映画「シャドウズ・エッジ」のソフト到着を心待ちにしていた話
僕は、ジャッキー・チェンが大好きだ。
小学生の頃、
テレビの洋画劇場で
放送された
カンフー映画に衝撃を受け、
どハマりしたのが
ジャッキーを好きになる
きっかけだった。
以来、
新作が公開されると、
いち早く映画館に脚を運んでいたし、
レンタルビデオで
ジャッキー映画を
何度も借りたし、
テレビ放送を録画しては、
繰り返し視聴していた。
母に、「アンタ、また観てんの?」と
呆れられるくらいだった(笑)。
昨年12月に、
新作「シャドウズ・エッジ」が
劇場公開された。
「おっ!久しぶりの劇場公開作だ!
体調が悪いから、年が明けたら、
すぐに観に行こう」
新年になった。
「よし、明日観に行こう!」
スマホで、上映スケジュールを確認した。
「あれっ!上映が終わってるじゃん!」
僕はガッカリした。
公開から1ヶ月も経たないうちに、
打ち切られていたのだった。
都内では、数か所で公開が続いていたが、
遠征する気力がなく、円盤化するまで
我慢することにした。
こまめに、Amazonのサイトを
チェックしていた。
今年の3月になり、
ソフトが紹介された。
商品ページを見ると、
発売日は「2026年6月10日」となっていた。
即、ポチった。
僕が一番びっくりしたのは、
こう書かれていたからだ。
「ジャッキー・チェンの吹替は
もちろん石丸博也!」
「あれっ?おかしいな。
石丸さんは、高齢を理由に、
声優業を引退したはずなのに。
限定復帰したのかな?」
気になって、いろいろ調べたところ、
石丸さんは、体調不良を理由に、
声優業からは引退していたけれど、
体調が回復したので、声優業に、
本格復帰したことが判明した。
僕はガッツポーズをした。
そうなんだ。
ジャッキー・チェンの声は、
石丸さんに限る。
ジャッキー、71歳。
吹替を担当する石丸さんは、84歳だ。
ふたりとも、現役として
ご活躍している。
予約注文が完了した。
よっしゃ!あと3か月すれば、
最新作をゲットできる!
ソフトが届くのを、
心待ちにしていた。
その後、発送の連絡メールが
Amazonから送られてきた。
『明日、到着予定』
「やった!発売日前日に到着する!
フライングゲットだぜ!」
AKB48か!笑
6月9日になった。
朝からソワソワしていた。
インターホンが鳴るのを待っていた。
午前中、お昼を過ぎても、
インターホンが鳴らない。
「おっかしいなあ。配達の人も
忙しいもんな。もう少し我慢すっか」
午後三時過ぎ。
なかなか届かないので、
サイトの配送状況をチェックした。
すると、
「お届けできなかったので、持ち帰りました」
との表示がされていたのだ。
「はあ?朝から外出しないで、
ずっと到着を待っていたのに!
どういうことだよ!」
郵便ポストを確認したが、
不在票は入っていなかった。
Amazonのサイトを確認しても、
問い合わせの電話番号が
どこにも書いていない。
配送業者に問い合わせしようにも、
連絡先が分からない。
金融機関で苦情対応をしていた僕ですら、
今回ばかりは文句のひとつでも言いたくなった。
サイトで今日中に届けてもらう方法を
探していたが、
たどり着いたのは、
「再配達日の指定」ページだけだった。
僕は諦めて、翌日の午前中に
再配達の指定をした。
配達されたときに、配達員に、
文句を言ってやろうと思った。
翌日、11時過ぎ、
インターホンが鳴った。
「Amazonでーす。
お届けにまいりました。」
僕はすぐに尋ねた。
「お兄さん。昨日、配達に来た方ですか?」
「いえ、違います。
何かありましたか?」
「昨日、このソフトが
配達される予定になっていたんです。
朝からずっと、届くのを
楽しみに待っていたんです。
それなのに、
持ち帰られてしまったんです!」
「それは、大変失礼しました!」
「いや、お兄さんに文句を言ってもしかたない。」
「配送センターに帰ったら、
昨日配送した者に伝えておきます。」
「あなたに怒っているわけじゃないからね。
でも、よろしくどうぞ。」
と言って、無事にゲットしたのだった。
さっそく、映画を再生した。
いきなり、怒涛のアクションから始まる。
「そうだよ!これこれ!
こういうアクションが観たかったんだよ!」
でも、ジャッキーは、なかなか登場しない。
映画がある程度進んでから、
満を持して、
登場したのだ!
石丸さんの声を聴いた。
なぜか、涙が出てきた。
「そうだよ!これこれ!
やはり、ジャッキーの声は
石丸さんに限る!」
そして、
遂に、
ジャッキーのアクションが始まる。
71歳とは思えない。
「何でここまで動けるんだ!」
と驚かされた。
映画が終わった。
めちゃくちゃ面白かった!
ネタバレを回避したいので、
ストーリーについては、多くを語らない。
途中、しんみりする場面もあるが、
若手俳優たちのキレッキレのアクション、
香港映画おなじみの、
ヒロインのアクション。
怒涛のアクションシーンの連発に、
ジャッキーの、
年齢を感じさせないカンフーも
堪能出来た。
なによりも、石丸さんが、
年齢にも負けず、
ジャッキーの声を当ててくれたのだ。
なお、このソフトには石丸博也版だけでなく、
ジャッキー本人による
北京語版・広東語版も
収録されている。
広東語は全く分からない。
でも、
広東語版を再生してみた。
すると、
なぜか昔の香港映画を観ている気分になった。
考えるな!感じろ!
これは、ブルース・リーのセリフだった(笑)。
往年のジャッキーファンのみならず、
すべての年齢層が観ても
楽しめる作品だと思う。
是非、ご覧ください。
