【まなび】川でつながる私たち
2025年11月15日、
「佐波いきもの調査隊」活動報告会を開催しました。
たくさんのご参加ありがとうございました!
いきもの調査隊の子どもたち、
調査隊以外の産の森の子どもたち、
保護者たち、
産の森ではない小学生親子、
地域のおじさんたち、
生きものや教育に関心のある方、
研究者、
と、多様な方々が混ざった一日でした!

なかでも、この佐波で生まれ育ったおじさんたち
(小学生にとってはおじいちゃん世代)が
語ってくれる歴史には
みんな真剣に耳を傾けていました。
一方、おじさんたちも、
「こういう発表を聞くのって初めて」と
わくわくしてくれていたり
「加茂川のことをこんな風に調べてくれているのは
嬉しい。もっとこういうことも一緒にしたい」と
喜んでくれていたり。
子どもの頃のことを思い出したりしながら
加茂川の新しい一面を見つめているようでした。
そして、九州大学の清野聡子先生からも、
加茂川の大切なポイントについて、
また、調査隊の活動の大切さについて
お話していただき、
子どもたちも嬉しかったのではないかと思います。
特に印象的だったお話。
「環境DNA調査で最近は
いろんなことがわかるようになってきた。
目には見えないけど、
この川にこういう生きものがいるらしい、とわかる。
でもそれを、本当に目で見て確認する調査も必要なこと。
その両方を、すでに小中学生の時にしているのはすごいこと。
それができる川もどんどん減っているので、
地球上ですごく大切な場所。」
川や海の専門家である清野先生からのお言葉に、
子どもたちの積み重ねてきたことが
そんなにすごいことだったんだ…と改めて感動しました。

それもこれも、
生きものが住むきれいな加茂川のおかげ。
そしてそれを守ってきた 佐波の皆さん、
子どもと一緒に調査を重ねてきた のじーさん、
調査に協力してくださる 清野先生と研究室の方、
いきもの調査隊の子どもたち自身、
加茂川を大切に楽しんできた方々、
みんなのおかげです。
今回のプロジェクトは
「みんなの加茂川 うけつぎつなぐプロジェクト」
と題しています。
まさにその通り、
加茂川を通して多様な主体がつながりあい、
生きものと人間もつながりあうことが
できてきていることを実感した一日でした。


下見の時に「ここにいそう」と目星をつけていたそう。さすが。
上の写真中央下部、木の枝で水面が隠れているところだそうです。


子どもたちが描いた絵とデータです。「絵で描くことで細部までよく観るのでいいですね!」と
清野先生からもコメントいただきました。
参加者の皆さんからの感想
子どもたちの報告だけでなく、地域の方のこれまでの川との暮らしや、大学の清野先生のお話も聞けて、川の環境、子どもたちの学びの環境もうかがい知ることができて、うれしく思いました。
本格的にDNA調査をしていて驚きました。
加茂川はこんな面白いところであること知らなかった。大切にしないといけないですね。
生態系を守るために何ができるのか、学んでいる一人一人の子がどんな風に考えているのか知りたいと思いました。
加茂川には他の川にはいないような生きものがたくさんいることがわかりました。今の川の状態を維持したりよりよくするためにどんなことが大切なのか知りたいと思いました。
皆さんがこんなに熱心に丁寧に調べて準備して発表してあるのが素晴らしいと思いました。地域の人たちとともに見守られて活動できているのも素敵ですね。加茂川の豊かな自然の中での皆さんの日々の営みがあるからこそですね。
他にも温かいお言葉や
これから自分にできそうなことなど
たくさんの感想をいただきました。
ありがとうございました。
これからも
「佐波いきもの調査隊」の活動は
続きます。
春には、加茂川といきもののことを伝えるリーフレット、
「佐波いきもの新聞」の地域版も発行予定です。
今後も「佐波いきもの調査隊」のみんなと
加茂川について知って考えて
そして
加茂川にも遊びに来てもらえたら嬉しいです。

(大松くみこ)
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