「これ、撮影したの?」って聞かれた。全身規格写真・表情シート・キャラクターチートシートをAIで作る方法。【画像生成AIプロンプト | Nano Banana】
こんにちは!さきすたです!
コンテンツ制作において、キャラクターや素材の一貫性の重要度が日に日に高まっていますよね。
AI生成で画像や動画を作るとき、「毎回クオリティがバラバラ」「同じキャラクターがうまく再現できない」「キャラや素材のサイズが思ったとおりにならない」という壁にぶつかることはありませんか?
その解決策がシート作りです。全身規格写真・表情シート・キャラクターチートシートを一度作っておくだけで、その後の制作スピードとクオリティが一気に上がります。
今回は一貫性のあるコンテンツ制作において役立つ様々なシートの生成方法について紹介します!
例えば、以下のようなシートが画像生成AIを使って1回で生成できます!





チートシートとは?
チートシートとは、必要な情報をすばやく確認できるように整理した一覧資料のことです。
画像制作やキャラクター設計の場面では、見た目・構造・設定などを共有するための資料として使われることが多く、用途に応じてさまざまな種類があります。
たとえば
素材設定シート
リファレンスシート
デザイン設定シート
モチーフ設定シート
アセット設定シート
プロップ設定シート
仕様書シート
寸法シート
表情シート
キャラクターチートシート
これがなんの役に?
例えば、作成したキャラクターを任意の場所に配置することを想定した場合、
・キャラクターの身長は?
・キャラクターが笑ったときの表情は?
・キャラクターの背中は?
画像生成AIではこういった不確かな情報があると、一貫性が保てなくなります。
そこで、データが記載されたシートが役に立ちます。
画像生成AIのNanoBananaでは、画像内に含まれるテキストも情報として理解してくれます。
シートを予め作成しておくと、コンテンツ制作に大いに役立ちます!
例として、以下の生成したキャラクターを使いたい場合、画像からの情報では上半身の正面構図だけです。

そこで以下のようにシートを作成します。


このようにシートを作成しておくと、
長く何度も使えるアセットとして使えるようになりますよ!
「あ、あのキャラクター今回のシーンで使いたいな。」
なんてことありませんか?
そんなときも情報がすべて載っているシートはとっても役に立ちます!
コピペできるプロンプトを記載しています!
ぜひ試してみてくださいね。
利用する画像生成AI
・Nano Banana Pro または Nano Banana 2
ターンアラウンドシート
まずはキャラクターの360度アングルの生成方法です。
ターンアラウンドシートとは、キャラクターやプロダクトを複数の角度から整理して見せるシートです。
正面・側面・背面などを並べて、形やバランスを正確に共有できます!
元画像

Nano Bananaが使える環境で、参照画像に元になる画像を登録してください。
プロンプトを入力して、Generateボタンを押してください。
以下はHiggsfieldの画面です。Freepik、Flow、RunwayでもNanoBananaが使える環境なら何でも大丈夫です!

生成した画像

コピペ用プロンプト
画像1の人物を同一人物として維持したまま、リアルな写真表現で全身の各アングルを撮影したキャラクターシートを生成する。
1枚のシート内に、正面、左斜め前、左側面、左斜め後ろ、背面、右斜め後ろ、右側面、右斜め前の全身ビューを整列して配置する。
顔立ち、髪の長さと色、分け目、目の形、輪郭、肌の質感、体型バランス、手足の長さ、全体のシルエットを画像1に忠実に維持する。
人物の年齢感、雰囲気、も統一する。
衣装、アクセサリー、ネイル、ベルト、パンツのシルエットなど外見要素は全アングルで一致させる。
ポーズは資料用としてニュートラルにし、直立に近い自然な立ち姿で、腕と手の位置は見やすく整理する。背景は無地またはシンプルなスタジオ背景にして、人物の輪郭と全身が明瞭に見えるようにする。
ライティングは均一で自然なスタジオ撮影風に統一し、影は弱めで、ディテールが確認しやすい状態にする。
過度なアニメ化、3DCG化、美化、デフォルメを避け、現実のファッション撮影資料のような高い写実性を保つ。
1人の別人化を防ぎ、全アングルで同一の骨格と顔の印象を維持する。
上記のプロンプトは、人物を対象とした場合に使いやすい内容です。
一方で、人物に限らず、動物やプロダクトにも応用しやすい、汎用性の高いプロンプトも紹介します!
汎用的に使えるターンアラウンドシートのプロンプト
元画像

