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彼らは確かにそこに”在った”

2025年7月20日 横浜Kアリーナ

ROF-MAO 2ndライブ ”Limitless”

彼らの旅路の一端にこの身で触れられたことを心から幸福に思います。

生まれて初の現地参戦を果たした1オタクの備忘録です。

尚、本当に朧気な現地での記憶を書き記しているためのだけ詳細は期待しないでください。

ネチケ買ってないので写真もないです。


開演前

入場

暑かった。ただひたすらに暑かった。黒のライブTシャツは殺人級だった。ライブタオルは横幅が短すぎて首が一切守られなかった。

一緒に参戦した相方と共に暑さに騒ぎながら、ふと周りを見渡せばいくつもの痛バや缶バッジのロゼッタ、パペットなどが見えた。

ライブ含め、ROF-MAOはもちろんにじさんじのイベントに参加するのは初めてだったので、自分と好きなものが同じ人間がこれだけの人数いるのだと、何となく嬉しくなったことを覚えている。

ライブが始まる前の何とも言えない高揚感は、独特なものだと実感した。

アリーナの建物内に入ると、いくつものフラワースタンドがあった。

できる限り見て回ったけれど、絶対10分の1も見れてなかったと思う。(噂によると社長が贈ったフラスタもあったらしい。)

アクスタやろふまるマスコットとの写真を撮り、相方と共に一通り写真を撮ってアリーナの扉を潜った。

アリーナ内

最初に視界に飛び込んだ景色は圧巻という他なかった。

20,000人ものキャパの建物に行くこと自体初めてだったし、下の方に見えるステージやモニターが、ついに会場に来たのだということを実感させてくれた。

個人的な話をすると、自分はまあまあ高度の高所恐怖症である。

だからLevel7の席が当たった瞬間は「終わった」と思った。

実際は真下を見なければ案外大丈夫だった。地面の安定感があったことも大きいと思う。大人数が一気に動かなければ全然動かなかった。

話を戻すと、自分の席につくとテープで袋が貼ってあるのを見つけた。

ピグパーティーコラボのステッカーと、無線制御ブレスレットライトが入っていた。

相方と各々の推しの色を点けて遊んだり、はめる場所を調整しながらモニターに映っているイベント直前突撃レポートを眺めた。

個人的に好きだったのは甲斐田の好きなところを聞かれて、照れたと思ったら唐突な甲斐田呼びをしたお姉さん。さすが晴女。甲斐田のリスナーは分かりやすい。(個人の意見です)

スーツの胸ポケットにはやとぷすのマスコットを入れて参戦し、内ポケットからデュエルマスターズのカードを出した潜在株主のお兄さんもいた。強すぎる。

あと、事前に公開されていたライブの楽しみ方動画にコメントするネスくんも面白かった。そしてなぜかスタッフ状態で現地中継に映り込む提供ニキ。もはや触れられてなくて笑った。

残念ではあるが、流石に円陣の声は聞こえなかった。(うらやましいぞアリーナ席。)

しばらくするとついにライトが消え、会場が暗くなった。
ついに始まるという興奮もあり、実はこの時の記憶はあまりない。

ライブ本編

OP

バンドメンバーのチューニング。どうやら最初の曲のインスツルメントらしかったが、その時の私は気が付かなかった。

無線制御によって一色に染められた会場は本当に綺麗で、これが事前に聞いていた無線制御の素晴らしさなのだと実感した。

バンドのスポットライトやブレスレットのライトが消え、完全に闇に包まれた会場に四人の姿が映し出された。

一曲目 New Street, New world

駆け抜けたい 駆け抜けたい それしかないに決まってんだ

会場に響いた四人の歌声。

正直な話、最初は何が起こっているのか分からなかった。

私が状況を理解するよりも早く、次のフレーズが響き渡った。

ちゃんと聞いてくれよ 本気の言葉

ここで彼らがアカペラで歌っていることに気づき、絶叫した。絶叫というか発狂だったかもしれない。周りの人ごめん。みんな叫んでたからイーブンということで。

ここでバンドが合流。本格的に曲が始まった。

初めて生で聞く彼らの歌声。ライブの音圧は現地に行くのが一番いいと言われた意味はすぐに理解した。

「We have 志」ずっと叫びたかったんだよね~

夢が一つ叶いました。

二曲目 情熱的ボーイ

演出の印象が「頑張ってるなー、遊んでるなー」だった。

曲自体はおはスタとかで披露されたこともあるから振りは何となく知っているパートも多かったけれど、流石にライブに合わせて仕上げてきてるなという感覚はあった。(何様)

