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【カナダ】ショウディエールの滝

カナダの首都オタワに、先住民たちが神聖な場所としていた滝があるという。
街の中にそんな所はあっただろうかとマップで調べてみて思わず声が出た。
「ダムじゃん!」
どこからどうみてもダムだった。
ここが本当に先住民たちが神聖な場所としていた所なのか。

どうやら先住民たちの神聖な場所に勝手にダムを作って、100年ほど囲って滝を見えなくしていたらしい。
カナダの学校では、過去の先住民に対しての悪政を学ぶ授業があって、かなり力を入れているようだった。
今は政府が謝罪して、いろいろ補償政策をとっているらしい。
オタワの先住民といえばアルゴンキン(族)なのだが、ある時ヨーロッパ人が入り込んできて彼らの大事な滝にダムをつくり、滝を囲って見えなくされてしまったなんて、どれほどの悲しみだっただろう。
この発電所が近代化を担ったとか、何番目のダムだとか、よいもののように説明されているが、そうじゃないだろうという気がする。

古くなったダムを改築、囲いをなくし、きれいな公園を作って憩いの場として2018年に現在の形でオープンしたとのこと。
新しい観光地のような扱いになっている。

これでアルゴンキンに対して「きれいにして返したよ」とでもいうつもりなのだろうか。
何かすごく怒りというか腹立たしさが湧いてくる。

彼らが最後に見た滝と、今目の前にある滝は、全く違うものだろう。
彼らの気持ちを想像しただけで、いろいろな想いが込み上げてくる。
一度自分の目で見に行って、祈ってこようと思う。


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