送り迎えの短い時間に灯る、心の交流
補習校の土曜日。
その一日は、教室の前での「おはようございます。」という保護者の皆様との挨拶から始まります。
全日制の学校とは違い、補習校では教室の入り口までお子さんを送り迎えしていただくスタイルが一般的です。そのため、私たち教師にとって、保護者の皆様と直接お顔を合わせる時間は、日常の欠かせない一コマとなっています。
この一年、そのわずかな立ち話の時間に、私はどれほど救われてきたことでしょう。
「先生、うちの子が家で漢字の練習を自らやるようになったんです。」
「先週の授業、すごく楽しかったと言って帰ってきました。」
そんな風に、お子さんの小さな成長の変化を直接伝えてくださる言葉。
学期末に「一年間、本当にありがとうございました。」とかけていただく温かいねぎらい。
補習校は、家庭と学校が二人三脚で歩んでこそ成り立つ場所です。
平日の忙しい合間を縫って宿題を見守り、土曜日の朝、眠い目をこするお子さんの背中を押して送り出してくれる。そのご苦労を一番近くで拝見しているからこそ、皆様からの「ありがとう」は、何物にも代えがたい最高の報酬でした。
子供たちの成長を共に喜び、時に悩みを分かち合えたこの一年。
私を担任として受け入れ、支えてくださった保護者の皆様に、心からの感謝を込めて。
皆様の温かいお言葉のおかげで、今年も無事に、清々しい気持ちで年度末を迎えることができました。
