◎『SKETDANCE』ボッスンの誕生日
11月11日は『SKETDANCE』の主人公、ボッスンの誕生日。
ボッスンの生い立ちは少し複雑で、人の強さが試されていて、とても優しい。
ボッスンの人柄がどうやって形成されていったのかがとてもよく分かるストーリーで、切ないけれど温かい。
大学生の頃、卒業論文で『マンガが与える影響』について書き、マンガが好きだと自負している方々へインタビューを行った。
その際『SKETDANCE』を好きという方が、「ボッスンの誕生日の日は欠かさず10巻を読んでいる」と話していて素敵だなと思った。
それからは、わたしにとっても11月11日は「『SKETDANCE』10巻を読む日」になった。
(この10巻の表紙がなんともエモい。
ボッスン、ヒメコ、スイッチ、佐介それぞれの中学時代なんて篠原先生さすが過ぎる。)
もう何度読んだか分からないくらい読んできたはずなのに、内容を知っているはずなのに、担当医の告白のシーンは鳥肌がソワっと立つ。
わたしにとって、この日はいつもどこか特別だ。
そして毎年この巻を読むたびに、自分の行動を省みる。
もっとあの時ああ言えば良かったな、とか逆に言わなければ良かったな、とか。
ボッスンも、ボッスンの両親も人間が出来すぎていて、年々自分の仄暗さを感じる。
彼らのようになれるのは一体いつになるのやら。
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『SKETDANCE』におけるわたしの永遠の推しはヒメコなのに、ヒメコの誕生日がいつなのかはイマイチ覚えていない。
私にとってそこまで大切な日とは呼べない。
それにボッスンの誕生日だって、人から聞いて素敵だから真似しようと思って始めた習慣。
特別な日って、案外日常からポンっと出てきた普通の日の延長なのかもしれない。
日々の積み重ねって馬鹿にできない。
習慣はその人を形成する。
「あとで直そう」とか「明日からやろう」は大概やらない時の言い訳。
なるべく思い立ったその時に行動するようにしているけれど、思うようにいかないものよね。
最近は自分の中の仄暗さと対峙することが多くなったように思う。けれど言語化して、自分の感情を整理して、理解する。この一連の動作が追いついていない。
ここ数年は夜眠る前、感情の整理がしたい時にだけ日記を書く。日記には、自分の本当の気持ちだけを綴る。どんなに醜くても酷くても、その感情に向き合う時間を欲する時だけ、書く。
なんだか今日は話が二転三転している上に、誕生日の話なのに暗くなってしまったわ。
気を取り直して。
ボッスン、佐介くんお誕生日おめでとう。
2人でそっぽ向きながら「おめでとう」ってお互いボソッと言ってそうで微笑ましい。
困った人を助ける、そんな当たり前でとても難しいことをやり続けるボッスンの背中を、今年もまた追い続けようと思う。
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