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『天幕のジャードゥーガル』6話感想|ドレゲネの過去が明かされる、今までで一番泣けた回

今回は……辛い回でした……。

6話はドレゲネの過去から始まり、なぜ彼女がモンゴルに対して強い思いを抱いているのか、その理由が明らかになりました。

今まで見てきたドレゲネの姿とはまた違う一面を見ることができた回でしたが、とにかく今回は今までで一番泣けた回だった……。

それでは『天幕のジャードゥーガル』6話の感想をいってみましょう。

25年前、ドレゲネはナイマン族の娘だった

物語は25年前のドレゲネの回想からスタート。

25年前ということは、ドレゲネって何歳なんだろう?
年齢不詳だ……。

ドレゲネは元々ナイマン族という一族の娘でした。
同盟関係にあるメルキト族に嫁ぐことになっていたドレゲネ。

ドレゲネはメルキト族のことを「野蛮な狩人」だと思っていたようです。

自分は高価な贈り物なのだと自分に言い聞かせ、メルキト族へ嫁いだドレゲネ。

実際にメルキト族へ行ってみると、ドレゲネは温かく迎えられます。

ドレゲネの旦那になるのは、かなり年上のダイルという男性。
声は石田彰さん!!!こんな年配の役もやるんだ。

夫婦になったものの、ダイルはドレゲネに近づこうとはしません。
これは若いドレゲネの為を思ってなのかな。

メルキト族は長く同じ場所にはいられないようで
ドレゲネは「何か変だ まるで何かから逃げているようだ」と感じます。

ドレゲネはナイマンに帰りたいと思い、ひっそりと抜け出そうとします。
ところが、少女と少年に見つかり、弓を向けられます。

とっさにかがむドレゲネ。
弓はドレゲネではなく蛇を射ていました。

どうやらドレゲネを助けてくれたようで、少女は「怪我はないか」と尋ねます。

少年の名はクルトガン。
そして少女の名はクラン。

クランはダイルの娘でした。

クランとクルトガンがかわいすぎる

クランはドレゲネのことを「新しいお母さん!」と呼び、かわいらしい笑顔で懐いてくれます。

クランとクルトガンは、メルキト族のことやドレゲネが知らないことをいろいろと教えてくれます。

クランとクルトガン、かわいい。

2人のおかげで、ドレゲネもメルキト族で楽しく過ごせるようになっていきます。
あったかい人たちだね。

こういう政略結婚って、嫁いできた女性はひどい扱いを受けそうなものだけど、ダイルも優しいし、メルキト族も温かい。

いい部族だ……。

そして、メルキト族には「カム」という、恐らく巫女?のような力を持つ者がいるらしいことも分かります。
クランによると、ダイルもその力を持っているとのこと。

そんな中、ある日突然、伝令がやってきます。
「今すぐ逃げろ」

急いで逃げるドレゲネとクラン。
多くのメルキト族の仲間が何者かに殺されてしまったのです。

メルキト族には敵がいた

なんとか逃げたドレゲネとクランの元へダイルが急いでやってきます。

ダイルは、自分たちには敵がいると話します。
その敵とは、モンゴル族のテムジン。
今はチンギス・カンと呼ばれている男でした。

そうか……ここが敵対しているのね。

ダイルは、これまでモンゴルとは家族や金品を奪ったり、奪われたりしてきたと話します。

クルトガンは兄に「モンゴルに負けたらどうなるのか」と尋ねます。
兄は、「男は皆殺し、女や子どもは奴らのものだ」と答えます。

まあ……そうだよね……。

クルトガンは「怖い」「死にたくない」とつぶやきます。
それが本音だよ…だれも死にたくないよね。

ダイルが見た未来

ダイルは、精霊に未来を問う儀式を始めます。
本当にこんな感じだったのかな?

