【※転機】個人起業家へ現状を変える問い~「もし、失敗しないとわかっていたら?」/質問力と引き寄せ力07
全3,743字 内向型の中高年起業家専門コンサルタントの松崎です。
今回のテーマは、「現状を変えるための問い(しつもん)」です。
いま、私たち中高年起業家の目の前にある「現実」は、これまでに、私たちが行動してきた「結果」ですよね。
これまでに、私たちが世の中(社会)へ投げかけてきたものが、いま返ってきて、目の前に現れているのです。
なので、これからも、いまのまま変わらずにいる(同じことをしている)ならば、予定調和的に、いまと変わらない未来がやってきます。
つまり、未来を変えたいと思うなら、「いまを変えていけばいいだけ」なのですね。
今回のコラムでは、そんなときに立てるといい問い(自問自考)、「もし、失敗しないとわかっていたら何をしますか?」について、お伝えしていきます。
【もし、失敗しないとわかっていたら何をしますか?】
まず、この問い(しつもん)が、なぜ、「現状を変えたいときに立てるとよい」のか、そのことについて説明します。
それは、以下の3つの理由によるものです。
理由.①
理由の一つ目は、この問いが、「行動すること」を促してくれるからです。
私たち個人起業家は、とかく、「こんなふうになればいいなあ」、といった抽象的なことをイメージしても、そこに行動が伴わない場合も多いのではないでしょうか。
しかし、そうではなく、「何をするのか」具体的なイメージであれば、人って、行動しやすくなります。
つまり、この問いは、行動することを仕向けてくれる問いなのです。
例えば、この問いの答え①として、「失敗しないとわかっていたら、大手企業のX社に営業をかける」、と出てきたとします。
そうしたら、それは、もともと、そのような想いや意識が自分の中にあったのです。
にもかかわらず、「失敗するかも…」という思考で、ブレーキをかけていただけなのかもしれません。

【この問いは、「結果を出すこと」にフォーカスできる】
理由.②
理由の二つ目は、この問いが、「結果を出すこと」にフォーカスしているからです。
私たちは、脳の特性によって、ポジティブなことよりも、ネガティブなことを強く思考しがちです。
なので、「失敗したらどうしよう」、などと考え過ぎることで、余計に集中力や判断力が落ちてしまう、といったことになりかねません。
例えば、この問いの答え②として、「失敗しないとわかっていたら、結果にコミットメントをする」、と出てきたとします。
そうしたら、それは、もともとの目的や目標に、ただ、焦点を合わせて行動すればいい、ということになります。
そして、そこには、当然ながら、「お客さまに喜んでもらう」など、利他の意識もあると思いますので、ますます、結果は出やすくなるのです。
【この問いは、「思い込みを外すこと」をしてくれる】
理由.③
理由の三つ目は、この問いが、「思い込みを外すこと」をしてくれるからです。
私たちは、新たな行動をしようとすると、「失敗したらどうしよう」という思考になったり、「不安」を意識するようになったりします。
このような反応がおこるのは、ヒトの脳に、「恒常性維持機能」が備わっているので、ヒトとして、ごく普通の反応なのです。
しかし、「不安の9割は起こらない」、という研究結果を発表している学者もいるように、ヒトの「不安」は、当てになりません。
例えば、この問いの答え③として、「失敗しないとわかっていたら、新しい事業の企画を立てる」、と出てきたとします。
そうしたら、それは、「チャレンジしたい」、とかねてから温めていた考えや、心のうちに秘めていたことを、いま、あらためてここで表したものと言えます。

