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マクドナルドを食べると、もののけ姫になる。

娘が、

口の周りをソースだらけにして、

マクドナルドを無心で食べていた。

目次

1.週末のマクドナルド

2.口の周りは、全部のせ

3.我が家のもののけ姫

4.大人になると、できなくなる

5.「おいしい」だけで食べる

1. 週末のマクドナルド

我が家では、

週末のお昼にマクドナルドを食べることがある。

テイクアウトして、

家族3人で食べる。

僕も妻も娘も、

マクドナルドが大好きだ。

僕は最近、

サムライマックがお気に入り。

あの肉厚な感じと、

チーズがたまらない。

そして娘も、

ハンバーガー、

チキンナゲット、

ポテト。

全部好き。

この日も、

嬉しそうに食べ始めた。

2. 口の周りは、全部のせ

4歳の食事は、

なかなか豪快だ。

ハンバーガーを頬張れば、

ソースがつく。

ナゲットを食べれば、

またソースがつく。

ポテトには、

ケチャップをつける。

当然、

それもつく。

気づけば、

娘の口の周りには、

今日食べたものが、

だいたい全部ついていた。

でも、

本人はまったく気にしていない。

拭こうともしない。

次のナゲットを手に取り、

またかぶりつく。

そして、

ポテトをムシャムシャ。

とにかく、

食べる。

食べる。

食べる。

3. 我が家のもののけ姫

その姿を見ながら、

僕は思った。

もののけ姫みたいやな。

口の周りを豪快に汚しながら、

目の前の食べ物に、

ただひたすら向き合っている。

気高い。

たくましい。

そして、

何より無心。

ただし、

食べているのは、

山で仕留めた獲物ではない。

チキンナゲットだ。

しかも、

ケチャップ付き。

なんとも平和な、

我が家のもののけ姫である。

4. 大人になると、できなくなる

でも、

そんな娘を見ていたら、

少し羨ましくなった。

僕が同じ食べ方をしたら、

たぶん途中で気になる。

口についてないかな。

服に落とさないようにしよう。

きれいに食べよう。

大人になると、

食べる時ですら、

いろんなことを考える。

もちろん、

それがマナーでもある。

でも娘には、

まだそんなものは関係ない。

おいしいから、

食べる。

食べたいから、

次に手を伸ばす。

そこに、

誰からどう見られるかなんてものはない。

5. 「おいしい」だけで食べる

子どもが一生懸命食べている姿を、

僕は好きだ。

小さな口いっぱいに頬張って、

一生懸命モグモグして、

飲み込んだら、

すぐ次に手を伸ばす。

「おいしい」が、

そのまま顔と体に出ている。

大人になるにつれて、

少しずつ失っていくものなのかもしれない。

だったら今は、

思う存分やればいい。

ソースがついてもいい。

ケチャップまみれでもいい。

最後に拭けばいい。

目の前の食べ物を、

ただ「おいしい」だけで食べられる。

それって、

結構幸せなことだと思う。

今日も、

我が家のもののけ姫は、

口の周りをベタベタにしながら、

幸せそうにポテトを食べている。

我が娘は

気高く、美しく、そして可愛い。

ただし、

口の周りは、

めちゃくちゃ汚い。

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