フゴッペ洞窟が気になる
先日、私の住むマサチューセッツ州にある、謎の絵や文字らしきものが描かれた岩の事を書きました。
こんな岩です。

それで、こういう謎の壁画って日本に無いのだろうかってしらべたんです。それで出てきたのが
フゴッペ洞窟。
北海道の余市町にあります。小樽の隣ですね。
小樽と言えば…
私の先祖。笑
おそらく初期に福井から北前船で行った和人です。有幌町や穀物取引所の辺(小樽駅近く)の住所が出てきたので商人だったのでしょう。そんなわけで小樽はずっと気になる場所なのですが、訪れた事がありません。
さて話が逸れましたが、フゴッペ洞窟に戻ります。
まあまずは洞窟の壁画をご覧ください。
英語版のWikiからの写真です。

そうです。羽が生えている人です。
有翼人。
日本ですよ。こんな文化があったなんて…。
大事件じゃないですか!
この記事に発掘の経緯や内容、写真がよくまとめられています。
続縄文というのですね。1500年以上前です。
もう一つ、ちかくに手宮(てみや)洞窟という場所があって、そちらにも不思議な壁画がある模様です。
小樽ポータルのサイトにたくさん写真があります。
リンク:
https://otaru.gr.jp/tourist/temiyadoukutuhozonkan2024open
こちらはフゴッペ洞窟よりもずっと前に発見されているようです。
どうしてこんな大変なものが、教科書に載っていないの!
と思ったら、またこれも面白い話なんですよ。
まずですね。アイヌの民族の伝承にコロポックル伝説があるじゃないですか。妖精のようなものなのか、実在する何かなのかっていう議論が明治時代にありました。今はどうやらコロポックルは千島アイヌのことではないかという説になっているようですが、まだよく分からないようです。
そして当時は北海道異体文字というアイヌが持つ民具や古器物の一部に見られる文字のようなものは一体何なのかという議論もあったようなのです。
日本特有の神代文字、古代文字があったんじゃないかという議論も当時は盛んで、手宮洞窟で発見された絵も実は文字なんじゃないかと研究した方もいらっしゃったようなのです。

追加: 文字説について詳しいサイトを見つけました。
フゴッペ洞窟が発見される(1950年)ずっと前(1927年)に、近くで鉄道を通すために山を割っている場所でも文字が発見されていたらしいのですが、その時、アイヌの歌人、社会運動家の違星北斗(いぼしほくと)氏が、アイヌの文字という学説に異議を唱えます。
彼はアイヌの古老たちから情報を集め、小樽新聞に「疑ふべきフゴッペの遺跡」という投稿をします。それによるとどうも、アイヌではない何者かがそのあたりに住んでいた模様。そして、その人たちはクルプンウンクルと呼ばれていたと。
コロポックル、本当にいた!
だとすると先住民族の可能性もある。
ネットで検索すると、違星北斗氏を研究されている方のサイトで文献が見つけられますが、分析に感動しましたよ。
こんな重大情報があったにも関わらず、なぜか保存もされていないようで、一体どうなっているんだ…。
そしてその後、1950年にフゴッペの洞窟が発見されるのです。Wikiには海水浴をしていた中学生が発見と書かれていますが、なんとユーチューブに発見者が当時の成り行きを説明しているものがあります!
めちゃくちゃ貴重な情報じゃないですか!
この方が土を移動させていて洞窟を発見したそうです。洞窟を発見してから壁画に気が付くまでも時間差があったようです。鉄道のところにあった文字のこともご存知です。
考古学をする高校生が気が付いて学校に報告すると、これは一大事だと北海道大学がすっとんできて、洞窟の方はしっかりと保存されたようです。そして、じゃああの線路のとこの文字ももしかして…ってなったらしいですが、どうなったんだい?
たぶん世界中そうだと思いますが、こういう謎の古代の遺跡が割と雑に扱われて、過去のものをぶち壊してのさばってきたような後世の歴史、宗教、文化の方ばかりが大切に扱われたり、美化されたりしていません?
納得いかない。
フゴッペ洞窟と手宮洞窟、そしてアイヌの歴史とコロポックルの謎…これ、世界に知れたら興味ある人多いと思います。
なんたって翼生えてますからね。
角があるのもいるみたいですし。
うちの夫(米国人)にも教えたら興奮でした。
で。マサチューセッツの岩は一体何なのか!
壁画に詳しい皆様のご意見お待ちしております。
