今年の折り返し~雨垂れ石を穿つ「忙しい」を「余裕」に変えるために歩んだ半年~
気がつけば、2026年もまもなく折り返し地点を迎えようとしています。
年が明けた頃、「今年こそは」と胸に誓った目標や夢を覚えているでしょうか。毎年のように一年はあっという間だと感じますが、振り返ってみると、その半年には数え切れないほどの出来事や出会い、そして悩みや喜びが詰まっています。
私自身も、この半年は決して平坦な道ではありませんでした。しかし、振り返ってみると、その一つひとつが今の自分を支えてくれる大切な経験になっているように感じています。
今年の前半を振り返りながら、後半へ向けての決意も込めて、この半年を整理してみたいと思います。
親との時間を考えた半年
この半年で最も大きく考えさせられたことは、親の存在でした。
若い頃は、親はいつまでも元気でいてくれるものだと思っていました。しかし、自分が50代になり、親も高齢になると、病気や体力の衰えを現実として受け止めなければならない場面が増えてきます。
今年は、そのことを強く意識する出来事がありました。
離れて暮らしているからこそ、「次に会えるのはいつだろう」「元気なうちにもっと話をしておけばよかった」と考えることもあります。
仕事や生活に追われていると、「今度でいい」「また来年でいい」と後回しにしがちです。しかし、その「今度」が当たり前に来る保証はありません。
親が元気なうちに会いに行くこと、話をすること、一緒に食事をすること。そんな何気ない時間が、人生では何よりも貴重なのだと感じています。
今年後半は、仕事だけではなく、家族との時間も大切にしていきたいと思っています。
日本語教師として感じた成長
仕事の面では、とてもありがたい変化がありました。
オンラインを中心に日本語教師として活動していますが、少しずつ授業数が増えてきました。
新しい生徒さんとの出会いもあり、日本語を学びたいという熱意に触れるたび、こちらも初心を思い出させてもらっています。
そして何より嬉しかったのは、Preplyなどのプラットフォームを経由しない、直接のお申し込みが増えてきたことです。
もちろんプラットフォームは素晴らしい仕組みですが、紹介や口コミで直接レッスンをご希望いただけることは、私自身への信頼の証でもあるように感じています。
日本語を教える仕事は、単に知識を伝えるだけではありません。
その人の人生や夢に少しだけ寄り添う仕事でもあります。
旅行のため、日本で働くため、アニメを理解するため、日本人と話したいから――学ぶ理由は人それぞれです。
その一人ひとりの目標に寄り添いながら授業ができることを、私はとても幸せに感じています。
まだまだ道半ばですが、この半年は確実に一歩前へ進めた半年だったと思っています。
学校運営というもう一つの挑戦
一方で、学校運営という面では大きな変化がありました。
人事面でさまざまな動きがあり、新しい体制づくりを進める必要がありました。
小規模校だからこそ、一人の先生の存在が学校全体に大きな影響を与えます。
人材不足、日本人コミュニティの縮小、人材確保の難しさ。
課題は山積みでした。
しかし、その状況だからこそ、「本当に必要なものは何か」を考え直す機会にもなりました。
採用条件を見直し、学校として目指す方向性を整理し、保護者の皆さまが本当に求めているものは何なのかを改めて考えることができました。
すべてが理想通りに進んでいるわけではありません。
それでも、一歩ずつ前へ進んでいる実感があります。
教育とは、人を育てること。
そして学校とは、人とのつながりで成り立つ場所です。
その原点を忘れずに、新しい体制で後半戦を迎えたいと思っています。
「忙しい」を卒業したい
この半年を振り返って、一番考えるようになったことがあります。
それは、「時間を切り売りする働き方」についてです。
授業をすれば収入になる。
しかし、授業をしなければ収入は止まる。
この働き方には、どうしても限界があります。
もちろん、日本語教師という仕事は好きです。
生徒さんとの会話も楽しく、成長を見ることも大きな喜びです。
しかし、それだけでは将来の安定にはつながりません。
だからこそ後半は、「仕組み」を作ることに力を入れていきたいと思っています。
ブログを書くこと。
SNSで発信すること。
教材を作ること。
動画を作ること。
そして、自分が直接動いていない時間でも価値を届けられるシステムを整えていくこと。
そうした積み重ねが、未来の自分を助けてくれるはずです。
「忙しい」という言葉は便利ですが、その裏には余裕がないという意味も隠れています。
私はこれから、「忙しいからできない」ではなく、
「時間に余裕があるから、新しいことにも挑戦できる」
そんな生活を目指していきたいと思っています。
後半戦へ向けて、厚積薄発、雨垂れ石を穿つ
今年も残り半年となります。
きっと思い通りにならないこともあるでしょう。
失敗もあるでしょう。
それでも、この半年で学んだことがあります。
人生は待つものではなく、自分から動くことで少しずつ変わっていくということです。
親との時間も、仕事も、学校運営も、自分自身の人生も。
すべては今日の積み重ねの先にあります。
今年の終わりに、「2026年は良い一年だった」と笑顔で振り返られるように。
そして、「あの6月の折り返し地点で方向を修正したことが転機だった」と思えるように。
後半戦も、一歩ずつ、自分らしく歩いていきたいと思います。
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