【経営評論】バンガード5億5,000万円は、なぜ三水会へ流れたのか?バンガードと三水会に関わる田中茂氏は、何を知っているのか?
【経営評論】
株式会社バンガードエンタープライズ。
東京・丸の内に本社を置き、鋼材輸送やバルカー船の運航業務などを手掛ける企業である。
そのバンガードを巡り、一つの大きな資金の動きが問題提起されている。
5億5,000万円。
法人A側の提訴請求書によれば、バンガードから一般社団法人三水会へ、2020年中に5億円、2025年中にさらに5,000万円が寄付されたとされている。
これは法人A側の主張であり、現時点で裁判所が認定した事実ではない。
なぜ、バンガードから資金が流れたのか。
時間を2020年まで戻す。
三水会は同年8月に設立された一般社団法人である。
児童養護施設などを退所する若者を対象に、就学支援や住居提供などの自立支援に取り組んでいる。
代表理事を務めるのが堀伸夫氏だ。
三水会が公表する経歴によれば、堀氏はバンガードで役員、社長、会長を歴任し、2018年から顧問に就任している。
バンガードと三水会には、人的な接点がある。
その三水会が設立された2020年と同じ年に、5億円が寄付されたと法人A側は主張している。
なぜ三水会だったのか。
誰が寄付を提案し、誰が5億円という金額を決めたのか。
三水会の支援活動の意義と、バンガードの経営判断は別である。
そこに、もう一人の名前が浮かぶ。
田中茂氏。
公認会計士・税理士として活動してきた人物である。
三水会によれば、田中氏は同法人の設立時から理事を務めている。一方、法人A側の資料では、バンガードの取締役だったとされている。
それだけで5億円の寄付を決めたとは言えない。実際に意思決定へどこまで関与したのかも、現時点では確認できていない。
5年後の2025年。
法人A側は、バンガードから三水会へさらに5,000万円が寄付されたと主張している。
最初の5億円は、具体的に何に使われたのか。
バンガード側は、その使途をどこまで把握していたのか。
そのうえで、なぜ5年後にさらに5,000万円だったのか。
その間も、田中氏は三水会の理事を務めている。
この資金が三水会へ向かった経緯について、何を知っているのか。
バンガード5億5,000万円の行方を解く鍵は、田中茂氏ではないのか。
【参考資料・関連リンク】
・一般社団法人 三水会「組織概要」
三水会の設立年月、事業目的、代表理事・堀伸夫氏、理事・田中茂氏などの役員構成を確認できる公式資料。
・一般社団法人 三水会 公式サイト
児童養護施設などを退所する若者への就学支援、住居支援など、三水会の活動内容を確認できる。
・e-Gov法令検索「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律」
一般社団法人の理事の忠実義務、利益相反取引、理事会などについて定めた基本法令。
・e-Gov法令検索「会社法」
株式会社の取締役の善管注意義務・忠実義務、利益相反取引、取締役会の権限などを確認できる。
・Wikipedia「一般社団法人」
一般社団法人の制度、設立方法、社員・理事などの基本的な仕組みについての解説。
・Wikipedia「コーポレート・ガバナンス」
企業経営における監督、説明責任、利益相反管理などを理解するための基本的な用語解説。
会社に意見を言えるのは「4億円持つ人」だけ?─株主提案権の制限に反対します
Change.org
c.org/8dtD8xBH2X
#バンガードエンタープライズ #三水会 #田中茂 #5億5000万円 #企業ガバナンス
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