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白内障はじまりのお知らせが届いた

昨日、眼科に行ってきました。

そこで言われたのが、

「白内障が見られますね」

という話でした。

白内障。

ついにその単語が出てきたか、という感じです。

ただ、話を聞いてみると、今すぐどうこうという話ではありませんでした。

目薬を処方されたわけでもない。
すぐ手術しましょう、という話でもない。

「60代になって、視力に影響が出始めたら手術しましょうね」

くらいの温度感でした。

つまり、これはたぶん、
白内障はじまりのお知らせ
です。

糖尿病患者は、目の定期メンテが必要らしい

先生の説明としては、糖尿病患者は白内障になりやすい、というような話でした。

まあ、言われてみればそうなのかもしれません。

糖尿病というと、どうしても血糖値の話になりがちです。

HbA1cがどうとか。
薬がどうとか。
体重がどうとか。
食事がどうとか。

もちろん、それは大事です。

ただ、糖尿病は血糖値だけの話ではなく、血管や神経や目にも影響が出る病気です。

だから、糖尿病患者は眼科にも定期的に行きましょう、という話になる。

わかってはいました。

わかってはいたのですが、実際に眼科で、

「白内障が見られます」

と言われると、ちょっとだけ現実味が増します。

ああ、目にも来るんですね、と。

でも、まだイベント発生ではない

とはいえ、今回の話は大事件という感じではありません。

目薬もなし。
手術もなし。
日常生活に大きな支障が出ているわけでもなし。

だから、病気の発覚というよりは、

今後のメンテナンス項目がひとつ増えた

くらいの感覚です。

体も、目も、いつまでも初期状態のままではない。

若いころは、目が見えることなんて当たり前でした。

多少疲れても、寝れば戻る。
多少かすんでも、まあ気のせい。
多少ピントが合わなくても、気合いでどうにかする。

でも、年齢を重ねると、そうもいかない。

目は目で、ちゃんと部品として劣化する。
水晶体も濁ってくる。
そして、糖尿病という要素があると、そこに少し上乗せされる。

なんだか身もふたもない話ですが、でも、そういうものなのでしょう。

手術するなら、レンズを選ぶ時代らしい

白内障の手術では、濁った水晶体を取り出して、人工のレンズを入れるそうです。

そのレンズにも種類があるらしい。

普通の単焦点レンズ。
遠近両用のような多焦点レンズ。
乱視に対応したレンズ。

お金を積めば、遠近両用のような選択肢もあるそうです。

こういう話を聞くと、ちょっとだけ未来っぽい。

目の中にレンズを入れる。
しかも、用途によって選ぶ。

もはや人体のメンテナンスというより、部品交換です。

ただ、何でも高いものが正解というわけでもなさそうです。

遠近両用は便利そうですが、夜のライトがにじむとか、まぶしさが気になるとか、そういう話もあるらしい。

自分の場合、運転もするので、そこは少し気になります。

だったら普通のレンズにして、運転するときだけ眼鏡を使うほうがいいのかもしれない。

眼鏡なし生活への憧れはあります。
でも、運転中に見え方が不安定になるのは困る。

便利さを取るのか。
見え方の安定を取るのか。

そのあたりは、実際に手術する頃に先生と相談することになるのでしょう。

せっかく交換するなら、仮想ディスプレイも欲しい

とはいえ、正直なところ、せっかく目の中のレンズを交換するなら、もう少し未来感があってもいいのではないかと思ってしまいます。

ただ見えるだけではなく、視界の端にナビが出るとか。
会議中に相手の発言の要約が表示されるとか。
食べ物を見ると糖質が表示されるとか。
目的地までのルートが視界に重なるとか。

異世界転生した人が使っている、あの便利なステータス画面みたいなやつです。

せっかく人体の部品交換をするなら、そのくらいのアップデートが欲しい。

もちろん、現実の白内障手術はそんな話ではありません。

人工レンズを入れて、見え方を取り戻すための医療です。

でも、目の中にレンズを入れると聞くと、どうしても少しだけSFを期待してしまう。

普通の単焦点レンズか。
遠近両用の多焦点レンズか。
乱視対応レンズか。

選択肢があるだけでも十分すごいのですが、心のどこかでは思ってしまいます。

仮想ディスプレイ付きは、まだですか。

ずっと眼鏡だったので、裸眼で見える世界には憧れがある

もうひとつ、少しだけ楽しみな部分もあります。

私はずっと眼鏡生活です。

裸眼でよく見える世界というものに、少し憧れがあります。

朝起きて、まず眼鏡を探さなくていい。
風呂場でも周りがちゃんと見える。
雨の日にレンズが濡れない。
マスクで眼鏡が曇らない。
視界の端にフレームがない。

そんな世界です。

もちろん、白内障手術をしたからといって、必ず眼鏡なし生活になるわけではありません。

むしろ私の場合、少し事情があります。

乱視がかなり強い。
しかも、眼鏡で矯正できる範囲を超えているような話もされていました。

つまり、眼鏡をかければ完全に見える、というタイプではありません。

だから、白内障手術の話を聞いたときに、少しだけ思ってしまいました。

これは単なる老化による修理ではなく、
長年の見えづらさを少し改善できるイベントなのではないか、と。

もちろん、そんなに都合よくいくとは限りません。

乱視の種類や程度によって、眼内レンズでどこまで補正できるかは変わるでしょうし、先生と相談しないと分かりません。

それでも、ずっと眼鏡をかけてきて、それでも見え方に限界があった人間からすると、裸眼でよく見える世界には少し憧れがあります。

白内障はじまりのお知らせ。

老化の通知ではあるけれど、もしかすると未来のアップグレード予約でもあるのかもしれません。

瞳孔を開かずに検査できると、なおよし

ちなみに、今の眼科はけっこう良いです。

説明もわかりやすいし、ちゃんと診てくれている感じがあります。

ただ、ひとつだけ希望を言うなら、瞳孔を開かずに検査できるとありがたい。

前に行っていた眼科では、瞳孔を開かなくても検査できる機械がありました。

瞳孔を開く検査は、地味に生活への影響があります。

まぶしい。
見えづらい。
車やバイクで行きにくい。
そのあと予定を入れにくい。

糖尿病患者として眼科に定期的に通うなら、この通いやすさはけっこう大きいです。

もちろん、必要な検査なら仕方ありません。

でも、毎回でなくてもいいなら、普段は負担の少ない検査で、必要なときだけしっかり見る、という形だとありがたい。

このあたりは、次に行ったときに聞いてみようと思います。

老化の通知を、淡々と受け取る

今回、白内障と言われて思ったのは、老化というのは、ある日まとめて来るのではなく、小さな通知として届くのかもしれない、ということです。

白内障が見られます。
血糖値に気をつけましょう。
体重を落としましょう。
眼科に定期的に行きましょう。
運転のときは見え方に注意しましょう。

ひとつひとつは、すぐに人生を変えるような大事件ではありません。

でも、確実に通知は届いている。

若いころの体とは違いますよ。
メンテナンスしてくださいね。
放置しないでくださいね。

そんな感じです。

正直、少し面倒です。

でも、早めに分かるのは悪いことではありません。

壊れてから慌てるより、
見えなくなってから後悔するより、
今のうちに知っておくほうがいい。

白内障はじまりのお知らせ。

ひとまず、目の定期点検をサボらないようにしようと思います。

そして、こういう話も記事にしておこうと思います。

なんでも記事にするバイタリティ。

これもまた、老化に対抗するためのひとつの技術なのかもしれません。

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