マヤ神話①
神話の歴史でいうと、シュメール神話が一番古く、次に、エジプト神話、
そして、マヤ神話、となるのですが、皆さんは「マヤ人」とか「マヤ文明」と聞くと、まず、何が頭に思い浮かびますか?
マヤ文明は高度に発達した「マヤ文字」で有名ですが、文字以外にも
「暦・天文学・数学・建築技術」は、当時の世界水準を大きく上回っていた
といわれています。
マヤ暦について:
メソアメリカ最古のオルメカ文明期に誕生(紀元前1500年頃)
マヤ人は暦の中に異なる周期を組み込んでいました。
太陽年も含め、様々な周期を観測していたのですが、それらを一つの暦に統合することはせず、異なる暦サイクルを互いに参照させ、世界観を編み出していました。
日本でも耳にする「マヤ占い」は、260日のツォルキン暦を用いています。
ツォルキン暦は当時は、農業暦として用いられていて、後から人間的要素や神話、儀式、祭儀的な要素が加わり、神聖化され、マヤカレンダーとなり、聖書的な役割も持つようになったようです。
太陽暦(ハアブ暦):365日
宗教暦(ツォルキン暦):260日
両者を組み合わせた「カレンダー・ラウンド」:52年周期
長期暦(ロングカウント):数千年規模の時間計測
特に太陽年の長さの計算は、現代の値(365.2422日)とほぼ一致するほど
正確で、これは古代文明の中でも突出しています。
天文学について:
マヤの天文学は観測精度が非常に高く、下記の天体運動を正確に把握していたといわれています。。
金星の会合周期(584日)
月の運行
日食・月食の予測
木星・火星の動き
金星の周期をここまで正確に観測した文明は、同時代ではほとんど存在しなかったようです。
数学(ゼロの概念)について:
マヤはゼロを記号として使った数少ない古代文明です。
ゼロの使用は計算体系を飛躍的に高度化させ、暦や天文学の精密さを支えたといわれています。
建築技術と都市計画について:
巨大な石造建築(ピラミッド、宮殿、天文台)
都市全体の計画性
音響効果を利用した建築(ククルカン神殿の「鳥の鳴き声」反響など)
特にチチェン・イッツァやティカルの建築は、宗教・天文観測・政治を統合した複合的な設計思想がみうけられる。
芸術・彫刻・絵画について:
マヤ文字とともに、石碑(ステラ)、壁画、土器の装飾は非常に精緻で、象徴体系が豊かです。
神話体系(ポポル・ヴフ)と結びついた表現力は、他文明と比べても独自性が際立っています。
石碑に描かれている内容は、今後、別の記事で紹介予定です~☆彡
マヤ神話が評説されている「ポポル・ヴフ」:
前回の記事でも言及したようにマヤ神話に関する情報はアステカ神話に比べてかなり限られています。
今日はその中でも希少価値のある「ポポル・ヴフ」というグアテマラ高地に住むマヤ人の中でもキチェ族に伝わる神話(歴史書)書物からの情報を引用します。(ちなみにマヤ人といっても、様々な部族が存在)
「ポポル・ヴフ」の書物は3部構成となっていて、
第1部では世界の創造に関することが記述されている
第2部では、フンアプフーとイシュバラケーという双子の兄弟の話
第3部では、キチェ族の王国創立に関することが記述されている
今回はここまでとします☆彡
次回は「ポポル・ヴフ」に書かれている内容を簡単に紹介予定です。
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