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慶応義塾体育会山岳部創立110周年記念会に参加して

学習院大学山岳部 4年 吉岡温朗

 慶應義塾体育会山岳部の皆さま、110周年おめでとうございます。

 2025年11月16日、「慶應義塾体育会山岳部創立110周年記念会」が慶應義塾大学三田キャンパスにて行われた。出席者は慶應義塾体育会山岳部関係者だけでなく、青山学院大学、中央大学、法政大学、東京藝術大学、慶應高等部など様々な山岳部であった。

 学習院大学からは学習院山桜会の加藤洋会長と学習院大学山岳部の吉岡が出席した。

 式は慶應義塾大学の伊藤公平学長のお祝いのビデオメッセージから始まり、慶應義塾大学応援団の激励や日本山岳会からのお祝いなどで盛大に祝われた。

 その後、慶應山岳部OBである中田さんより「アルバータ峰初登頂100周年記念登山」の報告があり、初登頂を果たした槇有恒とアルバータの歴史も含めた、当時の行程や想いが語られた。

 同山行には学習院大学山岳部のOBである山上耀一郎さんも参加し、中田さんの報告や写真から山行の過酷さやすばらしさがより伝わってきた。

 その後、山岳部監督である小野寺さんや東京藝術大学山岳部の方々より「山岳部のあるべき姿」について座談会が行われた。東京藝術大学山岳部では所謂「体育会山岳部」的な高難易度の山行や激しい練習は行わず、緩やかに部員と山を楽しみ、またその山の中で「創作活動」を行うなど、大学の特徴も活かした活動方針を紹介していた。

 会場にいた他大学の「体育会山岳部」にとってはやや意外とも思えたような活動方針もあったが、来年度に学内の登山系運動部である「学習院大学あるける同好会」と一緒になる予定である我々にとって、今後の活動における大きなヒントとなった。

 「体育会山岳部」として高みを目指していく事は当然魅力的であり、私自身もそこに惹かれて入部を決意した。 しかし、どの大学山岳部も部員数の減少という深刻な課題に直面し、SNSの活用をはじめとした戦略的な部活動運営を求められている。

 その中で私たち学習院も「自然を楽しむ」という目的を振り返って、様々なスタイルの登山を創っていく事が将来の新入部員たちから求められているのではないかと感じた。

 その後の懇親会では荒川先生にもご挨拶をし、会場にいた多くの登山家の風格に圧倒された。 卒業まで残りわずかではあるが、これから始まる冬山合宿に向けて精一杯取り組んで山岳部生活を完走しようと改めて決意した。

 慶應義塾体育会山岳部の皆さま、ありがとうございました。


当日の会場の様子



当日の会場の様子




当日の会場の様子



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