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米粉パン専門「あいみパン」、商品拡充とEC展開を本格化 健康志向背景に需要取り込み

 米粉パン専門店「あいみパン」を運営する株式会社あいみ(相模原市南区古淵2)は、米粉を活用した新商品の開発と販売チャネルの拡大を進め、事業の強化を図っている。健康志向の高まりや小麦アレルギー対応食品への関心が広がる中、米粉製品の需要を的確に取り込む狙いだ。【2026年4月3日掲載】

 同店では近年、従来の食パンや総菜パンに加え、スイーツ系商品のラインアップを拡充。このほど新たに投入した「米粉生チョコ」は、なめらかな口どけと濃厚なカカオの風味を特徴とし、米粉特有の軽やかな食感と両立させた一品。また、春の季節限定商品として販売している「米粉さくら」(税込324円)は、桜の風味とやさしい甘みを生かし、見た目にも季節感を演出している。来店客からは「軽くて食べやすい」「後味がすっきりしている」といった評価が寄せられているという。

 同社は今後も、季節ごとの限定商品や新フレーバーを順次投入する計画で、定番商品に加えた“来店動機づくり”を強化。特にスイーツ分野では、ギフト需要や手土産需要の取り込みも視野に入れる。

 一方で販路面では、店頭販売に依存していた従来の体制を見直し、インターネット通販を本格化した。楽天市場に開設した「あいみパン 楽天市場店」では、看板商品の米粉パンを中心に取り扱い、冷凍配送などを活用して品質を保ったまま全国へ発送する体制を整備。遠方の顧客やリピーターの利便性向上につなげている。

 米粉は小麦粉に比べてグルテンを含まないため、アレルギー対応食品やグルテンフリー食品として注目が高まっているほか、国産米の消費拡大という観点からも期待が寄せられている。同社はこうした市場環境を追い風に、商品の差別化とブランド力向上を図る考えだ。