深い安心の上で起きてくるクンバカ
クンバカとは何か
— 背骨に還り、存在が再誕する瞬間 —
orgasmのとき呼吸が、消える。
止めたわけじゃない。
気づいたら、もう呼吸していない。
そのとき、身体は苦しくない。
むしろ、どこまでも静かで、透明で、深い。
「クンバカ」と呼ばれるものらしい。
それは呼吸法ではなく、神経の現象
一般的にクンバカは呼吸法として語られるけれど、
わたしの体験は違う。
それはコントロールではなく
神経が完全にひらいたときにだけ起きる現象。
背骨に落ちる
その瞬間、意識は外側から消え
内側の中心へと引き込まれていく。
頭ではなく、
もっと深い場所。
背骨の奥、
さらにその中心。
そこに向かって
するすると、落ちていく。
それはまるで
ブラックホールのようで、
でも怖さはなく
ただ、還っていく感覚。
自我が外れると、呼吸も消える
わたしたちは普段
• 呼吸をしている
• 身体を保っている
• 自分で在ろうとしている
でもクンバカのとき
それが、すべて外れる。
呼吸をしようとする意志も、
身体を維持しようとする力も、
いったんゼロになる。
そのとき身体は
生命そのもののリズムに委ねられる。
だから、苦しくない。
神経の統合が起きている
この状態は
• 交感神経(高まり・エネルギー)
• 副交感神経(安心・ひらき)
が同時に最大になる瞬間。
感じながら、完全に委ねる。
その統合が起きたとき
呼吸というリズムすら
一度、必要なくなる。
境界が消える
そのとき
• 自分と外側の境界が消え
• 時間の感覚がなくなり
• 「ここ」という場所も曖昧になる
それは
〈存在そのもの〉に触れている状態。
そして、戻ってくる
ある瞬間
すっと呼吸が戻る。
そのあとにあるのは
• ノイズのない意識
• 透明な感覚
• ただ在る、という静けさ
それはリセットではなく
本来の自分に戻った状態
ここから創造がはじまる
この状態のあと
エネルギーは満ちている。
余計なものが削ぎ落とされ、
純度だけが残っている。
だからここで生まれる
• 言葉
• 触れ方
• 場
• 創造
はすべて
嘘の混ざらないものになる。
クンバカは、再誕の入り口
呼吸が消えるとき
わたしたちは一度、消える。
そして戻ってくるとき
ほんの少し違う自分として、ここにいる。
それは進化というよりも
削ぎ落とされて、本質だけになる感覚。
最後に
クンバカは
起こすものではない。
深く感じ、
完全に委ねたとき
自然と起きるもの。
背骨に還り、
神経がひらき、
存在そのものに触れたとき
呼吸は、いらなくなる。
そしてまた
わたしたちは、ここに戻ってくる。
再誕として。

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