生成画像

コピペ用プロンプト
画像1の対象を同一の被写体として忠実に維持したまま、リアルな写真表現のターンアラウンドシートを生成する。
1枚のシート内に4方向ビューを整列して配置する。画像1の対象の形状、構造、輪郭、比率、色、模様、素材感、表面の質感、特徴的なディテール、パーツ配置、全体シルエットを忠実に維持する。
人物、動物、キャラクター、プロダクト、物体など対象の種類を問わず、画像1で確認できる固有の外見要素を全アングルで一致させる。
各ビューは資料用として中立的で比較しやすい見せ方にし、対象全体の形状が明瞭に確認できるようにする。
背景は無地またはシンプルなスタジオ背景、ライティングは均一で自然、影は弱めにし、ディテールと立体感が読み取りやすい状態にする。
過度なアニメ化、3DCG化、デフォルメ、美化、意匠変更を避け、現実の資料写真のような高い写実性を保つ。
別物化を防ぎ、全アングルで同一の構造、同一の比率、同一の視覚的印象を維持する。
アングルの数は修正して使ってくださいね。
このようなシートがあると、キャラクターや対象の特徴をぶらさずに、一貫性のある高品質な画像を作りやすくなります!

画像の一部を修正する方法
シートを生成する際、参照用の画像に対象のプロダクト全体が写っていない場合も多いと思います。
そうした場合は、いったん生成された結果を新たな参照画像として使い、不足している要素を補う修正プロンプトを加えて調整してください。


シューズがないので、シューズを履かせます。


プロンプト
画像1の人物に厚底メリージェーンシューズを履かせる。両足が自然に見えるように足の形状と接地感を合わせ、衣装全体のバランスに馴染むように調整する。元のポーズ、体型、服装、背景は維持する。
クローズアップアングルシート
クローズアップアングルシートとは、キャラクターやアイテムの細部を拡大して、角度ごとに確認できるようにまとめたシートのことです。
キャラクターでは、顔はとても重要な要素です。
ただ、全身写真だけでは細かな特徴までは把握しきれず、クローズアップのシーンで顔立ちがブレてしまうことがあります。
そういった問題を無くすために予めクローズアップアングルのシートを生成しておきます。
元画像

顔のクローズアップのアングルシートを作成してみます。
生成画像

コピペ用プロンプト
画像1の人物を同一人物として忠実に維持したまま、リアルな写真表現の顔クローズアップシートを生成する。
1枚のシート内に、正面、左斜め前、左側面、右側面、右斜め前の顔アップを整列して配置する。
顔の骨格、輪郭、額の広さ、頬の形、顎の形、目の形、まぶたの特徴、眉の形と角度、眉間の距離、鼻筋、鼻先、唇の厚み、口元の形、耳の見え方を画像1に忠実に維持する。
髪型、髪の長さ、髪色、分け目、生え際、顔まわりの髪の落ち方も画像1に合わせて統一する。
肌の質感、年齢感、表情の傾向、雰囲気も画像1に合わせて一貫させる。
背景は白またはライトグレーの無地スタジオ背景にし、ライティングは均一で自然なスタジオ撮影風に統一する。
影は弱めにして、顔の形状と各パーツが確認しやすい状態にする。
過度なアニメ化、3DCG化、美顔補正、デフォルメを避け、実在する人物の顔資料のような高い写実性を保つ。
各ビューの縮尺を揃え、別人化を防ぎ、全アングルで同一の骨格と顔の印象を維持する。
表情シート
表情シートとは、キャラクターのさまざまな表情を一覧でまとめた資料のことです。
笑ったとき、困ったとき、口を開けたときの表情は?
これらもシートを作成しておくと、コンテンツ制作に役立ちます。
複数パターンを1回で生成できるので、手間もかかりません。
元画像

元画像では、「無表情・笑顔・怒った表情」などの細かな表情の違いまで把握しづらく、コンテンツ制作において表現が安定しにくいことがあります。
そこであらかじめ表情シートを作成しておきます。
生成画像

コピペ用プロンプト
画像1の人物を同一人物として忠実に維持したまま、リアルな写真表現の表情シートを生成する。
1枚のシート内に、同じ人物の顔クローズアップを9パターン整列して配置する。
各カットは同じ人物、同じ骨格、同じ顔立ち、同じ髪型、同じ肌の質感を維持したまま、表情のみを変化させる。
表情は、無表情、自然な笑顔、ウインク、舌を出した表情、アンニュイな表情、怒った表情、驚いた表情、困った表情、微笑みの9種類とする。
顔の骨格、輪郭、額、頬、顎、目、まぶた、眉、鼻、口、耳の形状と比率を画像1に忠実に維持する。
髪型、髪色、髪の長さ、分け目、生え際、顔まわりの髪の流れも画像1に合わせて統一する。
肌の質感、年齢感、全体の雰囲気も画像1に一致させる。
背景は白またはライトグレーの無地スタジオ背景にし、ライティングは均一で自然なスタジオ撮影風に統一する。
各カットの縮尺、顔の角度、構図を揃え、資料として比較しやすい整然としたレイアウトにする。
過度な美顔補正、アニメ化、3DCG化、デフォルメ、別人化を避け、実在する人物の表情資料のような高い写実性と一貫した同一人物性を保つ。
表情差は明確に出しつつ、別人に見えるほど顔の比率やパーツ配置を変えない。
表情をAIに丸投げしたい場合
先ほどのプロンプトでは、各表情を明確に指定しています。
ただ、毎回細かく指示を入れるのが手間に感じることもあると思います。そこで、そうした場合に使いやすい、AIに任せて生成できるプロンプトを作成しました。

