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モテないのは量が圧倒的に足りないからだ

20人にいいねして返ってこない。それは当たり前だ。


「マッチングアプリで100人にいいねしたんですけど、誰ともマッチしないんです」

こういう相談を、よく受ける。

本人は、本気で悩んでいる。
プロフィールが悪いのか。写真が悪いのか。
それとも、自分のスペックが足りないのか。

僕の答えは、たいていひとつだ。
量が、圧倒的に足りていないだけだ。

僕はかつて、女性用セラピストとして3年間、1000人以上の女性と直接向き合ってきた。
その間、男側の悩みも、女性側のリアルも、両方を見てきた。
だから断言できる。

100人で諦めている男が、結果が出ないのは当然だ。
それは、テクニック不足でもスペック不足でもない。
ただ、絶対量が足りていないだけだ。



5人中5人と、100人中5人。難易度は桁違いだ

数の話を、シンプルにしてみる。

5人中5人を、全員リピートさせる。
これは、ほぼ不可能だ。
全員のタイプが合致して、全員に対して完璧な対応をして、全員が継続して関わってくれる。
ベテランのセラピストでもキツい。

100人中5人にリピートしてもらう。
これは、平均的な努力で達成可能だ。
100人のうち、何人かは元々相性がいい。
何人かは、こちらのちょっとした配慮で続く。
5%という数字は、むしろ簡単だ

同じ「5人リピート」だ。
でも、達成難易度は桁違いに違う。

少数で全員勝とうとする男ほど、勝てない。
これは、恋愛も営業も同じだ。


市場の数字を見れば、量の前提は当たり前だ

数字で見ると、もっとはっきりする。

マッチングアプリの市場では、上位2割の男性が、女性の関心の8割を独占している。
ジニ係数(不平等の指標)は0.58。
これは、所得格差で言うと、世界でも極めて不平等な国レベルだ。

平均的な男性は、115人に1人にしか「いいね」されない。

つまり、女性側は1日に何十人もの男性を見て、その中から1人を選ぶかどうか、というレベルでスクリーニングしている。

男女比は、アプリによっては5:1。
関東のある大手アプリでは、男性の64%が「いいね50以下」というデータがある。


これを踏まえると、「20人にいいねして返ってこない」のは当然だ。

統計的には、1人とマッチしたらいいレベルだからだ。
そもそも統計上、返ってこない数字でいいねを止めて、「俺はモテない」と諦めている。

逆に、1000〜2000人にいいねを送って、初めて感触が見えてくる。
これが、現実の数字だ。


数を打たない男が、勝てないシンプルな理由

ここで、男側の心理の話をする。

少数で勝とうとする男には、共通する罠がある。
1人1人に、必死さが滲んでしまう。

「この人を逃したら、もう次がない」と思っている男は、表情が硬い。
LINEの返信に時間をかけすぎる。
デートで失敗できないから、会話が緊張する。

それが、女性に伝わってしまう。
「この人、なんか必死だな」という空気が出る。
そこから、次はないなと思わせてしまう。


逆に、数を持っている男は違う。

「この人がダメでも、次がいる」という余裕がある。
LINEの返信は気楽だ。
デートで失敗しても、引きずらない。

その余裕が、空気として相手に伝わる。
「この人、余裕あるな」、「自分のことを丁寧に扱ってくれてるな」と感じる。

数 = 雑になることではなく、余裕を出すためのものだ。

これは、3年・1000人と会ってきて、何度も経験してきた。


「一本釣り」のセラピストと、「リピート多数」のセラピスト

ここで、セラピスト時代に見てきた話を共有したい。
これは、男の恋愛にもそのまま当てはまる構造だ。

セラピストの中には、いわゆる「一本釣り型」がいる。
一人のお客さんが、月に数十万円、ときには数百万円を使ってくれる。
一見すると、売上は華やかだ。

でも、その状態は、実は脆い。

そのお客さんが切れた瞬間、売上はゼロになる。
だから、日々メンタルが削れていく。
「この人を失ってはいけない」という思考に支配される。

そうすると、本来できていた自然な接客が、できなくなる。

気を遣いすぎる。
空回る。
距離感が変になる。

皮肉なことに、その必死さがお客様を離れさせていく。


一方で、リピートのお客さんをたくさん抱えているセラピストは違う。

一人欠けても、あまり痛くない。
全体で見れば、安定した売上がある。
だから、心の余裕が自然と生まれている。

その余裕が、お客さん一人一人への接客にも返ってくる。
「丁寧だけど、軽い」。
「気にかけてくれるけど、押しつけがましくない」。
結果として、リピートがさらに重なっていく

もちろん、一本釣りできるセラピストの技術はすごい。
それは認める。
でも、心が削れずに長く働けるのは、リピートの「数」を持っているセラピストだ。


恋愛にも、まったく同じ構造がある。

本命1人だけに集中している男は、その1人が離れた瞬間に、すべてが崩れる。
「この人を失ってはいけない」という思考に、支配される。

だから、必死になる。
余裕がなくなる。

余裕がない男は、最終的にその本命にも逃げられる。

数を持っている男は違う。
本命がいても、余裕で接せる。
余裕があるから、本命にも丁寧に向き合える。

皮肉だが、本命を一番大事にできるのは、数を持っている男だけだ。


「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」とは、違う話だ

ここで、誤解を解いておきたい。

「数を打て」と言うと、必ず「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる、ってこと?」と聞かれるが、全く違う。

数を打つこと自体に、3つの意味がある。

1. 選ぶ目が育つ
30人、50人と会っていくうちに、「こういう女性が多いな」、「こういう人が自分には合うな」と分かってくる。
これは、量を打たない男には絶対に見えてこない。

2. 緊張が消える
1人目の女性に対する緊張と、30人目に対する緊張は、まったく違う。
量があるから、自然体で接せられる。
そして、慣れが出てくる。

3. 失敗が、ただの経験に変わる
量を持っている男は、1回の失敗で凹まない。
「今回は合わなかっただけ」と切り替えられる。

一方で量を持っていない男は、1回の失敗で「俺はダメだ」と全否定する。
そもそも、1回で成功するほうが難しいのだから。


1000人と関わって、見えたこと

僕が3年間、1000人以上の女性に触れてきて、見えたものがある。

量を打ってきた男だけが、最後に勝っていた。

「すぐ結果が欲しい」と言って、セラピストとしてすぐ諦める男は、永遠に同じ場所にいる。
量を打って、失敗を重ねて、経験を積んだセラピストは、3年後に別人のように変わっている。

これは、テクニックでは絶対に作れない。
量を打って積み重ねた時間でしか、生まれないものだ。


あなたが、今日からやるべきこと

ここまで読んでくれた人へ。
具体的な数の目安を置いておく。

  • マッチングアプリ:1000〜2000人にいいねして、ようやく市場が見えてくる

  • 実際に会う数:30〜50人会えば、「こういう女性が多い」が分かる

  • 1日のペース:仕事後の夜に、月8〜10人と会えれば、半年で60人

これは、動かない理由にはならない数字だ。

「忙しい」、「お金がない」、「地方在住」
全部、量を減らす言い訳にならない。
身近な人とご飯に行く、東京に3日間旅行で行く、会う人の年齢の幅を広げる。
やり方はいくらでもある。


「モテないのは、量が圧倒的に足りないだけだ。」

これが、3年・1000人を接客してきた経験者のシンプルな答えだ。
テクニックを買う前に、まず量を打ってほしい。

数があるから、選ぶ目が育つ。
数があるから、余裕が生まれる。
数があるから、最後に勝てる。


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さくら|女性心理の翻訳家

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