秋の魁
鰹節御飯である
ネコマンマともいう
冷房のない夏のテーブルでは
時に生臭いと顔を背けられもする
ネコマンマ命名は伊達じゃない
午後6時に炊飯器のスイッチを入れてしまったのだ
午前と勘違いしたのか?
追及しても時間は戻らない
そもそも要領を得た答えも期待できないし
夜中に
一日分のご飯が炊けちゃったという事なのだ
江戸・明治からの言い伝え
腹痛になりたくなかったら
酢を掛けておけ
梅干し散らせ
昼間の暑さでもう倒れかけていた
酢だけ掛けて放置した
で
今朝の鰹節御飯
早朝なのにもわ~っとした空気
冷蔵庫で冷えた玉葱をスライスして爽やかに散らす
猫には食べさせないネコマンマだから問題ない
器は最安値ヨーグルト空容器
青文字と半透明の涼やかさ
涼しげにしたいばかりに言い訳言いつのりが暑苦しい
やれやれ
一口食べて
あれ?
なに?この深みある味わいは
暑い盛りの冷や飯ネコマンマにあるまじき・・・・
そういえば
昨夜半分朦朧となりながら
炊き立て御飯に酢を投入したんだった
未だ熱熱だったから冷蔵庫に入れずに放置したんだった
しょうがない奴だと嘆きながら
台所の器たちが
放置されたご飯に程よく酢をなじませておいてくれたんだな
いつもいつも面倒かけてごめんありがとう!
でも
お供えされたご先祖はご機嫌悪かったかもね
鰹節が生臭い
生タマネギが生臭い
はいはいはい
すみません!!!

