見出し画像

健康を守るのは他でもない自分自身。

■ベトナム人1日の野菜・果物摂取量。
・最近のニュース、「ベトナム人1日の野菜・果物摂取量(平均231g)、世界保健機関・WHOの推奨基準(最低400g)の約半分」。
・ホーチミン市疾病予防センター(Ho Chi Minh City Center for Disease Control=HCDC)は「ベトナム人の野菜・果物摂取量がWHOの推奨基準を大きく下回っている現状を受け、家庭の食卓から健康的な生活習慣を見直すように呼びかけている」。
・WHOは「成人が1日あたり少なくとも400gの野菜と果物を摂取することを推奨している。しかし、ベトナム人の平均摂取量は約231gにとどまっており、基準を大幅に下回っているのが現状である」。
・HCDCによれば「家庭の食卓は単なる栄養補給の場ではなく、家族の絆を育む貴重な時間でもある。健康の維持と幸福の実現には、日々の食事で栄養バランスを意識し、継続的に適切な食生活を送ることが重要である」と強調している。

■健康な体と家族の繋がりを築く基盤。
・バランスの取れた食事には「炭水化物、たんぱく質、脂質、野菜・果物という4つの主要な食品群を含める必要がある。中でも野菜と果物は、緑、赤、黄、紫など多様な色のものを取り入れることで、抗酸化物質をはじめとする多様な栄養素を効率よく摂取可能」とされている。
・現代社会においては「加工食品への依存や食のマンネリ化、さらには食品ロスといった課題も深刻化している。これに対し、HCDCは週単位での献立作成を提案しており、これにより時間や費用を節約可能になるとともに、栄養管理もしやすくなる」と述べる。
・食材は「旬の新鮮なものを適量購入し、調理方法としては蒸す、茹でる、煮るといった栄養素を損なわない手法を選ぶべきである。また、揚げ物や使い回された油の使用は控えるべきである」としている。
・HCDCは「栄養バランスと経済性を両立させた家庭の食事こそが、健康な体と家族のつながりを築く基盤であると述べている。各家庭においては、食事内容の見直しや適量調理といった身近な取り組みを通じて、健康的な生活への第一歩を踏み出すこと」が期待されている。

■思考や選択の連続で、未来は大きく変えられる。
・余談、この記事とは裏腹に、私は長いベトナムの暮しから、ベトナムの人々は日常的に野菜やフルーツなどを多く取り入れている、と感じている。例えば、外食で麺料理を注文すると、大量の野菜が別皿で盛られて出されることが多く、その野菜を麺と一緒に食す。また、フルーツジュースなどを好んで飲み、そんな食生活がベトナムのひとつの景色、と捉えている。
・しかし若者の昼食時の様子を垣間見ると、カップラーメンにソーセージで簡単に済ます人も少なくない。主食を食べて、おやつ替わり、そしてたまにジャンクフードを食べるのは良いと思うが、そんな食生活を当り前のように送る人々がいることも事実。
・こうした食習慣の背景には、核家族化の進行も一因として挙げられるだろう。ベトナム統計総局のデータによれば、2024年時点でベトナムの平均世帯人数は約3.6人と、過去10年間で着実に減少傾向にある。かつては祖父母、両親、子どもが同居する大家族が一般的だったが、現在では若い夫婦と子どもだけの世帯が増えている。家族の人数が減ることで、食卓の規模も小さくなり、調理の手間や食材の種類が限定されがちになる。結果として、野菜や果物の摂取量が減少する傾向にあるのかもしれない。
・最終的に、自分の健康を守れるのは、他でもない自分自身なのだ、ということを、特に海外の暮らしの中で私はより強く感じられるようになった。どんな食材を選び、どんな食べ方をするか、どんな生活を送りたいか。その選択の積み重ねが、自身のカラダをつくるーーー社会や環境に縛られそうになっても、自らの心や考え方、自分像や明日をどう描くか、そんな思考や選択の連続で、未来は大きく変えていける。

いいなと思ったら応援しよう!