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少しずつ近づいてくる白狐


前回の話のつづきです。


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次の朝、私は布団の中で目を覚ました。

昨夜のことが夢のようにぼんやりと頭に残っていた。

白い狐。
雪の中で光っていた金色の目。
ゆっくりと振られた尾。


「……幻だよね、きっと」
私は小さく呟いてため息をついた。

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