絵が下手すぎる私が中学生以来 数十年ぶりに水彩画を描いたら意外と悪くないかもと思った
中学校の美術の先生に物申す!!!
私は自分の人生史上、中学生時代が一番成績が良かったです。(頭が良かったとまでは言いません。上には上がいますから)
これは決して地頭が良かったわけではなく、小5の時にある人と出会い、その後自分で「決めた」からです。自分にしかできないことは何かと考え、その当時の結果が「勉強」でした。
ガリ勉になり、母からは運動部に入るよう強制されていたので、卓球部に入部。いじめられてからは退部してバドミントンクラブに入っていました。
クラブが終われば家に帰り、着替えてすぐに塾へ。その日の課題がどうしてもわからなければ何時になっても塾の先生に食い下がり、親が心配して迎えに来ることもしばしばという状態でした。
私は元から小学校の時もドリルが好きで、大人になった今でもやめられないパズル雑誌のような感覚で楽しみながらやっていました。
おかげで夏休みなどの長期休み前にはドリル系はすべて終えていました。
その結果、中3の受験生の頃には全国統一模試でも10位より下にはならないほどになりました。
一方で発達障害(当時は分かりませんでしたが)の姉は、好きなものは好きで寝食忘れて没頭し、嫌いなものや興味のないものはどれだけ強制されようがやらないので、成績も「1」と「5」が並ぶようなタイプでした。
姉は子供の頃から本の虫。図鑑と好きな本のシリーズが中心ではありましたが、「絵と文」に興味があったようで、自分で本を書き、挿絵も自分で描くということをしていました。
私はそれを見て「母の中の美術的遺伝子は全部姉に行ったのだな」と思っていました。
主要五教科については先に触れたとおりで問題なかったのですが、「通知表」というと美術・技術家庭・体育等が入ってくるのでオール5を取れるときもありましたが、美術が特に足を引っ張ることがありました。
そう。私、「絵が下手すぎる」んです。
技術家庭は好きだし得意だったので問題なく、体育もぽっちゃりながらも頑張っており、不思議なことに試験(逆上がりや倒立・ダンス等)になるときっちりできるので割と低い成績ではありませんでした。
ところが、「美術」だけは、彫刻やアクリル加工等は成績が良かったものの、写生会・デッサンといった絵を描くことについては成績が悪くなりました。
でも、これについてだけは、普段他人のせいに私も「先生が悪い」と未だに思っています(笑)
なぜか?
例えば国語は漢字の読み方・書き方を教えてくれます。
数学は問題の解き方を教えてくれます。
社会は今まで何が起こったのか、世界をどうやって把握するのかを教えてくれます。
それなのに、私は転校で中学は2校行っていますが、どちらの美術の先生も「どうすれば上手に描けるようになるか」を教えてはくれませんでした。
つまり、「成績=本人の素の力を計る」ということですね。
納得がいきませんでした。
入学した中学では教頭が美術担当。転校した中学では最悪なことに担任が美術教師でした。
入学した学校で、ある日「授業の始めの15分はデッサンをする」という期間がありました。出席番号順にモデルになり、教卓の上でポーズを取り、それ以外の生徒はひたすらその生徒を描くというもの。
私も必死に描き方が分からないながらも頑張って描いていたら「君はデッサンの時間になんで木を描いてるんだ!(もちろんモデルの生徒を描いていました)」と怒られてから、猶更美術がトラウマになりました。
数回だけ「絵が試験課題」だったのに、成績を「5」取れたことがあります。
その中で一番心に残っているのは「あなたが想う未来の花を描きなさい~理由も文章で書きなさい~」という試験でした。
私は「ラフレシア」さながらの、毒々しい絵を描きました。