三曲目 ガム

錆の振り付けがめちゃくちゃ可愛かったです。思わず真似した。

私の周辺だけかもしれないんだけど、振り付けの手拍子に合わせた拍手の音が、錆を繰り返すにつれて少しずつ大きくなっていったのが何か良かった。(語彙力)

四曲目 一撃

何だぁこの曲は⁉
何だか知らねぇけどお前ら嬉しそうだな!!
だってお前ら、この曲好きだもんなぁ!!

嫌 い な わ け な い だ ろ !

こちらとらおまいさんらの曲が好きすぎて激戦のチケット争奪戦を勝ち抜いて、安くないお金払って遠征してきた人間だぞ⁉嫌いなわけないだろ⁉

それはそうとして、当然ですが最高潮にぶちあがりました。

社長の「受けてくれ!我々の一撃!!」が生で聞けたのが嬉しすぎて軽く昇天した。コーレス最高に楽しかったです。

MC

四連発の楽曲披露が終わり、MC突入。どれだけノンストップでやるのかと思ってたからちょっと安心した。

社長が「ライトの話したい……!」とおっしゃるので、自己紹介もそこそこにライト遊びタイム。

四人のリクエストに合わせて変化するライトは綺麗という他無かった。

剣持の「ランダム」リクエストに関しては、制御してる人頑張ったんだろうなぁ(笑)という感想。言語化しづらいので、気になるなら無料パート見てほしい。

五曲目 勝利の歌~最強無敵ナンバーワン~

笑えるぐらいの日アサ感だった。

自分は正直この曲のコーレスほぼ覚えてなかったけど、周りに合わせて言語っぽい何かを叫ぶだけでも楽しかった。こういうのは雰囲気が大事なので。

「誰よりもずっとやさしくなりたい」という歌詞が謎に自分にぶっ刺さり、他の演出やダンスに関する記憶が総じて吹っ飛んだ。無料パートでよかった。

曲のラストでは問題のシーン。

社長「これにて、無料パート終了―!!」
他三人&現地民「イェーイ!!」

何もイェーイじゃない

いや、思わず叫んじゃったけど。つられちゃったけど。

後で冷静になったとき「ん?イェーイじゃないな?」って気づいてちょっと笑った。でも、あそこで「えー」とか言うのも違うから、イェーイって叫ぶしかないと思うのよ。

あれ以上に清々しい無料パート終了宣言はない。少なくとも今この瞬間においては。断言できる。

六曲目 ROF-MAOメドレー

1.Follow your hart

この曲に関しては私より相方が発狂してた。

というのも、入場前の待機列で「歌ってくれないかなー」「運営の方針考えたら二人曲はなさそうじゃない?」という会話をしていたので。

四人での歌唱を基本方針とするグループが、二人曲としてリリースされた曲を四人で歌うという選択は、考えれば当然ではあるのだけど考えたこともなかったため、完全に脱帽という他無かった。

ついでに述べておくと、周りのFYH大好きオタクも発狂してた。

そりゃそうだ。みんな来ると思ってなかった。

自分的には他の曲に比べて聴く機会が少なかったのだけれど、改めて聞いてみると良い歌詞だなと思った。

2.ラックハック

我ラックハック大好き侍。

AimHigherと1stライブ両方でフル尺謳われてたから、流石に今回はないかと思ってたので普通にうれしかったですハイ。

3.HANABI

一瞬首にかけていたタオルを回しかけた。完全に1stライブを引きずってる。

4.Do or die

相変わらずおしゃれな曲。

ボックスステップが前より綺麗になってた気がする。

流石に今回は社長の暴走(?)はなかったけど、随所に1stの面影が見えて、当然かもしれないけど彼らの中に残っているんだと思うと少し嬉しかった。

5.Let’s get the party started!

