わかった気になって、終わっていた
「なんで動画じゃなくて、人に習うのがいいのか」
正直に言うと、わたし自身、めちゃくちゃ調べ物が好きです。
肩が痛い。腰が張る。なんかしんどい。
講座でアドバイスしながらも、自分のことになると、
自分に偏りがあるんじゃないかって思うこともあったり。
そんな時、とりあえずスマホで検索してみたり、
最近ではAIに聞いたりなんかして。
「なるほど、これか」って、わかった気になる。
でも、そこからが、なかなか……。
たまにYouTube見ながら、画面のポーズに、
必死で自分の体を合わせようとするんです。
「あれ、この角度……もっと足、開くの?」 もがきながら、
「あ、これ、思ったより硬いかも」って気づく。
でも、動画は待ってくれません。
どんどん、次のポーズに進んでいきます。
時々置いていかれながら、なんとなく、それっぽくやって。
終わった頃には、合っていたのかどうかすら、よくわからない。
なんてこともあるのだ。
皆さんも一度は経験ないですか?
筋トレを1年続けられる人は、
100人中4人程度、というデータがあるそうです。
自宅トレーニングに限ると、3ヶ月以内にやめてしまう人の割合は、
ジムに通う場合の3倍近くになるとも。
正直、わたしも、その一人でした。
ジムで黙々と…。
短期間でやめてしまいました。
でも、リハビリの先生や、トレーナーの先生がついてくれると
話が変わってきます。
結果が出始めると、楽しくなってくる。
楽しくなると、自然と、習慣になっていく。
たぶん、「あ、これ硬いかも!」って気づいたその瞬間が一番大事なんです。
でも、動画にもAIにも、その瞬間を拾って、待ってくれる機能は、
ないんですよね。
AIは、知識としては完璧に教えてくれます。
それは、本当にすごい時代だと思います。
専門的なことも、誰でも、すぐ調べられる。
時間をかけて勉強してきたことも、秒で答えてくれる。
でも、
痛いのも、
しんどいのも、
もがいてるのも、
全部、生身のわたしの体で起きていることなんです。
だから私は、動画じゃなくて、リアルタイムで、
すぐにつながるオンラインで向き合う形にしています。
「あ、今、硬いなって思いました?」
「そこ、無理しなくていいですよ。ゆっくりで」
そうやって、その場で会話しながら進める方が、
圧倒的に、楽なんです。
楽しいし、続くのです。
外に出る必要もないし、着替えもいりません。
部屋着のまま、画面の前に座るだけです。
もちろんスッピンでも気にしません。
初めは、いきなりガッツリ動くことはしません。
まず、今の体の状態を一緒に見せてもらって、
「あ、ここ、そんなに硬くなかった」
「ここは、思ったより頑張ってくれてた」って、
自分の体を知るところから始めます。
ゆっくりと声をかけながら。
そっか……。
もし今、体のことが気になっているなら――
まずは、話すところから、始めてみませんか。
