乗り換えで毎週使う駅「勝田台」を、YouTubeで見直してみる
YouTubeでアンジャッシュ渡部さんのロケハン動画を流していたら、勝田台が出てきました。勝田台は私が毎週使っている駅で、佐倉市民にとっては「都内への玄関口」のような場所。普段は降りずに通り過ぎている街が、外の人の目を通して知ると新たな発見がたくさんありました。
ロケハンに勝田台が出てきた
この番組は、渡部さんがいつか地上波のグルメ番組に戻ることを目標に、知られていない店を回っていくというコンセプトのチャンネルです。第101回・102回が、まるごと千葉・勝田台で2本立てになっていました。101回は「圧倒的ブラック」という言い回しで紹介されていた竹岡式ラーメンを中心にした飲み歩き。102回はもつ焼き屋で呑んで、最後にスナックママのところに上がり込む、という流れでした。
動画に映っていたのは、毎週のように見ている駅前の景色そのものです。乗り換えで通過しているだけだった場所が、編集を通すと「ちゃんと飲める街」として見えてくる。慣れた景色を別角度から見せられたときの、少し戸惑うような感覚がありました。
佐倉市民にとっての玄関口
念のため確認しておくと、勝田台駅は八千代市です。佐倉市の駅ではありません。
ただ、住んでいる場所によっては、佐倉市内のどの駅より勝田台のほうが近いことがあります。佐倉の西側からは京成本線で数駅、すぐ着いてしまう距離です。「隣町」というには近すぎるので、生活圏としてはほとんど内側に含まれている感覚があります。
勝田台が通勤ハブとして頼りにされている理由は、東葉高速線が乗り入れているから。東葉勝田台駅は東葉高速線の東端、つまり東京方面行きの始発駅です。ほとんどの列車が東京メトロ東西線に直通し、一部はそのままJR中央線の三鷹まで走っていきます。朝の上り時間帯は本数も多く、通勤快速も入っています。
東葉勝田台駅の良いところは、始発駅で座って都心に行けること。京成本線で京成佐倉や臼井から乗ると座れないことが多く、押上経由か日暮里乗り換えで結局立ったまま着くことになりがちです。勝田台で東葉高速に乗り換えれば、始発から座って大手町・日本橋まで着席で通せる。電車賃は高いですが、座れるのは大きいですね。
渡部さんが回った順に、勝田台の店を見ていく
正直に書くと、勝田台で乗り換える日は多くても、駅前の店で食事をしたことはほとんどありません。乗り換え駅としてしか見ていなかった、ということです。動画に映る一軒一軒を眺めながら、自分が通り過ぎていたものに気づかされました。
ここからは動画の動線に沿って、店を順に見ていきます。最後に、私が一度だけ入ったことのある店を1軒だけ添えます。
101回・1軒目/酔い家 図南郎
101回の最初に渡部さんが入っていたのが、勝田台駅・東葉勝田台駅のどちらからも徒歩すぐの「酔い家 図南郎(よいや となお)」。創作料理と焼酎を中心にした居酒屋です。
調べてみると、焼酎・梅酒・果実酒で100種類以上、店内には水槽があってアロワナが泳いでいるとのこと。居酒屋でアロワナが泳いでいる、という情報のかみ合わなさが先に頭に残ります。お座敷・掘りごたつ・カウンターと席が混在していて、用途を選ばない作りになっているようです。
101回・2軒目/中華そば 金ちゃん BEYOND
図南郎の次に向かったのが、勝田台駅すぐの「中華そば 金ちゃん BEYOND(ビヨンド)」。京成サンコーポD棟の1階にあるラーメン店で、101回タイトル「圧倒的ブラック」の主役にあたります。
竹岡式ラーメンは、千葉県富津市の竹岡地区が発祥のローカルラーメンです。チャーシューの煮汁をお湯で割ったような濃い色のスープが特徴で、見た目がほぼ真っ黒。「圧倒的ブラック」というのは、そのスープの色を指しています。
金ちゃんBEYONDは創作系の中華そばを軸にしている店で、竹岡式もきちんと出していると地元では知られているようです。火曜と水曜だけ、朝6時から朝ラーをやっているらしく、出勤前に勝田台で一杯すすって東西線に乗る、というのが成り立ちそう。通勤ルート的に朝ラーなんて想像もしたことがなかったですが、ぜひ一度試してみたい・・・!
101回・3軒目/串揚げ専門店ひふみ
ラーメンの後に流れていったのがひふみ」。勝田台北口から徒歩2分にある串揚げの専門店で、2014年の開業から地元に根を張っている店です。
調べてみると、串は1本1本手刺しで仕込んでいるとのこと。30種ほどのラインナップがあり、オリジナルの手羽先串が看板らしく、累計3万本以上売れているという。串揚げというと重くなりがちなイメージがありましたが、胃もたれしない揚げ方にこだわっているそうです。
居酒屋→ラーメン→串揚げ、という101回の動線を一晩でこなしているのを見ると、勝田台の駅前は思っていたより呑める場所として組み立てが効いているのだと思います。
102回/もつ焼 角一
102回のタイトル「コスパ◎もつ焼きで呑む」の主役が、勝田台駅南口から徒歩2〜3分のもつ焼き屋「角一」です。
調べると、勝田台のもつ焼きで名前が挙がる店として何度も出てきます。古い大衆酒場の外観で、知らずに通ると素通りしてしまうタイプ。プレミア焼酎の「魔王」が大衆酒場の値段で出てくるという話があり、動画もそのコスパが見せ場になっていました。
102回はこの角一でしっかり呑んだあと、渡部さんがスナックママのところに上がり込む流れで終わります。スナックは紹介制のお店だったので、ここでは触れずにおきますがyoutubeのコメント欄はママへのリスペクトで溢れていました。
番外編/大衆酒場 竹うち
最後に、動画には出てこないけれど勝田台で名前のよく挙がる店をひとつ。「大衆酒場 竹うち」です。
私が勝田台で一度だけ入ったことがある有名店が、この竹うちでした。本店と弐号店があり、いまは船橋にも出ているとのこと。朝仕込みの新鮮なもつを使う、勝田台らしい大衆酒場の佇まいの店です。
訪れたのは土曜の夜で、店内はほぼ満席。常連客も入り混じってがやがやと賑やかでした。一品一品の細かい記憶は残っていないのですが、「価格に無理がなくおいしい!」というのが帰り道に残った印象です。お酒もつまみも気軽な値段で、もう一度行きたいと思うお店でした。
101回と102回を通して、勝田台駅前の数百メートルだけで、居酒屋・ラーメン・串焼き・もつ焼き・スナックという違う層の店をハシゴできることが見えてきました。勝田台が繁華街?ということを再認識。これだけ別ジャンルの店が並んでいるというのは、地味だけど厚みのある事実です。気になる方は動画も併せてどうぞ。
通り過ぎていた駅を、もう少し降りてみる
YouTubeで地元の隣町が出てきたのを観たことで、毎週通っている駅の見え方が変わりました。乗り換えとしてしか使っていなかった場所も、降りてみればちゃんと面白いものが残っている。次に勝田台で降りるとき、まずは朝ラーにチャレンジしてみたい!
