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無料では、書き切れない話がある。

今日は、いつものエッセイではありません。
7月から書き始めた有料記事のことをお話したくて、少し背筋を伸ばしてパソコンの前に座っています。

これまでの16年間、ありがたいことに、たくさんの場所で記事を書かせてもらってきました。
Oggi.jp』や『otonaMUSE』『ヨガジャーナルオンライン』『女子SPA!』…。
ヨガや食の資格を活かした記事や、美容、暮らしについて、“整え方”というとちょっとおこがましいかもしれないけれど、そんなことを発信してきました。

だけど、途中で気づきました。
…私って、そもそもそんなに整ってないぞ、と。
ヨガインストラクターだけど、好きな食べ物はフライドポテトとポテトチップス。
毎日続けているヨガや筋トレだって、できることなら寝だめみたいに“トレーニングだめ”できたらいいのにと面倒に思う日も…多々あります。

WebメディアがA面なら、noteはB面。

Webメディアでは、その媒体に合った記事を書いてきたけれど、「ここでは違うな」「これは個人的すぎるかな」――そんな理由で、書かずにしまった話がたくさんありました。

だから、noteでは媒体には書けない“素の私”を書いてみたくなって。
好きなお笑い芸人さんの話とか、3時起きを続けたらオナラが臭くなった話とか、AIとケンカして筑波山を登った話とか。

書いていて、自分でも笑ってしまったり、読んでくださった方とのコメントのやり取りに心が温まったり。

書くことの楽しさを、一から思い出させてくれた――それがnoteでした。
始めてみてよかった!

ただ、ひとつだけ。
無料記事を書きながら、心に引っかかっていたことがありました。

「これは、無料では最後まで書けない…」

家族のことや、ここ最近の仕事のことをきっかけに、そう思う話が少しずつ増えていったんです。
書くなら、中途半端にはしたくない。
それで、7月から有料記事を書き始めました。

正直、すっごく怖かった。
16年間、タイトルをクリックすれば無料で読める記事を書いてきた私に、「お金を払ってまで読みたい」と思ってくださる方がいるのか。今までは、媒体の力で読んでもらってきただけなんじゃないか。

売れなくて当然…そんな気持ちで、最初の記事を投稿しました。
そうしたら、記事を買ってくださった方がいました。
購入通知が送られてきたとき、「本当に?」「いいの?」「すごくうれしい!」って、何度も確認しました。

2本目、3本目、先日の4本目を投稿するときは、もっと怖かった。
「1本目で期待外れだったらどうしよう」「もう買ってもらえないかもしれない」という、別の怖さ。

でも、結果は違いました。

いつも真っ先に購入してくださる方、2本目から毎回購入してくださっている方、チップをくださったあとに、フォローしてくれた方もいます。
何度も励まされています。

1記事300円――。
こんな暑い日は、カフェやコンビニでアイスコーヒーを飲みたくなる金額です。その貴重なお金を、「この人の文章を読みたい」と思って使ってくださったこと。
私がWebメディアに書いてきた記事のように、無料で読める記事があふれている中で、有料記事を選び最後まで読んでくださること。

書き手にとって、この上ない幸せです。
本当に、本当にうれしかった。

いただいたコーヒー1杯分の気持ちを、コーヒー1杯では返せないくらい大切な文章にして、これからもお届けしていきたいと思っています。

実は、有料記事の最後には、【今日のセルフケア】を書いています。
セルフケアといっても、難しいことではありません。
心も体も余裕がなくなって、疲れ切ってしまった私が、「これならできるかも」と少しだけ救われた、本当に簡単なものばかりです。

無料部分が玄関。
有料部分がリビング。
そして、最後のセルフケアは、帰り道のお土産。
そんな気持ちで、毎回書いています。

なんて言っておいて、私自身まだゆらゆら揺れる日があります。
ときどき、少し散らかった家にお招きしてしまうこともあるかもしれません。
それでもよかったら。
ふらっと立ち寄って、少しゆっくりしていってもらえたらうれしいです。

いつも、記事を読んでくださる方へ。
本当にありがとうございます。

noteのアカウントを持っていないゲストの方も、記事を購入してくださいました。
お礼のコメントができなくて…ここで届いたらうれしいです。

個人的に連絡をくれた方も、ありがとう。

読み返していたら、「うれしいです」がたくさん出てきて、本当だったら修正したいところだけど、あえてこのままにさせてください。

さて!!
今月は、新たなテーマのエッセイも書く予定です。
暑い日が続きますね。
冷房をしっかり効かせて、お待ちしています。

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