【通信制高校から大学進学を目指す】入学前の履修科目を追加・変更しました
こんにちは。さなぎです。
N中等部に3年間通い、2026年の春からN高等学校への進学が決まった息子。
全日制高校出身の親としては「ふぅ……手続きも無事にできてゴールだぜ」くらいに思っておりましたが、なんとなんと一番重い作業が控えておりました。
「履修科目の追加・変更」
そうでした。N高等学校は単位制(通信制)高校でした。
とはいえ「ま、なんとかなるっしょ!」くらいの軽い気持ちでいたのですが……調べれば調べるほど”高校卒業後の進路”に影響を与えかねない要素が増えてくる。
この記事ではそのあたりを含めて、全日制高校との違いや息子が履修予定の科目についてお話しできればと。
単位制(通信制)高校だからできることもたくさんありますので、情報を集めて息子に託していく予定です。
と、その前に。お伝えしておきたいことがございます。
「最後は自己責任で決断してくださいね」
息子の履修科目を聞いて「自分もこれにしよう」「我が子もこれにしよう」と思っていただくのは自由です。
しかしそれを履修できなかったり、スケジュールが辛すぎてイヤになったとしても一切の責任は負えません(一応伝えておかないとと思いまして)。
またそういったこともありますので、ある程度の内容を有料とさせていただきました。しっかりさらけ出しておりますので無駄にはならないかと。
途中までは無料で読んでいただけます。その先を知りたいな〜と思われましたらご購入くださいませ。なんと15000文字の大ボリュームでございます笑
生徒さんご自身にも読んでいただけるように価格設定を低めに設定しました。文章もなるべく読みやすいようにしております。
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参考にしていただくのは大・大・大歓迎!
今後は毎年のこの時期にある履修科目選択(進級時の変更)であったり、大学受験の様子なんかも残していけたらと考えています。その際はおそらく有料記事となりますので、諸々包み隠さずお伝えできればと(さすがに大学名などは伏せますが)。
それではお役に立てることを願って、早速はじめていきましょう。
よろしければこちらもご参考ください。
ゆるりとお楽しみくださいませ〜。
⚫︎ 2026.7.13追記
入学から3ヶ月後の感想を記事にしました。
合わせてこちらもどうぞ。
完成された船? アレンジする船?

早速内容をお伝えしたいところなのですが……そもそも「全日制高校」と「単位制(通信制)高校」は何が違うのかをまとめておきます。
主な違いは3つ。
「学年」の概念があるか
履修科目の選択に柔軟性がある
卒業要件が大きく異なる
ざっくり表にしてみましたので、こちらをご覧ください。

表だけで大体の違いが分かりますね。
分かりやすい例を出すなら、こんな感じ。
全日制はすでに完成した船に乗る
単位制は船を改良しながら向かう
すでに完成している船(全日制)の場合、多少の不便があったとしてもそれを使わないといけません。とはいえ乗ってさえいれば目的地には迎え、やがて到達できます(高校卒業)。
逆に途中下船はできませんよね。万が一降りたらまた別の船を乗り込むことになります。乗りつづけなければならないことが、ときに苦痛になることも。
船を改良しながら向かう場合(単位制)は途中で使い物にならない部品が出てくるかもしれません。それを変更したら勢いが出るかもしれないし、本当に使えないかもしれない笑
もしかしたら……チート級にいいことが起きるかもしれない。しかし基本はコツコツ部品を組み立てないといけません。
乗り降りは自由だけれど、降りたことで不便が生じるかもしれません。逆も然り。
こう聞くと単位制(通信制)高校の方がめんどくさそうに感じますよね。大きい違いは自由度。これは全然違います。
全日制高校には”出席日数”というものが関わってきます。進級や卒業の要件として規定されています(一般的には年間授業時数の2/3以上または3/4以上の出席が必要)。
対して単位制(通信制)高校にはそれがありません。その分、自由なわけです。卒業要件に満たせば、卒業できます。
それらを踏まえた上で単位制(通信制)高校を選択されているかと思いますので、このあたりで細かい話はここで終わりにしましょう。
そうそう。定時制高校もありますよね。こちらはシステムとしては”全日制”に近いかな。決められた教育課程を進めていくのですが、時間帯や年数が違うので”別枠”扱い。そのため名称が異なるようです。
「定められた時間」=「定時」ですよね。つまり授業の時間は決められています。この点を覚えておくといいかと。
我が家が単位制(通信制)高校を選択した理由はその自由度からでした。
やはり高校生くらいまでですと集団生活で学べることが多い反面、人間関係で苦しむことはよくあります。そうなると学校に行きたくなくなるじゃないですか。
実際わたしも高1で化学の出席日数が相当危なくなったことがあります。あと少しで留年するところでした笑
単位制(通信制)高校は自己管理は必要だけれど、人間関係の煩わしさは幾分か軽減できると思います。それぞれのペースでやれますし。
唯一、集団生活を行うタイミングが「スクーリング」でしょう。息子の場合はN高等学校といっても通学コースですので、集団生活はほどよい程度にあります。
ひとと関わることも大切。
でも学校ほどの濃度は無理。
その点が最後に決断した部分だったかな。N中等部に通っていて、中高一貫で考えていたことが9割ですが……。
このあとお話ししていきますが、単位制(通信制)高校の場合は「自らの意思で決めること」が多く出てきます。
先のその先を考えながら動かないと、のちに後悔することもでてくるでしょう。その部分を子どもに押し付けるのは個人的にナンセンスかと。
親も一緒に考え、サポートする。ときには経験をもとに助言してあげるのが、”良い加減”のサポートだと我が家は考えています。
そのあたりについては過去にたくさん記事にしていますので、よろしければご覧ください。
卒業後の進路は中学3年から意識する