これに関しては私が発狂した。

AimHigher以来歌われることがなく、今回もないのかと思っていたので完全に虚を突かれた結果になった。

コーレス楽しい(n回目)

いや、全曲楽しいんだけど、この曲はとびぬけて楽しい曲の一つだと思う。コーレスで出来上がる曲。

AimHigher時点ではまだコロナ禍だったから、初のコーレスあり歌唱だったことを考えると四年越しの完成と言えるのかもしれない。

6.challengers

記憶がないです。多分かっこよかった。

7.前進宣言

メンバーがクラップ促して、みんなで手拍子したテンポのまま曲開始

私はあまりにも鈍かったので、この曲のリズムであることに一切気づいてませんでした(笑)

甲斐田の「腰に負担かかるし見栄え悪いヘドバン(剣持談)」は健在だった。

甲斐田の「どんなもんじゃい」聞けた~!

今回はメドレー中なのもあってか、いつもより抑え気味だった気がする。

次聞くことがあったら思いっきり叫んでるの聞きたいな~と思う。

8.ウィーアーポップスター

ろふまおの体幹が問われる曲(笑)

流石に小さくだけど一緒に手を振った。楽しい。

MC

メドレーやれるぐらい曲増えたんだよねー、みたいな話をしてた記憶。

ミニアルバム二つ、フルアルバム一つ、シングル一つ。確かに増えた。

空気をリフレッシュしていきましょう!という甲斐田の煽りで次の曲へ

七曲目 Refresh.exe

メロかった~!

クラップの音量は現地ならではだな~という感覚

確かコーレスはそこまでなかったはず。現地もみんなゆったりしてた

剣持の「悩んでいるからこそ 休んで好きなだけ」のパートで普段見れない、ちょっと気の抜けたような動きを見せられて発狂した。

腕頭の後ろで組んで足ぶらつかせるとか
そんな動きしたことなかっただろお前!?

八曲目 感情BONBING

「空気を入れ替えたところで、私たちと一緒に踊っていただけませんでしょうか!」は社長の煽り(ネチケ買った相方談)

普通この入りだったら舞踏会始まるんだろうけど、
そこはろふまおクオリティ。

相方がひたすら双眼鏡(持参)覗いてた

1stライブの舞台裏映像で剣持が「おしゃれな曲だと思ってた」って言ってたけど、やっぱテンション上がるな~という感じ。個人的に。

九曲目 Bring it on

社長のジャンプ力おかしいと思う。普通に。最年長だよな?

開演前に相方と「ダヨーたち出て来ないかな~!」と言ってたらまさかのROF-MAL襲来。宇宙背負った。

ダヨーのパラパラ可愛いし、なんか宇宙生命体いるし、メンバー困惑してるし

相方が「目が5個欲しい……」って言ってて流石に吹いた。分かるけど。

十曲目 布袋尊

四人の千手観音綺麗だった~!

なんか途中でフワフワ飛んでたね。竜の頭。

何事もないように歌っててちょっと面白かった。

十一曲目 AGATTA

こちらはyoutubeに動画が上がっております。早すぎないか公式くん。

タオル回す人以外といないんだな~と思った。私と相方は回した。

天井席だから周りに気を使った人も多かったのかな?

後から見返すと、この曲剣持の身体能力がかなり映えてた気がする。

剣持の「何hpa?」に無事撃ち抜かれましたありがとうございます。

十二曲目 Hands Up

怒涛の予習曲。

1stライブという記念すべき場で発表された一曲だから、この曲を現地で聞くことは私の中でかなり大きな価値があった。

事前に動画で上がってた振りを友達とちょくちょく失敗しながら踊った。

社長が「あの時よりも一億に近い数字で!」と叫んだ瞬間、この箱が大阪城ホールよりも大きくなってたことを思い出してなんか泣きそうになった。

この曲を発表するときに社長が言ってたことは朧気だけど、ROF-MAOがもっと当たり前に存在するようになりたいって、そんなことを言ってたのは覚えてる。

彼らが着実に成長してることを教えてくれた一曲。

また、この曲が大事な理由が増えた気がした。

MC


十三曲目 知っている手紙

この曲もLet’s get the party started! 同様に、Aim Higher以来の披露。

失礼なのは百も承知だけど、「なんか歌うまくなってない⁉」って思った。

私のテンションが上がってただけかもしれないけど、音源で聞いてた時よりも感情の込め方が巧みになってるような気がした。気のせいかな?

