完璧すぎる日本の店員さんに緊張する私。
先日、銀座にあるお洒落なお店で青いシャツを買った。
若くて美人でお洒落でスタイル抜群の店員さんに接客してもらったのだが、試着した時に「すごく可愛い~!!!とっても似合ってます!!」と言われた。一回り以上若い美しい店員さんに40代のおばさんである私が「カワイイ~!!」と言われるなんて何かの罰ゲームかと思った。カワイイってそんなに便利な言葉じゃないだろ。
まだ慣れていないだけかもしれないが、日本の洋服屋の店員さんが苦手だ。
店に入ると「いらっしゃいませ、ゆっくり御覧ください」と優しい声で言われ、お言葉に甘えてゆっくり見ていると、自然な感じで店員さんが近づいてきて「これ、可愛いですよね!」と話しかけられる。
なんだか自然に会話が始まりましたねという雰囲気を纏っている店員さんを逆に不自然に感じてしまう。少し会話をした後「試着も出来ますんでお気軽におっしゃってくださいね~」と私から離れていく場合が多いが、距離をとっただけであって私の動向はしっかりチェックされている気がする。
その後も店内を少しぶらぶらして何も買わずに店を出ても「ありがとうございました」と言われる。もう一度その店に戻ると「おかえりなさいませ」とか言われたりする。「ただいま」っていうのが正解なのだろうか。
日本に住んでいた時はちょっと苦手くらいでこんなに苦手だと思わなかったのに、何故こんなにも苦手だと感じてしまうのだろうか。
おそらく私がおばさんになったという事、そしてアメリカの店員さんに慣れてしまったからだろうと思う。アメリカの店員さんはフレンドリーすぎるくらいにフレンドリーだったり、逆に何もしないで労働時間が終わればラッキーと客からの要望がない限りは何もしないタイプだったり、店員さん同士で楽しそうに雑談していたりと良くも悪くも人間らしい人が多い。つっこみどころ満載の人が多く完璧とは程遠い。
それに対して日本の店員さんは丁寧で完璧すぎる。隙がないので緊張するのかもしれない。ちなみに娘もどうしていいかわからないと思っているようだ。店員さんに話をあわせないといけないと思うと疲れると言っている。
慣れればなんとも思わなくなる、もしくは逆に丁寧に接客してもらって気持ちよくなるかもしれないが、まだまだ時間がかりそうだ。
今の私が一番好きな洋服屋、それはユニクロ。
