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sui_sei
月に刻まれたもの
カーテンを開くと夜の名残が
まだ残っているから思い出す
いつまでも忘れられない名前
月に刻まれているね、きっと
恋の記憶と別れの痛みを今朝
計って花に水撒くように放る
淋しさの蕾をいくもつけてく
誰にも見せられない心の中に
あなたから逃げてこんな場所
一人でたどり着いたのけれど
毎夜夢を訪れるあなたの瞳が
甘くて優しいから決断悔やむ
シャワーを浴びて香水をふる
あなたが好きだった香り纏う
伸びてしまった髪を纏めつつ
窓を見ると空に溶けていく月
愛の記憶があまりに鮮やかで
あの苦悩の日々すら愛しいの
あれほど傷つけあった事すら
転がる恋のいたずらだったと
消えそうな月をただ見つめる
青白い朝日が緋色にかわって
新しい今日がまた始まってく
誰にも見せれない花を隠して
