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gogh。自分にはできない生活をアバターがしている喜びについて。

小学生の子供が2人いて、仕事やら家事やらなんやらしながら日々を暮らしています。大体において私が働く片働き体制ではあるものの、家庭の事情によりあまり子供たちから目を離せない生活をする必要があり、家にいる時間は長いにも関わらず、自分の時間はあまり取れないみたいな環境にあります。

私は自分の趣味をやる場合、なるべく同じ空間に人がいてほしくないと思う質で、ゲームをやっているところをあまり家族に見られたくないし、マンガを読んでも気が散ってしまいます。この性質と先述の環境が重なれば、落ち着いて何かを楽しむ時間は必然夜中か明け方、ということになります。

睡眠時間を削って楽しみの時間を作る。体力を消費して気力を回復しようとすれば、結局は失われた体力に引き摺られて気力も削られてしまうのですが、同じようなジレンマに悩まされている中年男女は多くあるでしょう。

gogh(ゴッホ)と読みます。goghは作業や勉強に集中する環境を作るアプリです。自分で好きなアバターと自室を作成して、Lofiなミュージックの中でアバターが作業をしている姿をスマホに映しながら、自分も集中して色々やりましょうということです。YouTubeとかにある女の子が延々勉強してるアレの3Dアバター版と表現すればわかりやすいかもしれません。最近はこの手のジャンルのゲームも現れ始めています。

Lofiなミュージックは結構な曲数があり、ポモドーロタイマー機能もあります。自室のカスタマイズもかなり自由度高くできます(任意の画像を埋め込んだりもできます)が、プリセットの部屋でもなかなか雰囲気があるので気楽に始められます。

アバター作りました

彼女の名前は薄暗ちゃんです。自分の好きな要素を良い感じに入れられたと思います。

goghを起動すると薄暗ちゃんはいつもマンガを読んでいます。まあまあゴチャッとした部屋で1人、ずーっとマンガを読んでいます。その姿を見て思い出すのは大学生の頃や結婚する前のこと。薄暗ちゃんの過ごす時間は、今の私には絶対に作れない環境です。

床に直積み行儀悪くて良いですね

goghの中で、私には絶対に過ごせない時間をどうか薄暗ちゃんには存分に満喫してほしい。そんな祈りにも似た感情が湧いてきます。実際に仕事や自分の時間にgoghを起動してみたところ「私の過ごしたい時間を過ごす存在がここにいる」ということがなんとなく嬉しく感じられました。

goghはまだbeta版とのことで、現状私にできることはマンガを読む薄暗ちゃんを眺めることくらいですが、薄暗ちゃんが過ごすこの閉じた空間がいつまでもこのままでいて欲しいなという気持ちになっています。

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