📿✨ 御朱印旅│コミカルな仲間と歩く、福井で整う時間
静かな年始の時間に、御朱印帳を眺めていると、ふと浮かんできたのが、2024年11月下旬に訪れた福井の旅でした。
黒猫サナとキキに出会うとは、まだ想像もしていなかった頃。
振り返ると、この旅は思っていた以上に、自分の内側を整えてくれました。
メンバーは、いつもの御朱印仲間7名。
年齢は30代前半から70代前半まで。
気心の知れた顔ぶれです。
スリリング運転担当がいないのは残念でしたが、平和な布陣でした。
初日は小松空港からレンタカーで永平寺町へ。
まずは「けんぞう蕎麦」。
1時間待ちも納得の人気店です。
大盛りのけんぞうそばは、いくらでも食べられそうでした。
そば茶プリンまでしっかり完走。
すでに、気持ちはほどよく緩み始めます。
次はいよいよ永平寺。
道元禅師によって開かれた、禅の修行道場です。
1980年、両親と訪れて以来、二度目でした。
当時覚えているのは、
「ここで修行したら?」と言われたことくらい。
今回も、修行が必要そうな仲間が数名いましたが、心の中だけで留めました。

平日でも観光客は多め。
それでも、空気は静かでした。
時間が、ゆっくりと流れています。
賑やかではないのに、緊張感がある。
天井絵を見上げた瞬間、思わず息をのみました。
言葉が、いらなくなります。

和田八幡宮、出雲大社福井分院を巡り、
夜は福井駅近くで「越前がに」と「お酒」。


「永平寺でもっと清まるべきだったのでは?」
そんな声も上がりましたが、聞かなかったことにします。
二次会は、ビジネスホテルの私のシングルルーム。
7人で集まる光景は、冷静に考えると異様です。
それでも、声を抑えて、静かに盛り上がりました。
二日目。
福井神社では、越前がにの見開き御朱印。
「カニって食べるものだよね?」
不謹慎な声に、全員で笑います。

毛谷黒龍神社では願掛け石。
お願いごとを心に浮かべ、三回打ちます。
運気は上がったかな?
少なくとも、気持ちは上向きました。

大安禅寺、一乗谷城跡。
明智光秀が朝倉氏に仕えていた頃を思い浮かべます。
歴史は、想像力を静かに刺激します。


丸岡城を経て、最後は東尋坊。

打ち付ける波。切り立つ断崖。吸い込まれそうな迫力です。一歩、踏み外しかけました。優しい仲間のおかげで命拾い。今思い出しても、ぞっとします。

この旅で感じたのは、
「本物には、重みと味わいがある」ということ。
そして、
笑いながら歩く時間が、心を整えてくれるという事実でした。
歴史、自然、御朱印。
三拍子そろった旅でした。
そしてもう一つ。
この旅は、次の旅を決める時間でもありました。
帰り道。
すでに、次はどこへ行こうか。
そんな話が始まっていました。
旅は終わります。
でも、余韻はまだ続いています。

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