十四曲目 今日みたいに

やっぱ締め曲これか~って思った記憶

「今日みたいにあなたといたい」も「今日をずっと忘れたくない」も、
こっちのセリフだよって思った

でもきっと、彼らも本当にそう思ってくれてるんだって思った

これはオタクの思い上がりとかじゃなくて、間違いなく

彼らの大事な時間と私たちの大事な時間が同じことが、どうしようもなく嬉しかった。

アンコール

会場の広さ故に、何回かアンコールの手拍子が噛み合わなくなってた(笑)

初参戦なのもあってどのくらいコールが続くかよくわかってなかったから、
「まさかないのかな……いやでもそんなはずは……」ってなってた

しばらくしてモニターが真っ暗になって、オタクたちみんなその場に立ち上がったのに見覚えしかないフォントが表示された瞬間に続々座りなおしたのは笑った

そう、ろふまお塾VTRの開始です。

ろふまお塾パート(VTR)

塾が二曲分の決定権を得た時点でオタクは把握した。

それぞれの二つ名が面白かった記憶。「勝つのはフェニックスか⁉それともニンゲンか⁉(社長VSふわっち)」とか「マーモットが鳴くのか⁉ハリネズミが笑うのか⁉(剣持VS甲斐田)」とか。

まあ結果はお察しの通り。VTRは安定して面白かった。

十五曲目 古傷マーモット

映し出される、ステージに佇む甲斐田となぜか隅に並んで座る三人。

歌詞だけでも面白いのに銀テ飛ぶわ、炎上がるわ。マジで面白かった。

あと甲斐田が叫ぶ瞬間のオタクの一体感というか、統制すごかった

全員ピタッと止まって静寂。からのやけくそマーモット。

あれはもはや芸術なんじゃなかろうか。

十六曲目 哲学ニンゲン

八分尺の曲を歌うってなったときは正気を疑ったよね、正直。

ただ、その長さを聞かせるだけじゃなくてパフォーマンスとして昇華できるのはふわっちだからこそだなと思った。

あと定期的に早く言い終わって三人の方向くのは何だったんだ(笑)

社長の「いや本当に今のよく言えたな⁉」に吹いた記憶がある。

コーレス一定だからやりやすいし、歌う側はアレンジ効かせやすいし、結構ステージ向きの曲かもしれない。

ただ、元の曲が長すぎてどこまで続くか覚えてなかったから「アドリブ(ガチ)」は本当に困惑した。何だったんだろうね、あれ。

MC

「これで怨嗟は終わった」は草

改めてアンコールのお礼。「ずっと聞いてました!」って社長に言ってもらえてめちゃくちゃ嬉しかった。

「ROF-MAOのアンコール曲ききたいですよね!」と社長のコールでお決まりの曲に入る

十七曲目 I wanna! You wanna!

ROF-MAOライブと言えばこれという精神が染みつきすぎて、今度は何をしでかすのか楽しみにしてる節がある。

ちなみに今回はこちら

十八曲目 アイドル ROF-MAO without 剣持刀也

流れ始めるイントロ。叫ぶ剣持。オタクの断末魔。普通にカオスだった。

ダンス完璧に踊るわ共通衣装出るわ、ここで出すのマジかと思った。

剣持叫びすぎて何言ってるか全然分かんなかったけど、Twitterとか振り返り配信によると「一味だと思われる!」とか「お前の村を焼く!」とかいろいろ言ってたらしい。何なんだその語彙力。

ステージの端の方で騒ぎ続ける剣持をドセンターにおいて曲終了。喉がやばかった。

余談だけど、哲学ニンゲンに並んでかそれ以上にコーレスの圧がすごかった気がする。

それまではみんなまだ軽く歌ってるというか、聞き取れる余地を残してたけど、この曲だけ「私完璧で究極の『ア゛イ゛ト゛ル゛!!!』」みたいな声の太さだった。

MC、あいわな続き

ここでライブTシャツ姿お披露目。

人間不信の剣持があまりにかわいい。(キューアグ)

キービジュをひたすらに防ごうとする剣持が面白い。
社長を隠そうと頑張った結果、意図せずセクシーポーズになって会場沸いてたのも込で面白かった。

ろふまお塾からのお知らせは海外ロケ。
会場絶叫。私も発狂。一言進むごとに大騒ぎ。早く本編ください。
いったいどこに行ったら「来れるもんなら来いよ聖地巡礼」なんてワードが出るのよ。

振り返りでは、ちょっと笑ったり感動したり。

個人的には「Kアリーナ横浜いいなって思ってたら初めて来たのが縁者側だった」って剣持のコメントと、「三年目に大阪城ホール、四年目にKアリーナの普段は配信活動がメインのグループ。存在しません」が好き。そりゃそうだよな。なかなかないよな。

