【393】死神が教えてくれた「生きること」の話
最近、TVerで嵐特集をやっていて、大野智さん主演のドラマ「死神くん」を観ました。
タイトルだけを見ると少し怖そうな作品ですが、実際に観てみると全く違いました。
この物語の主人公は、新米の死神413号こと「死神くん」。
死期が近づいた人のもとへ行き、その人に残された時間を伝え、魂を霊界へ導く役目です。
けれど、ただ淡々と仕事をするのではありません。
死神くんは、死を迎える人たちと関わりながら、その人の人生や想いに寄り添っていきます。

死神でありながら、「生きること」の尊さを教えてくれる存在なのです。
私はこの作品を観ながら、何度も考えさせられました。
人はいつか必ず死を迎えます。
それは誰にも避けられないことです。
でも、普段の私たちは、そのことをあまり意識せずに生きています。
「また今度でいいや」
「いつかやろう」
そんなふうに思っていることが、実はたくさんあるのかもしれません。
けれど、このドラマに登場する人たちは、自分に残された時間を知ったとき、本当に大切なものに気づいていきます。
・会いたい人。
・伝えたい言葉。
・やり残したこと。
人生の終わりが見えたとき、人は何を大切に思うのだろう。
そんなことを考えながら観ていました。
そして不思議なことに、このドラマは「死」を描いているのに、観終わった後は少し前向きな気持ちになります。
「今日を大切に生きよう」
そんな気持ちにさせてくれるのです。

大野さん演じる死神くんも、とても魅力的でした。
どこか頼りなくて、失敗もするのですが、人のために一生懸命で優しい。
だからこそ、死神なのに怖くなくて、むしろ会いたくなるような存在でした。
死神という存在を通して、「生きること」を描く。
とても不思議で、温かくて、少し切ない作品でした。
もしまだ観ていない方がいたら、ぜひ一度観てみてください。
きっと観終わったあと、大切な人の顔が浮かんだり、自分の毎日を少しだけ愛おしく感じたりすると思います。

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