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ウクレレを爪弾く会社員|環境にフィットする楽器選び

実はウクレレが弾けます。もちろん下手くそであり、誰にも教わったことがないのでかなり自己流な癖のある演奏だと思います。

元々は学生の頃にロックに傾倒してベースを弾いていたのですが、社会人になって以来、時々弾く楽器といえばウクレレばかりになりました。

なぜこうなったのか。

元々はポールマッカートニーの来日ライブで、ビートルズのSomethingを聞いたことがきっかけでした。ポールがsomethingの作曲者であるジョージハリスンに捧げる意味合いで、ウクレレバージョンで引き語ったのを観て、自分でも弾きたいと思ったことがきっかけです。(ジョージハリスンはビートルズ解散後、ソロ活動を通してウクレレを愛用していた)

その時に衝動的に安いウクレレを買ったのですが、何だかんだで弾き続けていると少しずつレパートリーも増え、ウクレレという楽器そのものが好きになってしまった。そんな感じです。

楽器を始めようと思う人は、まずは一生懸命に練習を重ねます。例えばピアノを幼少期から習い始めてピアニストを目指している人などは、一日に何時間もピアノの練習ばかりして過ごしています。そういったエピソードを聞くと、やはり才能だけではなく努力がいかに大切なのかがわかります。

しかし、その様にハイレベルな演奏を求めなくても、充分に楽器を楽しむことはできると思います。音楽は文字通り音を楽しむものなのです。

その点、ウクレレという楽器は非常にハードルが低く、気軽に始めやすい楽器だと思えます。(もちろん猛練習をして極めているアーティストもたくさんいます)

ギターと違って弦は4本しかなく、指の長さの関係でコードがうまく抑えられない様な悩みも生じにくいです。いくつかのコードを抑えて弦を弾くだけで、簡単に常夏の音色を響かせることができます。

そしてギターやベースと違って小さくて軽いこともポイントです。持ち歩くのも簡単で部屋に置いておく時にも邪魔になりません。

更に、ウクレレはひとりで完結できる点が、日本の会社員の暮らしにフィットします。ベースやドラムを始めた人は、どうしてもバンドを組まないと充分に楽しむことができません。ギターも、アコースティックなら良いかもしれませんが、エレキギターの場合はやっぱりバンドで大きな音を出したいものです。そうするとスタジオに行く必要が出てきます。

会社員として平日に忙しく過ごしながら、ギター、ベース、ドラム、キーボード、とバンド編成を組もうとすると、予定を合わせることが難しくなり、大抵の場合、欠員が出たりするものです。

もちろんバンドで演奏することの魅力はかけがえのないものですが、それが難しい現実がある以上、自分ひとりで音楽を楽しむ方法を見つけた方が良いことだってあります。

そういった状況に陥っていた、社会人になったばかりの僕のニーズにウクレレはしっかりと応えてくれました。

特定の楽器が弾きたいと思って努力することも素晴らしいですが、環境要因でたまたま弾くことになって愛用するケースもあるのです。

「楽器をやりたいけど周りと予定があわない。」

「難しそうだし挫折したら嫌だ。」

そんな気持ちで始めることを躊躇している人には、ウクレレをおすすめします。

もし挫折してしまったら、部屋のインテリアにすればいいんです。

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