表情をAIに丸投げする場合のコピペ用プロンプト
画像1の人物を同一人物として忠実に維持したまま、リアルな写真表現の表情シートを生成する。
1枚のシート内に3×3のレイアウトで顔クローズアップを9パターン配置する。
各カットは同じ人物、同じ骨格、同じ顔立ち、同じ髪型、同じ肌の質感を維持したまま、表情のみを自然に変化させる。
表情の内容は固定せず、AIがバリエーション豊かで視認性の高い9種類の異なる表情を自動で選んで構成する。
ただし、全体として自然な感情の幅が感じられるようにし、似た表情ばかりに偏らないようにする。
顔の骨格、輪郭、額、頬、顎、目、まぶた、眉、鼻、口、耳の形状と比率を画像1に忠実に維持する。
髪型、髪色、髪の長さ、分け目、生え際、顔まわりの髪の流れも画像1に一致させる。
肌の質感、年齢感、全体の雰囲気も統一する。
背景は白またはライトグレーの無地スタジオ背景にし、ライティングは均一で自然なスタジオ撮影風に統一する。
各カットの縮尺、顔の角度、構図は可能な限り揃え、表情の違いが比較しやすい整然とした資料シートにする。
過度な美顔補正、アニメ化、3DCG化、デフォルメ、別人化を避け、実在する人物の表情資料のような高い写実性と一貫した同一人物性を保つ。
表情差は明確に出しつつ、顔の比率やパーツ配置は変えすぎない。
素材設定シート
素材設定シートとは、キャラクターやアイテムに使われている素材の種類や質感を整理してまとめたシートのことです。

画像1枚だけでは、素材や各パーツの詳細情報を十分に判断できないため、仕様に関する情報を画像生成AIを使って素材設定シートを作成します。

コピペ用プロンプト
画像3のバッグを日本語注釈付きの素材設定シートとして作成する。
白い無地背景に、正面、側面、斜め、背面、トップビューを整理して配置し、必要な箇所に拡大ディテールを追加する。
各パーツに日本語の注釈を入れ、矢印付きの仕様書レイアウトで分かりやすく表示する。
本体は「本体:スムースレザー」、ハンドルは「ハンドル:スムースレザー巻き」、金具は「金具:光沢ゴールドメタル」、フラップ上部の留め具は「留め具:ターンロック金具」、コバは「コバ:ダークブラウン塗装仕上げ」、縫製は「ステッチ:同色の細ステッチ」、底部は「底鋲:ゴールドメタル」、側面構造は「サイドパネル:立体マチ構造」のように具体的に表記する。
高級バッグの開発資料やデザイン仕様書のように、整然として見やすく、素材感、光沢、縫製、厚み、構造が明確に伝わる高精細な表現にする。
AIに丸投げしたい場合
EC用途などでは正確な情報を記載する必要がありますが、コンテンツ制作においては、そこまで細かく仕様を詰めなくても問題ない場合もあります。
そこで、そうしたケースでAIに丸投げできるプロンプトを作成しました。
丸投げプロンプトで生成した画像1

丸投げプロンプトで生成した画像2


素材設定シート丸投げプロンプト
画像1の対象物を、日本語注釈付きの素材・仕様設定シートとして作成する。
白の無地背景に、正面、側面、斜め、背面、トップビュー、必要に応じて底面や内部、拡大ディテールを整理して配置する。
各パーツには日本語の注釈を入れ、矢印付きの仕様書レイアウトで分かりやすく表示する。
注釈内容は固定せず、画像から読み取れる外観情報をもとにAIが自然に判断して記載する。
素材、表面仕上げ、光沢、質感、構造、接合部、エッジ処理、縫製、金具、可動部、装飾、パーツ構成などを、対象物の見た目に応じて適切な日本語名称で表記する。
対象物の種類に応じて必要な仕様項目を自動で補完し、実務的なデザイン仕様書や開発資料のように整然と見やすくまとめる。
高精細で正確な表現にし、素材感、厚み、反射、構造、ディテールが明確に伝わるようにする。
不明瞭な部分は断定しすぎず、画像から推定できる自然な範囲で補完する。
サイズ設定シート
意外と見落とされがちですが、サイズ情報はコンテンツ制作においてとても重要です!
AIに画像を参照させても、そこから正確なサイズ感まで読み取ってくれるとは限りません。
例えば、2メートルほどを想定した大きな石のオブジェでも、手のひらサイズの小物のように生成されてしまうことがあります。

