買い手は何を見て450万円を決めたのか?7.5坪の美容室、内見当日の話
「小さな美容室でも、本当に誰かに引き継いでもらえるのでしょうか?」
「設備も古くなっているのに、価値なんて残っているのでしょうか?」
「内見に来た買い手は、いったい何を確認するのでしょうか?」
美容室の売却や引き継ぎを考えたことがある方なら、一度はこのような疑問を持ったことがあるかもしれません。
私自身、43年間美容師として働き、小さな美容室を経営してきました。
そして最後に、7.5坪のサロンを、単に閉店して片付けるのではなく、次の方に450万円で引き継いでもらうことができました。
この金額だけを聞くと、
「設備が新しかったからではないですか?」
「相当きれいな店舗だったのではないですか?」
「特別に条件のよい物件だったのではないですか?」
と思われるかもしれません。
しかし、実際に買い手が見ていたのは、シャンプー台の新しさや内装の見た目だけではありませんでした。
買い手が確認していたのは、
この場所で、自分が無理なく営業を続けられるのか。
引き継いだあとに、大きな不安や予想外の負担がないか。
単なる設備ではなく、営業できるサロンとして受け取れるのか。
ということでした。
今回は、私の実体験をもとに、問い合わせを受けたときに相手が何を気にしていたのか、内見ではどこを確認されたのか、そして小さな美容室が「引き継ぎたい」と思われるために何を整理しておくべきなのかをお話しします。
今すぐサロンを手放す予定がない方にも、ぜひ読んでいただきたい内容です。
なぜなら、買い手が見るポイントを知ることは、今の自分のサロンにどのような価値が残っているのかを知ることでもあるからです。
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