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ショートショートが好きすぎて

【エッセイ】

 最近、ショートショートが好きすぎてちょっとおかしくなっている。
 チャーリーとチョコレート工場で、ウンパルンパが「頭の中はカカオのことばかり」といわれていたが、今の私はまさにそんな感じ。

「頭の中はショートショートのことばかり」神戸みかげです。

 今日は家人が誰もいないうえ、#想像していなかった未来 の公募最終日。

『想像していなかった未来』のド真ん中にいるのに『時間がなーいっ』ってなってた私にとって最高の一日なのです。

 早速、脳内をつらつら言語化していくぜい!

 想像していなかった未来、それはショートショートを書いている自分。

 2年前の私に「noteでショートショート書いてるよー❤」って言ったら、「あ???」って口あんぐりされると思う。
 それほど意外、異常事態なのですっ

 思い起こせば2年前――。

 とある社会問題に憤りをおぼえ、noteをつくった。そしてその社会問題について書きなぐった。

 そう。noteは私の「思ったことや感じたことを伝える場」であり「創作する場」ではなかった。ましてや「交流する場」ではもっとなかった。自分の考えを「吐き出す場」であり、基本他のひとには興味なかったはず。
 そのはずだったのに……。

 2年のあいだにちょっとずつフォローしたり、フォローバックしたりするようになった。そして他のひとたちの記事が気になって見にいったり、コメントしたりするように。

 そうやって少しずつ知見を広めていくうちに、徐々に「あれ? noteってかんなり楽しいぞ」となってきた。

 電車でふつうに座っている隣の人をしる感覚、といったらいいのかしら。『袖振り合っても知らんぷり』がリアル生活なら『袖振り合うも他生の縁』がnote。たのしい。

 そうして色んなひとをみるうちに「あ、彼女短歌かいてる。すごいうまいんですけど! ……私もかける、かな」と創作にちょっと興味がわいた。

 折しもnoteで『推し短歌』の公募をしていたので、ふらっと書いてみた。それがはじまり。

 さらにだれかが#毎週ショートショートnoteのハッシュタグで410字のショートショートをかいていたので私も書いた。うん、けっこう普通に書けた。

 ……けっこう普通に書けたのだが、自分の作ったショートショートはまーーったく面白くなかった。なんかスカスカ、オチも弱い。

『あれ? 普通に書けるんだけど、書けはするんだけど、なんか違う。……あ、この毎週ショートショートnoteって、毎週やってるのか。……じゃあ次の週がんばるか』

 こうしてなんとなく毎週投稿しているうちに完全にドはまりしていました。てへへ

 今ではたらはかにさんの毎週ショートショートnoteのメンバーシップ会員にもなりましたの。会員ナンバー20だよ♪

……ショートショートって、ほんと奥深い。

 字数を削りすぎるとあらすじになり、展開を広げすぎると410字におさまらない。オチが必要かと思えば、別になくてもいい。雰囲気を味わうショートショートもおいしい。短い文章で人をにっこり、あるいはほっこり、あるいはどっきりさせるなんて、ショートショートはすごい。

 ……と、同時にむずかしい。

 田丸雅智先生の書き方講座の本も買ったし、洛田二十日さんのショートショートを読んだりして研究しているが、実はまだショートショートというものが上手く書けない。わからない。

 正確には、最近さらにわからなくなった。

「知れば迷い 知らねば迷わぬ 恋の道」とはよくいったもの。

 私は最初、ショートショートを数独のようなパズル感覚でしていた。

 変わったコトバからストーリーを作る、それをふさわしい言葉で埋めて文章にする。ほら出来上がり、って感覚。

 うん、これでできる。

 ショートショート「は」できあがる。

 でも違う。
 多分、そこからが大切なんだと思う。

 田丸先生の作品は、銘がうってなくても田丸先生だと分かる。
 つまり、そこから踏み込んで「自分の」小説にするのが大切なんだろう。

 たらはかにさんの作品も、望月滋斗さんの作品も、銘をうっていない状態でも私にはわかると思う。
 でも私のショートショートはわからない。
「だれ」の部分がないように感じる。無個性ってやつだ。

 個性とか自分の色ってどうやって出すんだろう。

 以前マイトンさんのショートショートを読んで素敵だな、と思った。
「シェフの本気カルボナーラ」という単語がショートショートに出てきたのだ。

 私は思わずコメント欄でそのことに触れた。
 そして、それに関するマイトンさんの返信に感銘を受けた。

『たしかに本文に不要なところで字数使ってますね😁でもきっと自分の世界ではこういうのが大事なんだなとコメント頂き気付きました』

【自分の世界】
 私に欠けているのはそれなんだろう。

 でもこればっかりはショートショート講座を読んだり、ひとから学ぶたぐいのものではない。

 長いこと『自分の文章』『自分の世界』『自分そのもの』と向き合ってきた人がたどりつける場所、のような気がする(感覚的にできる人もいるだろうが、私はそのタイプではない)。

 私も頑張ってみようと思う。
 自分のカラーが出るまで一歩ずつ。

 迷いの文章はここまで。

 ちょっと吐き出せてスッキリした。あんがと。

 さて、最近の私。

 note以外の公募にショートショートではじめて出しましたー✨✨

 それがこれ「笑い」の短編小説コンテスト(11/30〆)

 迷いの最中だったので新しいショートショートをまーったく思いつかず、以前書いたスベリ高等学校をリライトしてUPしました。

 もしよかったら、とんでみてね。

 いろいろ失敗しているし、ノリきれなかったのも分かっているんだけど、とにかくショートショート初公募しましたわよ。

 ちょっとずつ前に進めたらいいな。

 そしていつかショートショートで賞とかとりたいなー、と野心まで持つようになりましたw

  2年前の私へ。
 ショートショートにハマってるミライは楽しいぞ。

 おしまい

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