母のこと1.座骨神経痛が悪化する
「半生の記録」シリーズ連載の途中ですが、並行して、母のことを書き記していきたいと思います。
覚書として、また、わたしの心の整理のため。
母は現在77歳。父は5年前に、肺腺ガンの手術をしたときに肺炎が増悪し亡くなりました。体はかなりしんどそうでしたが、自分のことは自分でできたので、介護などは必要ありませんでした。
現在は母と夫とわたし、そして愛犬2匹で暮らしています。
母は40代からリウマチを患い、ずっとステロイドを内服していました。心臓も肥大したり、僧帽弁に何か異常があるようです。また腎臓も悪く、eGFRの値が20台で、もう10年くらい透析一歩手前と言われていました。
ここ4〜5年でしょうか、腰部脊柱管狭窄症、おそらく加齢による背骨の変形性側湾症、また横の滑り症があり、背骨が神経を圧迫して、座骨神経痛が出ていました。痛みは常にあったようですが、かかりつけの整形外科で痛み止めを数種類、たくさん処方してもらい、日常生活は送れていました。
ステロイドのおかげか、シンポニーという注射のおかげか、リウマチの方はうまくコントロールできていました。ただ、リウマチ自身の症状と、ステロイドの副作用で、骨粗鬆症は進んでいました。
段々と長時間立っていられなくなり、何をするにも時間がかかるようになりました。ご飯を作ることができなくなり、その代わりに後片付けをやってくれていました。ハンディクリーナーで家の中を掃除しまくったり、愛犬たちのブラッシング、ゴミの分別、シュレッダーかけなど、できることを見つけてやってくれていました。
何より自分のことは自分でできていました。
ただ、1年前に心不全から、愛犬たちの散歩にドクターストップがかかりました。犬が引っ張るのが良くないとのことで、1人で散歩に行くのはOKだったのですが、それはだんだん行かなくなってしまいました。
母は愛犬たちを溺愛して可愛がっていたし、責任感も強いので、愛犬たちの散歩なら頑張ってできるだけ毎日行っていました。
(2匹いるので、わたしと母と2人で一緒に、それぞれ1匹ずつ連れていっていました)
でも自分だけで散歩となると、張り合いがなくなってしまったのかもしれません。
この1年でどんどん体が弱っていきました。筋肉が落ちたのです。
そして、今年9月にインフルエンザにかかってしまいました。わたしが移してしまったのです。
大きな病院に2週間近く入院になり、肺炎も併発し、食べられない日も続きました。慣れない環境で夜も寝られず、ずっとベッドの上なので、筋肉がごっそり落ちてしまい、体を支える力が極端に弱ってしまったのだと思います。
10月に退院してから、座骨神経痛が酷くなり、立っていると痛みが出るので、リビングや廊下で痛みが出るたびに横になるようになりました。そうして痛みが引いたらまた活動を始めるのです。
わたしはのんきに、土左衛門みたいだな〜なんて思ったり、そこで横になられると邪魔やな〜と内心イラっとしていたり。母の痛みの深刻さを理解していませんでした。
痛み止めは数種類、たくさん飲んでいたのですが、腎臓の値が悪いのでこれ以上使えないと言われていました。
(これ以上腎臓に負担をかけると透析になります)
それでもあまりに痛みが酷くて我慢できず、かかりつけ医に相談し、週に一回、ブロック注射をしてもらうことにしました。
(ブロック注射は1度打つと1週間は空けなければなりません)
右脚が痛かったので、右にブロック注射を打ってもらっていました。
ブロック注射自体が激痛なのですが、打った後は痛みはマシになりました。
しかし、だんだん、あまり効かなくなり、打った次の日にはまた痛みが酷くなり、家の中で「痛い痛い」と叫び声を上げるようになりました。歩くのがおぼつかなくなり、病院への付き添いや、介護認定の見直し、訪問鍼灸マッサージ師さんの手配・対応と、わたしも忙しくなりました。
そのうち歩けなくなり、5分も立ってられなくなり、トイレや食べるときなど、最小限の移動はハイハイでするようになりました。
わたしは母の食事などの世話や、今まで母がしていた分の家事もやらなければならなくなりました。
➡️母のこと2.入院 ─ 家族の崩壊を防ぐために
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