太鼓のようなものをたたき始めると、周囲に風が吹き始めます。
そしてダイルは未来を見ます。

そこに現れた未来は、金色の鳥がいくつかの川の向こうまで飛んでいき、そこには大きな山があるというものでした。

ダイルはクランを呼び寄せます。

そして、それはモンゴルの血が広がっていくという意味だと話します。
「俺たちは負ける」そう話すダイル。

一族は悲観します。

そしてダイルは、クランをチンギス・カンに捧げて詫びると言います。

それを聞いたドレゲネは、
「だめよ!この子は心ある人間よ。宝石や毛皮じゃないのよ。私とは違うのよ…」と泣きながら訴えます。

ドレゲネにとっては、自分自身が高価な贈り物として嫁いできた過去があります。

だからこそ、クランが同じように物のように扱われることが耐えられなかったんだろうなと思いました。

クランは、強いまなざしでこう話します。
「ドレゲネ、ありがとう。大丈夫よ。お父様、クランはうれしいです。今度は私がみんなを守る矢となりましょう」

クラン……強い子だ。
でも、悲しい……。

クランは、自分が嫁ぐことでメルキト族の人たちの命を救ったのでした。

メルキト族の別れ

クルトガンたち、一部の人たちはモンゴルに抵抗し、西へと逃れていきます。

まあ、男は奴隷もしくは一度は助けられるかもだけど殺される可能性もあるよね、きっと。
私が男ならどうするだろう…戦うだろうか。

一方、ドレゲネたち若い女性ばかりを集めるダイル。
彼女たちはモンゴルの身分ある人たちに引き取ってもらうと話します。

「俺たちは奴隷の身に落ちるだろう。でもお前たちは違う。女の人生はこれからだ。ここで幸せにおなり」
そう話すダイル。

そしてダイルは、モンゴルの使者に対して、この女たちはもうメルキト族とは無関係だと念を押します。
若い女性たちを守ろうとしていたんですね。

さらにダイルはドレゲネに、ジャダ石を餞別だと言って渡します。
ここで渡されたのね……。

そして最後にダイルはドレゲネへ、
「あんたが家に来てくれて楽しかった。じゃあな。笑って生きなさい」
と言って去っていきます。

ダイルさん、いい男すぎる……。
泣ける…

ダイルたちは戦うことを選んだ

その日の夜。
周囲が騒がしくなり、ドレゲネは目を覚まします。

すると、燃えているような血のような空が広がっていました。

反乱が起きたと話すモンゴルの民。

ドレゲネは馬を奪って走り出します。

ダイルたちは、奴隷に落ちて生きることよりも、戦って死ぬことを選んだのでした。

ドレゲネが急いで駆けつけると、そこにはメルキト族たちの死体が……。
そこにはダイルの姿も…

ドレゲネはダイルのことを、いつの間にかちゃんと想っていた。

最初はナイマンに帰りたいと思っていたドレゲネ。
メルキト族に嫁ぐことも、自分を高価な贈り物だと言い聞かせていた。

そんなドレゲネが、いつの間にかダイルやメルキト族の人たちを大切に思うようになっていたんだなと思いました。

ダイルの死体の傍にはオゴタイが馬に乗ってたたずんでいました。

ドレゲネに気付くオゴタイ。
ドレゲネは鋭い眼光でオゴタイを睨みつけます。

これは……恨みしかないわ。

クランもまた、怒りと悲しみを抱えていた

クルトガンも殺されたとドレゲネは後で聞かされます。
クルトガン…せめて苦しまずに死んだことを祈るしかない…
クランの耳にも反乱のことが入ります。

しかしクランは、
「愚かな父の招いた当然の報いです。カンの御威光は何人にも傷つけられません」
と、ほほ笑んで話します。

クラン……。
いや、クランはメルキト族の生き残っている人たちのために、怒りと悲しみを抑えていたんだよきっと。

本当は、父親やクルトガンのことを思っていたはずなのに。

それでも自分の感情を押し殺して、モンゴルに従うしかなかったんだろうな……。

ドレゲネとシタラがつながる

その後、ドレゲネはオゴタイに嫁ぎ生かされ、オゴタイの子どもも生んだと話す。

長い年月を経ても、ドレゲネの中にはずっとあのときの記憶が残っていたんですね。

そしてドレゲネは、シタラを助けたのは「あの時笑っていたから」だと話します。

さらに、
「あの時、クランがどれだけ悲しく、悔しかったのか、今ならわかる」
と話すドレゲネ。

そしてシタラに「あなたは何者か」と尋ねます。

シタラは、自分の身分のこと、奥様のことを話します。
そして、今モンゴルはもろい状況にあると伝えます。

シタラは、自分の持っていたジャダ石を返し、
「私があなたさまの新たなジャダ石となりましょう。力をお貸しください。2人なら嵐も起こせましょう」

と言って、ドレゲネの手を握ります。

ここで協力関係になるのね~。

お互い状況は違えど、モンゴルに恨みを持つ者同士。
ドレゲネは、本当に長い間耐えてきたんだね…

『天幕のジャードゥーガル』6話は今までで一番泣けた

今回は本当に辛い回でした。

ドレゲネがメルキト族に嫁いだ頃の話から始まり、ダイルやクラン、クルトガンとの出会い。

そして、メルキト族がモンゴルによって追い詰められていく中で、クランが自分自身を差し出すことで一族を守ったこと。

ダイルが最後までドレゲネたちを守ろうとしていたこと。

そして、ダイルたちが最後には奴隷として生きるのではなく、戦って死ぬことを選んだこと。

ドレゲネがその光景を目にして、オゴタイを睨みつける場面も本当に辛かった。

そして、クランもまた、自分の中にある悲しみや怒りを押し殺していたんだと思うと……。

最後にドレゲネとシタラが手を取り合い、協力関係になるところは、これから何かが動き始めるんだなと感じました。

今回は今までで一番泣けた回でした。

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