さもないレシピ、わたしの好きな餅の食べ方
子どもの頃からうんとお餅が好きだった。まだ祖母が元気な頃は餅つき機を使って大量ののし餅を作っていた。古い餅つき機は音がすごい。小さかった私はグォングォンといいながら震える餅つき機が面白くてずっと眺めていた。
手作りのお餅は本当に美味しくて、大人になってからも市販の切り餅の味にはどうしても慣れなかった。食感がぜんぜん違うのだ。
就職して一人暮らしするようになってからも、実家に帰ると必ずお餅をもらった。もう祖母は餅をつけないけど、道の駅などで売っている、きっとどこかのおばあちゃんがついたであろう手作りのお餅を買って持たせてくれるのだ。
今でこそまめに料理をしているわたしも、一人暮らしでフルタイムでバリバリ働いていた頃はたいした料理は作っていなかった。そんな中で、お餅は美味しくて調理も簡単、素晴らしいエネルギー源だった。
お餅には様々な食べ方がある。甘くしてもいい、しょっぱくしてもいい、汁に浸したり、お好み焼きに混ぜたり、とにかく万能。
わたしが一人暮らしの頃よくやった食べ方は、①磯部焼き(原点にして最強 this is餅)②チーズ餅(とろけるチーズと餅はもうニコイチ)③納豆餅(納豆消費量の多い東北出身者だからこその発想)④きな粉餅(イソフラボンも摂れる美と満足感の共演)
そして、もう一つ、わたしが大好きな食べ方がある。⑤揚げ餅だ。フライパンに気持ち多めの油をいれて、餅を焼くのだ。

表、裏、側面とひっくり返しながら、周りがカリッカリッになるまで焼いていく。中心部に芯が残りやすいので弱〜中火でじっくり焼くと良い。中まで柔らかくなったら(わかりにくければ箸を刺してチェック)取り出して、ぽん酢をかけていただきます!あれば、ねぎや大根おろしをかけるとさらに美味。ぽん酢は醤油やお好みのソースにしても!

カリッとしたお餅の表面にポン酢がジュワッと染み込んで、お餅の中心はとろ〜っとしてて、もう最高である。油を使ってるからちょっとジャンキーな感じもあり、若い頃になぜハマったのかがよくわかる。でも、今あらためて食べてもやっぱり美味しい。「後世に遺したいお餅の食べ方100選」に選出されて欲しい。(そんな100選はもちろんない)皆様のおすすめの餅の食べ方もぜひ教えてください!
