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父の日が近づく…

父の日が近づく

父が亡くなって8年が過ぎた。

父のことを書こうと思うと、愛が溢れて書けなくなる。

私にとって父は、
どこを切り取っても最愛の父。

仕事も家のことも何でも頑張る人。

子煩悩で優しくて、
いつも笑顔で、
芯の強い人でした。

そして、孫達からも大人気。

今でも集まると、
必ず父の話題が出ます。

亡くなる16年前、
父は脳梗塞で言葉を発することが出来なくなりました。

その後も何度か繰り返しましたが、
いつも笑顔で穏やかでした。

辛い顔も、
苦しい顔も、
私達には見せませんでした。

言葉を話せなくても、
私には父の言いたいことがすぐにわかりました。

良い通訳になっていたと思います。

母は、どうして分かるのか不思議がっていました。

あるとき、
食べ物を上手く飲み込めなくなり、
病院で今後の治療について聞かれました。

父と母と私。

私はすぐに、
延命を望まない選択をしました。

父に説明すると、
大きく頷きました。

母も困惑はしていましたが、
祖母の時に感じた思いから納得しました。

それから亡くなるまでの2ヶ月半。

父は可能な限り毎日起こしてもらい、
車椅子に座っていました。

痩せていく中、
決して楽ではなかったと思います。

それでも父は、
いつも穏やかで、
いつも笑顔でした。

どうしてそんなに穏やかでいられるのだろう。

どうしてそんなに、
ニコニコしていられるのだろう。

病院には、
父への面会の人が絶えず訪れました。

決して派手ではなく、
地味に穏やかに、
実直に生きてきた父。

思わぬ人気に、
驚きと感謝の連続でした。

たくさんの人に愛されていた。

そして今も、
必ず話題に上り、
みんなから愛されている父。

父のことを思うたび、
どんなふうに生きていきたいかを教えられる気がします。

お父さん、ありがとう。

世界は愛でできている

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