一応不完全燃焼だろうってことであいわなの続きもやった。
ダヨーとろふまる再登場でオタクは叫んだ。予告してくれ。

十九曲目 フルカウント

思い返せば、この曲からROF-MAOは本格的に世の中に出始めたんだと思う。

社長が何回も話す有線で流れたという話がそれを象徴してる。

前のライブからは一年と少し。ユニット結成からは四年弱。

本当にいろんなことを乗り越えてきた。

ろふまお塾の企画はもちろん、テレビ出演やラジオのように大衆の場に出てくることも多くなった。

それはいつかに社長が望んでいた「ROF-MAOの名前が独り歩きする」状況に近づいたことなんだと思うから。

アカペラで歌う彼らの姿を今も覚えてる。

アナウンス

四人がステージから降りて、少しの寂しさを残しながら席に座った。

影アナは社長の声で、規制退場の説明をうけながら、本当に終わったんだと噛みしめていた。

「無線を解除させていただきます」と言った社長の声は本当に寂しそうだった。

「ブレスレットライトでお好みの色を灯していただき」と言われて、隣に座る相方は社長の色、私は剣持の色を灯した。

「バンドの方々はステージにお戻りください」と言われた瞬間、思わずライトから視線を離してステージを見た。

「そして皆様もう一曲だけやらせてください!」という声に、いつの間にか声が出た。

予想外も予想外すぎた。

いつの間にか寂しさなんて吹っ飛んで、その場に立ち上がっていた。

社長「やっていいですか!!」
剣持「横浜最後までぶちあがれますか!」
ふわっち「マジのマジの最後やれるかみんな!」
甲斐田「全力見してくれ!」

社長「というわけだバンドさんもう一曲付き合ってくれ!
   本当にマジで最後の曲だ いくぞ!」

二十曲目 DIVE!N

喉がちぎれるぐらい叫んだ。

明日声が出なくなるかもしれないなんて、考える余裕もなかった。

「大丈夫 隣に居続けるよ」

そう言ってくれる彼らに、最大級の愛情を届けたかった。

無線制御が解除された会場は色とりどりのライトに照らされて、
これぞライブという圧巻の景色だった。

閉演

最後に記念撮影をして、「それでは、また来週木曜日にお会いしましょう!」と言って彼らは捌けていった。何なら私の推しは走って消えていった。

アナウンスの前の寂しい気持ちはいつの間にか消え去っていた。

何度も、「来れてよかったね」と呟いていた。

個人利用の範囲内なら構わないとのことだったから、相方と二人、何枚か会場の写真を撮ってホールを出た。

ドアの先は人がいっぱいで動けなかったけど、近くのスピーカーから流れるろふまおの曲のおかげか空気は悪くなかった。

みんなライブ直後のテンションのまま、曲に合わせてコーレスをして、ちょっと笑ってた。

今この場にいる人たちは、さっきまでの夢みたいな時間の中に一緒にいて、自分と同じく彼らが大好きで、彼らに魅せられた人たちなのだと思うと心地よかった。

アリーナを離れてからも、何度も振り返っては写真を撮った。

全部の瞬間を気持ちと一緒に残しておきたかった。

最後に

今回は事前に聞いていた通り1stライブとはかなり毛色が異なるライブになった。

彼らの大きな武器である飛び道具(新衣装とかグッズとか)はほとんどなく、背景すらも数曲を除いて真っ白な壁が映るなど、完全に「曲をメインに置いたライブ」だった。

それはアーティストとしてある意味本来の姿なのかもしれないけれど、電流を浴びたりしている彼らを知る身からすると、何だかくすぐったいことのようにも思えた。

「カッコいいオトナ」という、答えなんてないものを目指し続ける彼ら。

このライブがその一端だったのかもしれない。

余談だが、このライブの後私はROF-MAOの熱に浮かされ、彼らがユニットを結成したばかりの頃の動画を漁っていた。

ろふまお塾のseason1や、それこそ無人島や結成お披露目配信など。

お披露目配信で名前を発表した彼らはどこか納得してなさそうで、何なら「しっくりこない」だの「無いなって感じ」だの言っていた。

そんな彼らが今では自分たちはROF-MAOであると胸を張って名乗っている。

それをどうしようもなく嬉しく思う。

この先の彼らがどんな姿を見せてくれるのか。

彼らを観測する多くの人間のうちの一人として、楽しみで仕方がない。

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