名前の手前《詩・短歌》
通りすがりに
水仙が気になるとか
夕方の駅で
いつもすれ違う人を
見かけるとか
そんなことじゃなくて
朝の階段が
少しだけ歪むような
いなくなったことさえ
気づかないようなとき
香らない柑橘系が
頬のそばを抜ける
——そのようなもの
~短歌・tanka~
さくら香
花弁のなかに
気泡たち
水溜まりに映ゆ
月に気づきて

今回は、cofumi様×片桐みかん様の企画に楽しそうだったので
参加させていただきました。
テーマは「はじまりの予感」です。短歌と写真も添えてみました。
ありがとうございました♬