【ビジネスの「現状」を変える問い】
ただしながら、中高年の個人起業家の中には、「起業しても失敗してしまうのでは…」、と意識(無意識を含みます)してしまう方が、少なからずいます。
そして、「失敗」を、意識していたり、感じていたりしていては、うまくいくはずもなく、意識や感情の通りに、事象が現れます。
実は、このことは、起業初期の私自身が経験したことです。
なぜ、そうなってしまったのか、いまなら、その理由がわかります。
それは、いわゆる「引き寄せ」とは、「自分の意識を向けたものや感じていることが、現実として引き寄せられてくること」だからです。
なので、「失敗してしまう」と感じていることが、事象となって現れるのです。
つまり、「もし、失敗しないとわかっていたら何をしますか?」という問いは、ビジネス(起業)に大きな影響を与えるし、また、ビジネスの現状を、変えてしまうほどの問いであると言えます。
ケース・ウエスタン・リザーブ大学のデイビッド・クーパーライダー教授は、次のように言っています。
「組織は自らが発する問いに引き寄せられる」
それは、人とて、同じです。

【そもそも、「失敗」って何だろう?】
ところで、そもそも、「失敗」って何でしょうか。
アルベルト・アインシュタインは、次のようにいっています。
「一度も失敗をしたことがない人は、何も新しいことに挑戦したことがない人である」
アルフレッド・アドラーは、次のようにいっています。
「失敗は決して勇気をくじくものではなく、新しい課題として取り組むべきものである」
人生やビジネス(起業)は、私たち自身で創り上げていくものです。
そして、その過程では必ず失敗が伴います。
「必ず」です。
ただし、その失敗を「ミステイク」として捉えるのか、または「レッスン※」として捉えるのかは、私たち自身が決めることです。
(※私の講座では、失敗を「神さまからのレッスン」とお伝えしています)
大事なことは、私たちが「どう感じているか」です。
なぜなら、「感じていることが引き寄せられてくる」からです。
その私たちが、人生において、最終的に求めていることは何かと言うと、それは、「幸せであること」です。
そして、その「幸せ」とは、突き詰めれば、「感情的に満足すること」です。
例えば、「よく理由はわからないけど、なんとなく興味あるし、やってみたい」、「失敗しても、なんかワクワクするし、チャレンジしたい」といったような「感じ(感覚)」があったとします。
そうしたら、それは、「それをすることが感情的に満足すること」、という潜在意識からのサインなのです。
本田宗一郎氏は、次のようにいっています。
「チャレンジしての失敗を恐れるな。むしろ何もしないことを恐れろ。失敗が人間を成長させると私は考えている。失敗のない人なんて本当に氣の毒に思う。困れ。困らなきゃ何もできない」

【チャレンジは「成長」を約束する】
人生は、チャレンジを楽しむためにあるのであって、失敗を避けるためにあるのではない、と思っています。
それは、どちらが正しいかではなく、また、何が正解かでもなくて、私たち自身が、どういう人生を送りたいかです。
つまり、失敗したことを後悔するのと、チャレンジしなかったことを後悔するのとでは、どちらがイヤなのかです。
よく、やった後悔よりも、やらなかった後悔の方が大きいといわれています。
私も、そう思います。
私たちは、チャレンジすることによって、「成功」は約束されていませんが、「成長」は約束されています。
本田宗一郎氏のいうように、例え失敗したとしても、その失敗は人間を成長させます。
また、成功よりも、失敗から学べることの方が、たくさんあったりします。
そもそも、私たちは、人生において、失敗しながら成長を重ねていくようになっているのではないでしょうか。
だとすれば、大切なのは、失敗を避けることではなくて、失敗してもそこから学ぶ姿勢です。
マーク・トウェインは、次のようにいっています。
「やったことは、例え失敗しても20年後には笑い話にできる。 しかし、やらなかったことは、20年後には後悔するだけだ」

最後に、あなたにしつもんです。
「もし、失敗しないとわかっていたら何をしますか?」
「小さな一歩」を即実行!
思い付いた答えを、コメント欄にアウトプットしてみて!
そして、私の場合はどうだろうか?と思われたら、まずは、『結局、私は何者か?がわかる~パーソナライズミーティング™』へいらしてください。
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それでは、また。

