売れない営業ほど、“たまたま来た感”を出して自爆する
新規営業で、つい言ってしまう言葉があります。
「このエリアを順番に回ってまして…」
「近くまで来たのでご挨拶だけ…」
これ、めちゃくちゃ使いがちです。
僕も昔、普通に言ってました。
なんなら、
「ついで感を出した方が警戒されないだろう」
くらいに思っていました。
でも、今なら分かります。
これ、逆です。
むしろその一言で、
お客様にこう思わせています。
「あ、別にうちじゃなくてもよかったんだ」
これを言われた瞬間、
話を聞く理由が一気になくなります。
恋愛でも同じです。
「近くにいたから連絡した」
「暇だったから誘ってみた」
って言われたらどうですか?
いや、悪気はないかもしれない。
でも、ちょっと冷めませんか?
「私じゃなくてもよかったんだな」
って思いますよね。
営業もまったく同じです。
「近くまで来たので」
「順番に回ってまして」
この言葉は、
相手の警戒心を下げているようで、実は
“あなたはその他大勢です”
と伝えてしまっています。
人は、誰でも少なからず
“自分だけ特別に扱われたい”
と思っています。
だからこそ、最初に必要なのは
“ついで感”ではなく、選んだ理由です。
たとえば、
「御社のホームページを拝見して、〇〇の取り組みがすごく印象に残りました」
「このエリアの中でも、御社には一度直接お話ししたいと思っていました」
「同業のお客様でも似た課題が増えていて、御社にも関係ありそうだと思いご連絡しました」
こう言われると、
受け取り方が変わります。
「売り込みに来た人」ではなく、
“うちに理由があって来た人”
に見える。
この差はかなり大きいです。
もちろん、嘘をつけという話ではありません。
無理に褒める必要もありません。
大事なのは、
なぜ今日、この相手に声をかけたのか
を一言で伝えることです。
「たまたま来ました」ではなく、
「あなたに話す理由があります」
この入り方に変える。
それだけで、お客様のミットの構え方は変わります。
「ついでに寄りました」
と言えば、ついでの話として扱われる。
「御社だからお話ししたい」
と言えば、少なくとも聞く理由が生まれる。
同じ訪問でも、
入り方で一つでまったく別物になります。
明日から、
「近くまで来たので」
「順番に回っていて」
は一度封印してみてください。
代わりに、
「御社だからお話ししたくて」
「〇〇を拝見して気になって」
「同業で増えている課題が御社にも関係しそうで」
↓
「○○様あてに直接ご連絡させていただきました」
で入る。
お客様は、その他大勢として扱われたくありません。
“自分に向けられた話”だと感じた時に、初めて聞く姿勢になります。
今日も頑張って🔥
salesシッター たかゆき
※最初の一言で“聞く姿勢”を作る入口設計は、こちらにまとめています▼
【営業の「一番」最初。「そもそも」の話。~完全版~】
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