梅の実ころころ【おかあさんの梅酒】
こんばんは😊
占い部のなぎです🔯
7月末までやっている占い部はじめての課題企画✨
なぎも参加します⸜(*ˊᗜˋ*)⸝
「お義母さんの梅だから」
初めて梅を貰ったのは2年前。
なぎには13歳年下の親友がいます🍀
20年以上の付き合いの親友の名前は望😊
望の婚家に立派な梅の木があったそうなのですが、お姑さんも収穫しないし毎年実っては落ちて腐っていくだけだったのだとか💦
望は梅など触ったことがなかったのですが、綺麗な緑色をした実が芳醇な香りを放つようになって、それなのにただ地に還ってく姿に胸が痛んだそうで、
「少し実をわけてもらえませんか?」
そうお姑さんにお願いして、それから毎年梅シロップを作っていました。
そのお裾分けをもらっていたなぎですが、2年前、
「私だけじゃ梅を使い切れなくて……なぎさんも梅シロップとかつくってみない?」
そう声をかけてくれました。
なぎはかりんシロップやかりん酒、ゆず茶は毎年作っていましたが、梅の実は初めての体験。
「梅狩り体験もしてみる?」
お言葉に甘えて、男友達の北と望の婚家にお邪魔しました。
とってもいい天気の日で暑いくらい🌞
望やなぎの手が届く範囲は日当たりが悪くて梅の実が少なくて😅
結局望の旦那さんと北が脚立を使って梅狩りを2時間くらいしていました。
望となぎは、庭に実っている杏を食べたり紫陽花を見たり飼っている猫と遊んだり🐱
お姑さんが、よく冷えた梅サワーを振る舞ってくれました🥤𓈒𓂂𓏸
「去年望ちゃんがつけたシロップなの。美味しいでしょう」
にこにことお姑さんは言われます。
「お義母さんの梅が美味しいからです」
望も嬉しそうに返しました。
優しいお姑さんと聞いていましたが、本当にお互いを思いやっているのがうかがえて、なぎはほっこりして思わず微笑みました🙂💕
梅仕事デビューは12㎏
そんな素敵な思いやりのある梅の実✨
旦那さんと北が摘んだ実はなんと40㎏❣️
望は他の友達にも電話をかけて引き取り手を探しました。
「1㎏くらいでいいよ」
そんなふうにいわれている様子😅
なぎも初めての梅、1㎏くらいでいいかなって思っていたんですがなんだかこれは……
「なぎさん、何㎏持っていかれます?」
いつも人当たりのいい旦那さんが妙に圧力を感じる目線で尋ねてこられます(-ω-;)アレ?
「あ……2㎏ほど」
「え?」
「じゃあ3㎏……」
「え?」
気がつくと梅を12㎏もらっていました😱
うちにある容器では足りなくて帰りに8Lの保存瓶を3個買って帰りました💦
困っているなぎを見て北が、
「材料費は持つから梅酒を作って」
そう提案してくれて、大量の塩と氷砂糖とホワイトリカーも購入。
初めての梅仕事🔴
ネットで調べながらせっせとしました。
居間に新聞紙を広げて、ちまちまとヘタと取って……
12㎏の梅のお世話は大変でしたが、一人でゆっくり梅仕事をしていると、懐かしい思い出が蘇りました。
お母さんの梅酒
なぎのお母さんは、なぎが16歳のときまで毎年大量の梅酒をつけていました。
まだその頃は建替前の古い家で、増築を繰り返したため二階には上がれない無駄な階段があって、そこにたくさんの果実酒の瓶を並べていました🍀
お母さんはお酒を飲まないので、「作る専」。
いっときは「ゆすらうめ」(庭に大木があったので)、「りんご」、「れもん」など色々作っていましたが、やっぱり梅に戻ってきました。
やっぱり居間に新聞紙を敷いて、飼っている猫が邪魔をするのでドアをしめてちまちまとヘタをとって、焼酎で瓶の消毒をして、かすかに甘い香りのする青い梅ときらきらと光る氷砂糖を重ねて……
お母さんは旅行や喫茶店巡りが大好きで、あまり家にいることがなかったのですが、梅酒を漬ける時期は家にいて、こうやって漬けた梅酒の瓶を毎日ころころとゆっくり振っていました。
その時のなぎにはお母さんが何をしているのか分からなかったんですが、砂糖が良く溶けて梅の美味しいエキスが全体に行き渡らせるためだったようです︎💕
梅酒をゆっくりとゆするお母さんの横顔はとても穏やかでした♡♡(՞˶・֊・˶՞)🤍
そんなお母さんを見ていると、赤ちゃんだったなぎがだっこされてああやって優しく揺さぶってくれていた、覚えてないはずの記憶が鮮やかに蘇るようでした✨
梅をころころ
去年は梅が不作で梅狩りはありませんでした。
これは全国的なことだったようです💦
今年は豊作だよと望から連絡があって、梅雨の晴れ間の今月の15日、なぎと北は再び望の婚家にお邪魔します。
2年前にはいなかった望の赤ちゃんもいて、賑やかに梅狩りはスタートしました。

でもなぎと望はすぐに飽きてしまって😅
北と旦那さんに任せて家の中に入って、なぎがお土産に買っていったゼリーを食べながらおしゃべりをしていました😊
赤ちゃんはつかまり立ちが出来るようになって、それをほめたらとっても得意そうにして、なぎの近くにきては何回も立って見せてくれます🥰💕
可愛い︎💕
「もうだっこするのはぎりぎりなんだ」
望は困ったように笑いながら、赤ちゃんをしっかり抱いてゆっくりと揺さぶります。
今年の梅は実が大きくて綺麗✨
10㎏貰って、7㎏を梅干し、3㎏をシロップにしました。
北は最近ハイボールに凝っていて甘いお酒は飲まないので、今年は梅酒はなしです。
でも梅干しもシロップも、なぎは3時間に一回、瓶をころころと回して、全体に梅酢やエキスが行き渡るようにしてます🤗

重い瓶でなぎは持てないから、段ボールを広げて斜めに倒してころころと。
望の腕の中で笑っていた赤ちゃんの笑顔。
まだ若かった頃のお母さんの穏やかな横顔。
そんな姿が胸をよぎるとき、
「ふう」
と深い息がもれて、なんだかとっても癒やされているのを感じます
やさしい、自分だけの癒やしの瞬間☆。.:*・゜
そういえば、10年前に実家に帰ったとき、発掘された「20年物」のお母さんの梅酒を少しだけ飲みました。
深い琥珀色でとろりとしてはちみつのようでした。
「あのときに漬けていた梅酒はどうしていたの?」
長年の疑問でした。
「お母さんの梅酒を喜んでくれる人がいたからね、毎年あげていたんだよ。最後に梅酒を漬けた年に、その人は亡くなってね」
梅酒をころころしていなのに、穏やかな表情で言うお母さん。
きっと、飲む人のことを思いやりながら優しく梅酒を揺すっていたのでしょう。
2年前の梅干しはあちこちに配ってあっという間になくなってしまったけれど、今年はお母さんにも持っていこうと思います🥰💕