コピペ用プロンプト
バッグを日本語寸法注釈付きのサイズ設定シートとして作成する。
薄いグレーの無地背景に、正面、側面、斜め、トップビューを整理して配置し、バッグの各方向に寸法線と矢印を追加する。
一般的なハンドバッグを想定した標準サイズとして、横幅:約28cm、高さ:約21cm、奥行き:約12cm、持ち手長さ:約34cm、持ち手立ち上がり:約11cmを日本語で明記する。注釈は「横幅:約28cm」「高さ:約21cm」「奥行き:約12cm」「持ち手長さ:約34cm」「持ち手立ち上がり:約11cm」の形式で表示する。
「開口部幅:約24cm」「底面幅:約26cm」も補足寸法として追加する。
仕様書風の整然としたレイアウト、読みやすい日本語タイポグラフィ、均一なスタジオ照明で、バッグの形状とサイズ感が一目で分かる実務的なデザイン資料として仕上げる。
画像のバッグの台形フォルム、ダークブラウンのレザー質感、ゴールド金具、ハンドル形状を正確に維持する。
人物の場合に使えるプロンプト

キャラクターの場合は、小さくて可愛いキャラクターから非常に大きなキャラクターまで、身長の情報が非常に重要になります。

キャラクターサイズを生成するコピペ用プロンプト
画像1の人物を基準に、日本語寸法注釈付きの人物サイズ設定シートとして作成する。
白または薄いグレーの無地背景に、正面、側面、背面、斜めの全身ビューを整理して配置し、人物の各方向に寸法線と矢印を追加する。
人物の身長は 165cm とし、日本語で明記する。注釈は「身長:165cm」を必須とし、必要に応じて全身の比率や見た目のサイズ感が伝わるように補助的な基準線を追加する。
仕様書風の整然としたレイアウト、読みやすい日本語タイポグラフィ、均一なスタジオ照明で、人物の全体シルエットとサイズ感が一目で分かる実務的なデザイン資料として仕上げる。
画像1の人物の顔立ち、髪型、髪色、分け目、輪郭、体型バランス、衣装、アクセサリー、ソックス、スリッパ、全体の雰囲気を正確に維持する。
人物は165cmの等身バランスに統一し、各ビューで同一人物として成立するようにする。
過度なデフォルメ、別人化、アニメ化、3DCG化を避け、リアルな写真資料風にする。
キャラクターチートシート
キャラクターチートシートとは、
キャラクターの見た目や設定を、ひと目で確認しやすいように整理した資料のことです。
このシートをキャラクターごとに用意しておけば、あとからキャラクター情報を視覚的に確認しやすくなります。
必要なときにすぐ使えて、手間をかけずに一貫性のあるコンテンツを生成できます!
人間的にもAI的にも便利で役立つシートです!


コピペ用プロンプト
画像1の対象をもとに、実用的なキャラクターチートシートを作成する。シートには以下を必ず含める。
・正面・側面・背面・斜め前の全身ビュー
・顔のアップ
・複数の表情パターン
・髪型と服装の特徴説明
・身長表記
・配色見本
・日本語注釈
各ビューで同一のキャラクター性を維持し、形状、輪郭、比率、髪型、服装、色、質感、装飾を一致させる。顔アップでは顔立ちと髪の特徴が分かるようにする。表情パターンは同一人物性を崩さずに比較できるようにする。髪型、服装、アクセサリー、素材感、シルエットの要点が分かるように注釈を付ける。身長は見やすく明記し、全体のスケール感が把握できるようにする。配色は主要色と補助色を色チップとして整理し、日本語名を付ける。背景は無地、照明は均一、レイアウトは仕様書風で整然とした資料デザインにする。
画像1の写真のリアルさを最優先で維持し、実在する人物をスタジオで資料撮影したような自然な写実表現にする。顔立ち、骨格、肌の質感、髪の細さと毛流れ、服のしわ、素材の厚み、自然な陰影、実写らしい遠近感を保ち、過度なアニメ化、イラスト化、3DCG化、美顔補正、過剰な美化、デフォルメを避ける。画像1に写っている人物の年齢感、雰囲気、存在感、撮影時の自然な印象を崩さず、別人化しないようにする。全体をキャラクターデザイン画ではなく、写真ベースの実務用キャラクター資料シートとして仕上げる。




いかがでしたか?
コンテンツ制作の約に立てると嬉しいです!
次回はコンテンツ制作の雰囲気を決めるデザインシートについて紹介します。
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