ラフレシア(Rafflesia)は、東南アジア島嶼部とマレー半島に分布するラフレシア科ラフレシア属の全寄生植物で、十数種を含む。多肉質の大形の花をつけるものが多く、中でもラフレシア・アルノルディイ Rafflesia arnoldii (日本語で「ラフレシア」と呼ぶ場合、たいていこの種を指す)の花は直径90 cm程にも達し、「世界最大の花」としてよく知られている。この花の花粉を運んでいるのは死肉や獣糞で繁殖するクロバエ科のオビキンバエ属などのハエであり、死肉に似た色彩や質感のみならず、汲み取り便所の臭いに喩えられる腐臭を発し、送粉者を誘引する。
さらに、本来のラフレシアは葉・茎・根をもたないのですが、茎を何本も生やしてその先端は蛇の頭のようになっていて、そこから酸などを吐くというものを描きました。
この当時のことはあまり覚えていませんが、多分「植物は自力で移動ができないため、身を守る強いスキルを持った花が未来には進化して生まれるのではないか」というようなことを書いたと思います。
なぜか、中学生のこの「毒々しい華」は教頭に評価されましたが、一般的な同じ風景を見ての写生会、同じモデルを見てのデッサン等は成績が軒並み酷かったです。
そのため、絵を描くことはおろか、絵を見たりすることもあまり好きではなくなってしまいました。
大人になってからベストセラーを元にレッスンも積んでいますが何せ時間が足りないのです
『誰でも30分で絵が描けるようになる本』マーク・キスラー著
がベストセラーになったことがありました。私も興味を持ち、こんな絵が下手な私にそんなこと言っていいんですか?と生意気にも挑戦的な気持ちで購入し、実際にこれをもとにレッスンをしてみていますが、意外に効果が出ています。
興味のある方は、別のマガジンにまとめている以下の記事↓をお読みください。
しかし、私は社会人になるとき「毎年1つ以上の資格を取得すること」を自分に課し、ミドル世代になった今も続けています。おかげで現在は85個の資格を取得していますが、もちろん大人になって勉強をする時間を確保するのは容易ではありません。
仕事以外の時間は、資格取得のための勉強の時間を最優先するため、絵の勉強は後回しになっております。
どうしても必要があって言い出しっぺの私が描いた絵
ということで「絵の全般」が苦手な私ですが、どうしてもコミュニティで必要なものがあり、全員の賛同もあったので言い出しっぺの私が作ることに。
何を作るかというと、皆で自分の来年の目標を決め、それを葉も花も無い枝だけの木に「行動を起こしたらその日付と内容と名前」を花に書き、それを貼り付けていけば、1年後には満開になるであろうということです。
そのための、模造紙1枚を使った大胆な「大きな木」を描くことになりました。
当然のことながらここまで大きな作品を作るのは、実は数年ぶり…。よく計算したら十年以上ぶりでした。
あの時も「もうやりたくない」と思ったのにまた言い出しっぺになってしまいました。私も懲りないですね(笑)
さて、私は先に触れた本に基づいてデッサンを練習するだけでなく、主にDAISOですが、色鉛筆・クレヨン・クレパス・絵具まで揃えて、いつでも絵が描きたくなったら描けるように1つのバッグにまとめています。
模造紙はこれまたDAISOで2枚110円の物を買ったのですが、いざ描き始めたらあまりに枝が多すぎて(自分で描いたんですけどね)、絵の具が足りなくなりました。
私は大きな模造紙を広げてもいいスペースを無理に作っていたため、寝るのには困らないものの、早く家の配置を元に戻したかったのもあり、描き始めてから丸1日。何とか終えました。
それでは私の力作が完成するまでの様子をご覧ください。
【第一段階~お手本を見ながら下書き~】

まずは、お手本となりそうなイラストをネットで検索。それを見ながらシャーペンで下書きを始めました。
【模造紙1枚はでっかいよ…】

何とかがんばっているものの、一人暮らしの部屋では広げるスペースが少なく(実際には広げられるのですが、テーブルの上じゃないと穴が開いちゃうので)、作業できる場所が限られています。
何度も「今日はここまでにしよう」と思いつつ、差し迫っている期日を見てため息をつき、頑張ります。
【左下にも枝を描きおわり下書き完成】

私が自力で描こうとしていた時より、幹は半分以下になったものの、枝が逸れっぽい感じになって良かったなと。
改めて、お手本を見ながら描くことの大切さを実感しました(笑)
【クレヨンで枠線を描く】

DAISOには色んな絵画関連の道具も売っていますよね。私は水彩画関連・書道関連・クレヨン・クレパス・色鉛筆・水彩色鉛筆など、ほとんど一通りそろえたと思いますが、色鉛筆は個人的にはちょっと微妙だと思っています。
発色というか、そこまで求めていないものの、事故の障害で利き手にあまり力が入らないため、力を入れないと色がうまく出ないのが難点でした。
でも、クレヨンは良い感じです。
【最終段階~色塗り~でハプニング】

これまたDAISOの絵具セットと使い捨てパレット(これ便利)も使い、途中までは茶色で順調に行っていたのですが(左上あたり)、なんせ安いのに12色くらい入っているのでチューブ1本が少ないのです。
水で伸ばしても限界があり、でも買い物には行きたくない。
人間って限界を超えようとするときに脳が新しい道を開くというのはその通りで、茶色の代わりに、オレンジ・白・黒を混ぜてこげ茶をつくり、土台の方を何とか塗り終えました。
どうですか?
自分で言うのは何ですが、中学生の頃よりはるかにいい味だしているなと思いました。
最後に「裏張り」もしました。水彩画なので、そこまで水を使っていませんがそれでも使用したので、破れないようにガムテープで裏面をすべて貼りました。
1年間使うものなので、満開になればいいなと心から願っております。
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