながら本当は心のどこかで小さく泣いていることがあります。

特に、優しい人ほど我慢してしまいます。
周りを困らせたくない人ほど、自分の気持ちを後回しにしてしまいます。
責任感のある人ほど、助けてほしいと言えなくなってしまいます。

でも、本当はそれは強さだけではありません。
ときには、自分を守る声を失ってしまうことでもあります。

この曲を聴くことで私はその声をもう一度取り戻したかったのかもしれません。

上手な言葉でなくてもいい。
きれいな形でなくてもいい。
震えていても、迷っていてもいい。

それでも、心の中にある声を、なかったことにしない。

それが、iamnotadoll projectの大切な原点なのだと感じました

そしてこの曲には、子どもたちへの想いも込められています

子どもたちには、どうか自分の心を大切にして育ってほしい。

誰かに決められた形に、無理に自分を押し込めなくていい。
みんなと同じでなくてもいい
泣きたいときは泣いていい
嫌なことは嫌だと言っていい
わからないことは、わからないと言っていい
助けてほしいときは助けてと言っていい

あなたの心は、あなたのもの。
あなたの身体も、あなたのもの。
あなたの声も、あなたの未来も、あなたのものです。


大人の世界は、ときどき複雑です。
正しいことよりも、空気を読むことが求められたり、
本音よりも、波風を立てないことが優先されたりします。

でも、子どもたちには、そんな世界をそのまま渡したくありません。

自分の気持ちを言っても、笑われない場所。
違っていても、否定されない場所。
傷ついたときに、ちゃんと受け止めてもらえる場所。
夢を話したときに、最初から無理だと決めつけられない場所。

そんな場所を、少しずつでも増やしていきたいと思っています。

もちろん、世界をすぐに変えることはできないかもしれません。
でも、ひとつの言葉が、誰かの心を支えることがあります。
ひとつの音楽が、誰かの孤独に寄り添うことがあります。
ひとつの表現が、誰かに「私だけじゃなかった」と思わせてくれることがあります。

だから私は、音楽やアートや言葉の力を信じています。

この曲を聴いて、もし誰かが少しでも
「自分の気持ちを大切にしていいんだ」
と思ってくれたなら、それだけで本当にうれしいです。

もし子どもたちが、
「私は私でいていいんだ」
と感じてくれたなら、それは何より大きな意味があります。

そして、かつて子どもだった私たち大人にも、この曲を聴いていただきたいです

本当は、もっと泣いてよかった
本当は、もっと怒ってよかった
本当は、もっと助けてと言ってよかった
本当は、もっと自分の声を信じてよかった

過去の自分に、そう言ってあげたいです。

この曲がリリースされて1か月が経ち、あらためて思います。

iamnotadollは、ただ強い人を増やしたい活動ではありません。
弱さを隠さなくてもいい場所をつくりたい活動です。

泣いたあとに、少し顔を上げられるように。
傷ついた人が、自分を責めすぎなくていいように。
声にならなかった想いが、少しずつ言葉や表現になっていくように。

そんな小さな灯りを、これからも届けていきたいと思います。

聴いてくださった皆さま、
応援してくださった皆さま、
心を寄せてくださった皆さま、
本当にありがとうございます。

この曲が、誰かの心の中で、やさしく残ってくれたらうれしいです。

苦しいときに、
「私は人形じゃない」と思い出せるように。


声を出すのが怖いときに、
「私は黙らなくていい」と感じられるように。

そして子どもたちが、
自分の心を大切にしながら、
自分の声を信じながら、
のびのびと未来へ歩いていけますように。

Not a Doll. Not Silent.

私は人形ではない。
私は沈黙ではない。

そして、あなたもまた、
誰かの期待の中で、自分を小さくしなくていい。

この曲が、
今を生きる私たちと、
これから未来を生きる子どもたちへ、
やさしく届きますように。

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