ゆっくりと回る世界
ゆっくりと世界が回った。
万華鏡のように
姿を変え、
形を変える
丸い世界。
変わっているようで、
変わらない。
変わっていないようで、
循環している。
昨日あった点が、
いつの間にか点と点を結び、
線になっている。
少し前に見た線は、
今度は立体になっている。
そして次に見た時には
立体だった形は崩れ、
バラバラになった。
バラバラになった点は
四方に散らばり、
また別の点と繋がりだす。
繰り返し、回り、巡る。
形を成して、繋がり、解ける。
解けても、また繋がる。
明日は、どんな形でもいい。
それでも世界は、
ゆっくりと回っている。
お読みいただいて、ありがとうございました。本作はシロクマ文芸部さんの企画に参加しております。