単位制(通信制)高校を選ぶ理由はひとそれぞれ。
高校卒業できればいいと考える子もいれば、やむを得ず転入・編入してきたお子さんもいるでしょう。体調を考えて選択された子もいると思います。
中にはすでに起業などをしていて、そちらに力を入れたいお子さんもいらっしゃるようです。それは頼もしすぎる。
息子もどちらかといえばポジティブな理由で単位制(通信制)高校選びました。
濃度の濃いぃ〜生活は難しいけれど、ほどほどであればまあいける。
社会人から逆算して少し遠回りでいいから、
自己肯定感を下げないように過ごそう。
これが息子の中高6年間のテーマです。
そのため割と早い段階から「どんな大人になりたいか」を考えさせております。N中等部でもそういった時間を多くとっているようなので、どちらにしても「高校卒業後」のことはそれなりに考えていたのかもしれません。
わたしが思う単位制(通信制)高校入学前のポイントはこちら。
「高校入学前から卒業後のことを考える」
いやいやいや、そんな余裕ねーし! と思うかもしれません。でもね、3年ってあっという間ですよ。中学校だって風のように終わったじゃないですか。
3年後、子どもが笑っていられるようにいまが少し辛くても考えなければなりません。少なくとも「親」はそうするべきです。
「そのうち子どもが考えるでしょ」とか「子どものことがよくわからない」とかもう言ってられません。3年後には社会に出される年齢になります。自分の子どもなのですから、できるサポートはしなきゃ。
……と自分にも常に言い聞かせています。わたしも常に平常心でなんかいられません笑
息子の場合、高校卒業後の進路は明確でした。
「大学に進学したい」
大学進学後もある程度本人の中で考えている分野があるそうです。ですので、いまの段階でその方角に向かえるように”船”を改良していく必要があります。
で、「履修科目」の話になるわけです。
まもなくこの記事は有料部分に入っていきますが、その前に息子が向かう予定の方角をまとめておきますね。
高校卒業後は大学に進学したい
国内外の両方視野に入れている
国公立、私立は特に問わない
下宿はしてほしい(by.親の意向)
現時点では理系の学部を志望
おそらくかなり広〜い選択肢かと思います。個人的には自宅の近くであろうと大学でひとり暮らしをさせたい。それは夫がそうだったことで、多くのことを学んでいたから。
時間の使い方・基本的な家事能力・アルバイトや遊びとのバランスなど、間違いなくいまに活きていることがとても多かった。
あと……親の金で暮らせるのも大学までですからね。やることやって、遊べるときに遊ばないと社会人になったらなかなかできません(ましてや結婚したらもっと自由はなくなります笑)。
というわけで相当ゆるい制限のもと、息子は大学進学を目指してN高等学校に入学することになります。
ここからの大きなポイントはひとつ。
「大学受験できるような履修をしておく」
高校から提示される標準履修モデルだけでは大学受験(特に理系学部)は難しいです。N高等学校の場合は”入学意思確認前に”これらの履修科目の追加や変更をする必要があります。
履修にもさまざまなルールがありますので情報をもとに、母であるわたしが分析し、息子と意見を照らし合わせて履修科目を決定しました。その様子をここからまとめていきます。
N高等学校の標準履修モデルとは

ここからは履修科目について解説していきます。
まずN高等学校(N高グループ)への入学が決まると「履修科目の確認」と「入学意思の確認」のメールが届きます。
順番としてはこんな感じ。
履修科目の変更・追加
事務局より確認&連絡→変更完了
入学意思確認ボタンを押す
かならずこの順番を守ってください。わたし一瞬「よっしゃ、入学だぜ!」と勢いでボタンを押しそうになりました。大変危険でございます(息子の人生を左右しかねない……笑)。
基本的には標準履修モデルでも大丈夫とのことですが、注意書きにはこう記されています。
履修科目はスクーリング等の負担が
少なくなるようご提案しています
これ、どういうことかというと……「卒業に必要な最低限やる履修科目だよ」という意味。このまま履修すると大学受験に必要な履修科目の単位が取れないことがあります。
ですので、1ミリでも専門学校や大学進学を視野に入れている場合は多少なり調整が必要。
履修科目は”卒業要件と高校の履修内規を満たす場合”に変更ができます。
異なる年度の標準モデル科目や標準履修モデル外の科目(数学Ⅱなど)を追加する、もしくは現在の履修科目と入れ替える
卒業年度を延ばす(入学年次の繰り下げ)
要は「提示されている履修モデルを変更する場合は、範囲内ならやれるよ」ということです。
しかも悩ましいのが、3年分決めた状態(しかも入学前)で申請をするのです。
もちろん進級時に変更はできるのですが、一旦は単位数が足りなくならないように計算しなければならないとのこと。
さすがにわたしも焦りました。が、調べ尽くして相談してようやく決着。無事に「履修科目の変更・追加」を終えました。
ここからは具体的な内容に入っていきます。
N高等学校で履修できる科目をみてみましょう。表にしてみました。
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