女性に嫌われる優しさ
「優しくしてるのに、なんで選ばれないんだろう」。
そう思ったことがある人。
たぶん、優しさってものを勘違いしてるんじゃないかな。
そういうの、一回はあると思う。
自分では、けっこう優しいつもり。
行きたい店も我慢して、奢って、連絡もすぐ返して、話も最後まで聞く。
デートも結構頑張って、楽しませたぞって思ってる。
なのに、LINEだんだんフェードアウトしていく。
ドタキャンされても、強く言えない。
で、気づいたらまた「いい人」止まりで終わってしまう。
先に言っとくけど、これで悩んでいる人のほとんどは優しい人だと思う。
だから、優しさが足りないわけじゃないんじゃないか。
ただ、優しさの使い方を勘違いしてるとは感じる。
僕は女性用風俗のセラピストを、3年以上やってきた。
1000人以上の女性と関わって、男性セラピストの教育もしてきた。
その経験から、今回は「女性に嫌われる優しさ」の話をしたいなと思う。
優しさは、足しても好かれない
「優しいだけじゃモテない」。
こんなの、もうみんな知ってるんじゃないかな。
僕も何度も言ってきたし。
だから優しい男ほど、ユーモアとか駆け引きを覚えようとする傾向にある。
「優しい男に足りない3つの感情」でも、そういう話を書いた。
時間がある人は、ぜひ読んでみてほしい。
けど、結局いくら新しいことを増やしてみても、勘違いしたままだと、好かれない男って一生好かれない。
正直、優しさって、量で勝負するもんじゃないから。
心理学に「取り入りのジレンマ」って言葉がある(Jones, 1964)。
好かれたい気持ちが強いほど、下心がバレて逆効果になる。
これって、この恋愛で起こっていることが、そのまま研究で反映されてる気がする。
女性を1000人接客してても、全く同じだった。
女性からよく、こんな話を聞いていた。
「優しいのは分かるんだけど、なんか気を遣わせてくる感じがして…」
優しさが「不安」から出ると、媚びになる
あなたの優しさが好かれないのは、優しさが足りないからじゃない。
その優しさが「嫌われたくない」って不安から出てるから。
「優しいのは分かるんだけど、なんか気を遣わせてくる感じがして…」。
この言葉が象徴してると思う。
相手に気を遣わせてるなって思わせてる時点で媚びになっちゃってる。
同じ優しさでも、不安から出てれば媚びになるし、余裕から出せば好意になる。
正直、優しいと思うならどっちでもいいじゃんと思いがちではある。
でも、されてる人視点で考えると、「気を遣わせて申し訳ない」って思っちゃうよね。
よく女性が「気を遣わなくていい男性が好き」っていうんだけど、ここに現れてると思う。
だから、女性が見てるのは、優しさそのものというより、不安から来る媚びなんじゃないかと思う。
余裕のある人から出る優しさって、どちらかというと施しに近いと思う。
この施しを貰えると、「気を遣わなくていい」という印象になる。
女性が見てるのは「不安から来てる優しさ」かどうか
例えば「奢る」。
嫌われたくないから奢れば、媚びになる。
自分が出したいから奢れば、余裕になる。
「即レス」も一緒。
返さないと不安だから返せば重いし、ただ返したいから返せば自然。
「店を相手に合わせる」のもそう。
拒否が怖いから合わせれば頼りないし、「これとこれ、どっちが食べたい?」って聞ければ余裕になる。
「話を聞く」のもそう。
評価を上げたいから聞けば営業だし、興味があるから聞けば信頼になる。
余裕のある人の行動って、一貫して施しに近い。
もちろん、「施しだよ」って言って渡すわけではなくて、「自分がしたいから」しているテイにしている。
違うのは、その裏に不安があるかどうか。
施す側は不安なんて一切ない。
女性は、その不安を数分で見抜いちゃう。
それくらい、女性の観察眼は鋭い。
あなたの優しさが媚びかどうか
自分の優しさが媚びになってないか、ちょっと確認してほしい。
次の3つでチェックできる。
・見返りを期待してないか。
「ここまでしたんだから、好かれるはず」。
「奢ったんだから、やりたい」。
そう思った時点で、それはもう媚びになってる。
・嫌なことを「嫌だ」と言えるか。
何をされても笑って許す男は、優しいんじゃない。
ただ嫌われるのが怖いだけじゃないか。
嫌なことをされたら、「これは嫌」とはっきり言える
・相手の反応で態度が変わらないか。
機嫌がいいと安心して、そっけないとオロオロする。
その感情の変化を、女性は全部見抜いてるよ。
女性はこれを弱さと認識している。
会社では媚びを売れる人材が評価されるのにね。
でも、恋愛ではアウト。
3つともダメなら、あなたの優しさは媚びになってる。
これが、恋愛で嫌われる男の特徴だから注意して。
優しさを、不安から余裕に変える
やるべきことは、優しさをやめることじゃない。
自信を持つことだと思う。
だから、以下のことに気をつけてほしい。
・見返りを求めない。
自分がしたいことをしてあげればいい。
それで嫌われるなら、まあ仕方ないと思うべき。
だって、やってあげたいと思ったことなら、それで喜んでもらえなくてもいいでしょ。
くらいのスタンスで。
・境界線を一つ持つ。
嫌なことは「それは嫌だ」って、笑わずに言う。
はっきり言ったほうが、好かれることだって多いよ。
喧嘩してからのほうが絆が強くなることもある。
売れているセラピストとか、ホストはあえて喧嘩するしね。
・反応で態度を変えない。
そっけなくされても、全く気にしない。
女性なんて人口の半分いる。
そんな一人のせいで悩む必要はない。
自分のことを好かない人なんて、こっちから願い下げでいい。
もっといい人はたくさんいるよ。
この3つで、同じ優しさが媚びから余裕に変わっていくと思う。
優しさはそのままでいい。
自分に自信を持つことから始めよう。
仕事ができる、お金がある、スポーツができる。
なんなら、趣味を極めてるでもいい。
何か一つ、自分のいいところを認めてあげよう。
自信は、偉そうにすることじゃない
ここで間違える男が、大量発生するから注意。
「じゃあ偉そうにすればいいのか」、「強気に出ればいいのか」って。
それは違う。
自信を持つことと、女性を見下すことは別だ。
威張る男も、結局は嫌われるよ。
内にある優しさは捨てなくていい。
むしろ必要になるから。
優しさの上に自信が乗って、はじめて余裕になるからね。
ただ、相手に好かれるためにやる優しさだけ、一回なくしてみよう。
優しさとは
優しさが足りなくて好かれないんじゃないから。
その優しさが、不安から出てるだけでしかないところを理解してくれたと思う。
これ以上優しさを足す必要も捨てる必要もないからね。
自信を持って、不安からじゃなく余裕から優しくする。
それだけで、あなたの優しさはちゃんと女性に評価されるようになる。
優しさが何から出てるか。
そこだけ意識してほしい。
これで悩んでる人って、すごく優しい人だと思うから。
それを捨てたらだめ。
そして、その「余裕から出る優しさ」が伝わるかどうかは、最後は言葉じゃなく態度で決まると思ってる。
表情、視線、声、距離の取り方とかね。
優しさが媚びに見えるか、余裕に見えるか。
それを分けるのはノンバーバルでしかないと思ってる。
そこを一冊にまとめたのが、有料マガジン「モテの教科書 Vol.1 ノンバーバル大全」になる。
興味がある人は読んでみてほしい。
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さくら|女性心理の翻訳家
