脳内行者
色々大変な状況でPTAの会長を引き受けることになってしまって
できないできないできない…と悶々としていたとき
突然脳内に白装束の行者が現れた。
小柄で丸顔のくたびれた感じのおぢさん。
五分刈りのごま塩頭で、おでこには深いシワ
ちっちゃいお目々に白髪交じりの無精ひげ。
どう見てもイケてない。
で、その行者様(?)が
「それはねー、できないじゃなくて、やらないです」と。
ほんとにしょーがないねー、という脱力した雰囲気で。
「は、はいっ!ありがとうございました!」
と言ったときにはもう
くるりと背を向けて脳内からフェイドアウト。。。
自分はナニやら憑き物が落ちたようにすっきりしていた。
ひょっとして、ご先祖様かしらん。
また別なとき
急に難儀なことが持ち上がって
どうしようどうしようどうしよう…と、悶々としていたとき
突然また、あの行者様(?)が脳内に出現。
今回は一言
「案ずるより産むが易し」
で、そのまま掻き消えた。
「え、は?ありがとうございます…」
なんのこっちゃと思いつつも
またしても憑き物が落ちたようにすっきりしていた。
翌日
難儀な問題は雲散霧消して
要するに自然と解決していた…はあ?
あれ以来
どんなに大変なときにも「行者様」は現れない。
