国際交流基金「日本語パートナーズ」アンバサダー就任発表会 参加レポート
国際交流基金が実施する「日本語パートナーズ」派遣事業のアンバサダー就任発表会に参加しました。
日時:2026年7月6日(月)
会場:コモレ四谷 タワーコンファレンス(東京都新宿区)
国際交流基金は、弊社刊行の日本語教材『まるごと 日本のことばと文化』の著者でもあり、日本語教育分野におけるさまざまな事業を展開しています。今回は、日本語教師の授業支援や文化交流を行う「日本語パートナーズ」事業の広報の一環として、俳優・アーティストの森崎ウィンさんがアンバサダーに就任することが発表されました。
発表内容
「日本語パートナーズ」は、アジア各国の中学校・高校などへ派遣された参加者が、現地日本語教師のアシスタントとして授業を支援するとともに、日本文化を紹介する国際交流基金の事業です。日本語教育だけでなく、人と人との交流や相互理解を目的として実施されています。
会見では、森崎ウィンさんへのアンバサダー任命状授与のほか、2名の日本語パートナーズ経験者とのトークセッションが行われました。森崎さんはミャンマーにルーツを持ち、日本とミャンマー双方の文化に触れながら育った経験を踏まえ、「一人でも多くの人に日本語パートナーズの魅力を伝えたい」と抱負を語りました。

トークセッションでは、ラオスに滞在した大重歩悠子さんが仏教や仏像への関心からラオスへの短期滞在をきっかけに、ラオスの人々のすばらしさに触れて日本語パートナーズに参加したという話や、派遣期間中に愛子様のラオス訪問があったこと、十二単に関する講演を行った経験を紹介されました。派遣先のフィリピンが自身のルーツのひとつでもある鈴木さら翼さんは、日本での言語取得の苦労やフィリピンで食文化の違いを感じたエピソードなどを話されました。日本語を学ぶ大変さには、同じ経験を持つ森崎さんも大きく頷き、二人の話を聞きだす前のめりな姿勢からはやさしくも真摯な様子がうかがえました。
今回の発表会では、日本語教育そのものだけではなく、「人と人をつなぐ国際交流」という側面が強く打ち出されていました。日本語パートナーズ経験者のお二人も森崎さんも、実際に日本とそれぞれの国のあいだで様々な経験をされたことを通じて、より良い未来にしていきたいという希望を感じられる、明るくあたたかな発表会でした。
