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アメリカ留学(Office Hour編)

大学の教授にはオフィスアワーというものが設けられている。
授業の前後の40分~1時間程度が各教授に設けられていて、この時間には必ず自分のオフィスにいなければいけない。
生徒はこのオフィスアワー内であれば、質問等で教授のオフィスに立ち寄ることが出来る。不真面目な教授になると、どこをふらついているのかオフィスアワー時間に現れない場合があるが、大抵の教授はきちんとオフィスアワーには部屋に滞在していた。

初学期のパソコンクラスの教授、ダニエル ベネットはオフィスには居たが、オフィスアワーの意味をまったく理解していないように思えた。
初学期はアメリカの大学システムの勝手がわかっていないこともあり、授業のペースについていくのに苦労した。私がそれでも負けずに授業中にしつこいほど手を上げて彼に質問をするとうんざりした顔で「君はこの学期は初めてかい?」と聞かれた。そででもめげず質問したら、印刷した紙をバン!と手の平を広げて机の上に叩き付けられることもあった。

彼のオフィスに寄ると「ここにはコンピュータがないので(自分の目の前にあるのに・・)ロスホール(パソコンがたくさんおいてあるビル)に行き、そこにいるチューター(優秀な生徒がアルバイトとして授業についていかれない生徒に教える)に聞いてくれ。」と言う。自分の授業の内容のことなのに、なんてことを言うんだろう。と思った。
めげずに2度、立ち寄ったが、2回目も「また来たのか!」という顔をされ同じことを言われた。自分でも今思うと、よく2度も行ったな。と思うが、頼れる人もいないので、正直、他にどうしていいのか、まったく分からなかったのだ。このクラスは結局、Cという成績をもらい、何とかパスはしたが後味の悪いクラスだった。

翌学期にウォルマートへ友人と食料の買出しに出かけた帰りに、隣のバーガーショップへ立ち寄ると隣の席で彼を見かけたが、私の顔を見るなり自分の子供に早く食べろ!とあおって、疲れた表情の奥さんらしい女性といそいそと店をでて行った。何と、情けない教授だ!とつくづく思った。。
他の留学生達によると彼はかなりの人種差別者だとうわさがあったようだ。後から知ったが、私への対応はまだいいほうで、アラブ系やインド系のコンピューター専攻の生徒達はもっといやな思いをしていたらしい。


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