ギフテッドは制度が追いついてないのです……『天才だから大丈夫』ではない。
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最近よく聞くけど、いまいち実態がわかりにくい「ギフテッド」って言葉。今回はちょいとギフテッドについての解説記事です。
ギフテッドって本当に天才なの?!
ギフテッドって何?って言われるとああ知ってる!IQ130以上の天才のことだよね!って言われそうですが、正直現実的なギフテッドの実体はこれと乖離していて、複雑な特性を抱えていることが多いです。そもそもIQというものが、確実に正確な知能を表す数値じゃないということがあり、テストを受けたその時々によってかなり変化もするからです。あと、IQがめちゃくちゃ高くてギフテッドに定義されてても能力は普通、っていう人もいるんです。ほんとこれは人によります。
社会性が高い?むしろ詰む人多いです
ちなみにギフテッド。天才なうえに社会性が高い、とされていますがまあ支援なしでほっといたら基本(特にメンタルが)詰む人多いです(詰まない人もいる)。ちなみに発達障害とはまた扱いが別で、そしてギフテッドと発達障害両方を持っている人は2E(twice-exceptional:二重に特別な)と言います。
ギフテッドの特徴(性格・神経系)
とりあえずギフテッドの特徴を挙げていきましょう。
この部分、参考資料は『大人のギフテッド<高知能なのになぜ生きづらいのか?>』(著ジャンヌ・シオー=ファクシャン/訳鳥取絹子・筑摩書房)を使用しています。
ギフテッドの性格に欠かせない要素
・感覚過敏がある
・感情的な介入がつねにある
・過剰な感受性をもつ
・感情移入によって他人の感情を全てつかんでしまう
・五感が発達しすぎている
ギフテッドの脳神経的特徴
・脳の活性化がきわめて発達している
・神経の接続数が非常に多く、かつ神経網が脳のあらゆる部位に広がっている
・神経の樹木上になっている情報を連想ですばやく枝分かれ処理していくため、神経の構成が難しくなる
・潜在的抑制機能(脳の処理する刺激や情報に序列をつけて選び出す機能)が働かないので、周囲からの情報を選別せずに取り込んでいる
→常に頭がいっぱいな状態である
・問題解決のさい、使用したい情報へ明確にアクセスできない
・右脳の働きが強く、直感とイメージによる知能が強いため、言葉や単語という構成がうまくできない
一見普通に見える罠
ちなみに、このような特徴を持つ人は、「一見普通」に見えることが多いので、幼少期には「変わってるけど賢い子」扱いですまされ、大人になるにつれて「空気が読めない」「扱いづらい」「疲れる」と見なされることが多いのです。だから詰むこともあるって話です。
大人のギフテッドは見えなくなっている。
なお社会的には子供のギフテッドしか注目されてませんが、子供のギフテッドは成長するとそのままギフテッドの大人になります。でもその後支援が受けられないケース多過ぎ。
まとめ
ギフテッド、日本ではまだまだIQ130以上の天才という認識がまかり通っています。いや、ホント声を大にして言いますが間違ってますからこれ!! あと2023年、文部科学省は『特異な才能を持つ子どもたちへの支援』として8000万円の予算を計上しましたが、日本はまだ制度や支援体制はまだ発展途上です。
なお欧米は大分支援が進んでいる国もありますが(カナダ・オーストラリアなど)、アメリカなんかは衆によって制度がバラバラだったりしてますからねえ……。北欧はギフテッドのサポートありますが、2E対象だとやっと始まったばかり、とかあります。
ギフテッド=天才、イメージだけじゃなくて、制度支援の必要性がある存在だということを認識してもらえれば有り難いです。改めて言いますが、ギフテッドには支援が必要です!
ギフテッド系マガジン作りました。
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