見出し画像

クールメイトが見る景色と未来。

■ベトナム企業のメンズアパレルブランド『クールメイト』。
・最近のニュース、「ベトナム企業のメンズアパレルブランド、通販『クールメイト』、シリーズ『Cラウンド』は海外ファンドの資金調達を完了」。
・クールメイトは「2018年にハノイで創業され、ベトナム国内で製造・販売を一貫して行うD2C型(Direct to Consumer:生産者が仲介を介さず消費者へ直接販売するビジネスモデル)のメンズアパレルブランドだ」。同社は「男性用衣料に特化した電子商取引(EC)を展開し、生産から販売まで自社で手掛けるクールメイト(Coolmate)は、シリーズCラウンドの資金調達を完了した。調達額は明らかにされていない」。
・今回の資金調達は「シンガポールのテマセクと財政省が支援するバーテックス・グロース・ファンドが主導し、既存投資家のシンガポールに本社を置くバーテックスベンチャーズ・サウスイーストアジア&インディアと、マレーシアのベンチャーキャピタルのカイラス・キャピタルも引き続き参加した」。また「新規投資家として、株式会社海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構、東京都港区)、韓国の大手繊維グループ傘下のヨンウォンCVCが加わった」。

■今後の成長加速への、3つの戦略分野。
・調達資金は「今後の成長加速に向けた3つの戦略分野に充てられる。同社は女性向け市場の拡大を図っており、2025年3月に女性向けスポーツウェアを投入した。2030年までに売上高の40%を女性顧客が占める体制を目指す」。また「実店舗展開を進め、2025年末に初の直営店をオープンする計画だ。2030年までに、店舗販売の売上高構成比を40%に引き上げる」。
・さらに「海外市場への進出も強化する。米国ではスポーツソックスがアマゾンでベストセラーとなるなど成果を上げており、今後は東南アジア市場での展開を本格化させ、2030年までに海外売上高の割合を50%に引き上げる計画だ」。
・同社は「これまでに、2022年5月のシリーズAラウンドで約3億1000万円、2024年11月のシリーズBラウンドで約9億2000万円を調達している」。厳しい資金調達環境が続く中「同社が引き続き海外ファンドから出資を得たことは、同ブランドへの信頼の高さを示している」と記事は締め括られた。

■環境配慮、サステナブル素材を使用。
・余談、実は私も、クールメイトのスポーツウェアを一着持っている。私の誕生日プレゼントに、と会社の仲間から頂いたものだ。薄くて、ひんやりとした機能・素材で、ベトナムの暑さでも快適に着こなせ、使い勝手の良さを実感している。
・しかし、デザインが好きか、気に入っているかと聞かれれば、正直なところ、スポーツや部屋着としてはアリだけど、大量生産された商品のような見栄えで、着る楽しみや、袖を通すときのワクワク感はそこにはない。実際プライベートで外出する時に「着ていきたい」、という一着ではないのだ。
・しかし、クールメイトは、女性向け市場への進出、実店舗の展開、海外売上比率の引き上げ、と2030年に向けた三本柱の戦略を立てている。ベトナム発ブランドの可能性を大きく広げていることから、今後は上述の私の感覚を払拭する商品やデザインが生まれることと察している。
・クールメイトはベトナム国内だけでなく、世界の人々の『日常着』になる日がやって来る。近い将来、日本でもクールメイトを纏った人が、何気なく街を歩いている。そんな未来はそう遠くないのかもしれないーーーブランド名を砕けた直訳にすると『粋な奴ら』となるだろうか、肩ひじ張らずにクールに着飾る仲間とハイタッチ、そんなクールメイトが、景色がいつの日か見られるのだろう。

いいなと思ったら応援しよう!