自己分析の基本的なやり方7選
自己分析がなぜ重要なのか(前回記事)
前回は自己分析が重要である理由をご紹介しました
情報やテクノロジー、働き方やコミュニケーションなど、現代は様々な変化が急速に進んでいます
先が見え難くあらゆる変化が求められる状況の中で、自分に自信を無くしてしまったり、自分を悲観し過ぎてしまう人、自分自身を見失ってしまう人が増えているんです
そんな現代だからこそ、自分を見失わずに自分自身を大切にしていけるように「自己分析」が重要になります
自己分析を行うことで役立つ場面や、こんな方はぜひ自己分析をしてみてくださいというご紹介でした
↓まだご覧になられていない場合は、以下の記事をご覧ください↓
今回はその続編として…
具体的方法である「自己分析の基本的なやり方7選」をご紹介します
自己分析をして自分を知りたい…
自己分析の基本的なやり方を知りたい…
自己分析に興味がある
そんな方はぜひ最後までご覧ください
今回取り上げるのは7つの方法すが、各方法の以下の項目についても解説しています
1、自己分析の基本的情報
2、どんな人に適しているか(適した人)
3、おすすめの理由
4、実際に行う際の注意点
では、各方法についてより具体的にご紹介していきます
自己分析の基本的なやり方(7選)
1. 自分史の作成
過去の出来事を時系列に沿って振り返る方法です
幼少期・学生時代・就職後の大きな出来事(成功体験、失敗経験、転機など)を書き出します
それぞれの出来事に対して自分が何を学び、どのように感じたかを振り返ることで、価値観や傾向が見えてきます
その時に出会った自分に大きな影響を与えてくれた人物や、その人とのエピソードを追加することにより、自分が何に影響を受けて何に憧れていたのかなどを振り返ることができます
自分のルーツを辿るようなイメージです
自分史の作成に適した人
自己分析が初めての人や過去の経験や成長を振り返りたい人に適しています
特に自分の価値観や行動の原点を知りたい人に向いています
自分史の作成をおすすめする理由
過去を振り返ることで自分がどのように成長してきたかを可視化でき、現在の自分がどうして形成されたのかが明確になります
感情を伴った記憶を再確認できるため自己理解が深まることに加えて、実際に自分が経験したことを想起していくため、楽しみや刺激をもって取り組めます
≪注意点≫
客観性を持つ
過去の出来事を振り返る際に感情的になりすぎないように心がけましょう
感情が強く出ると偏った視点での自己認識が形成されやすくなります
ポジティブな出来事も重視
失敗やネガティブな出来事に偏らず成功体験やポジティブな経験も振り返ることが大切です
自分の強みや成功の要因が見えてきます
2. モチベーショングラフの作成
過去のモチベーションの上昇や下降を視覚化します
横軸に時間(年齢や期間)を、縦軸にモチベーションの高さを取ったグラフを作成し、過去の経験ごとにモチベーションの変化を記録します
これにより、どのような状況や環境でモチベーションが上がるのか、逆に下がるのかを理解しやすくなります
過去だけでなく、自分の今やこれからでグラフを作成してみるのも一つの方法です
例えば「これからの1週間でモチベーションの変化を記録していく」というような方法です
適した人
仕事や人生においてどのような状況が自分を奮い立たせるのか、逆にモチベーションを低下させるのかを把握したい人に適しています
特にキャリアの転換期にいる人や、転職などの環境の変化がある人に向いています
おすすめの理由
モチベーションの変動を視覚化し自己認識することで、自己管理やキャリア選択に役立つ情報を得ることができます
モチベーションに繋がる事柄やモチベーションの波を理解することで、自分に合った働き方や目標設定がしやすくなったり、自分自身の感情コントロールがしやすくなります
≪注意点≫
一時的な感情に左右されない
一時的な感情で評価しすぎると、モチベーショングラフが不安定になります
できるだけ長期的な視点でモチベーションの変動を考えるようにしましょう
原因と結果を明確にする
モチベーションが上がった・下がった原因を具体的に記録することで、単なる感情の振り返りで終わらせず、自分の行動傾向の分析に繋げることができます
曖昧な抽象的表現ではなく、その理由までを書いたり添えてみることで具体性が増します
(例)
嬉しかった…✕
▢▢が△△だったから嬉しかった…〇
3. マインドマップの作成
自分の興味や関心、価値観を中心に関連する考えやキーワードを放射状に広げていきます
例えば、真ん中に「私の強み」というテーマを置き「リーダーシップ」「創造力」「調整力」などのキーワードを関連付けていきます
連想が広がることで思考の整理や自己理解が進みます
適した人
思考が広がりやすくアイデアが浮かびやすい人、複数の関心事や価値観を持っている人に適しています
特に創造的な仕事をしている人や柔軟な考え方を求められる職種の人におすすめです
おすすめの理由
アイデアや関心を整理して視覚化することで、自分の考えや価値観が体系化されます
新たな気づきが得られたり、複数の価値観を一つの構造にまとめたりできるため、自己理解が進む上に、行動に落とし込みやすくなります
≪注意点≫
あまり広げすぎない
あれこれと考えすぎてしまうと、焦点がぼやけて自己理解が難しくなります
特定のテーマに集中するよう心がけましょう
関連性のない項目を整理する
途中で出てきた関連性の低い項目は、別のマインドマップとして分けて考えるとスッキリします
整理しながら進めることで頭の中もクリアになります
4. 「なぜ?」の深掘り
自分の行動や選択について「なぜ?」と問いかけを繰り返し、本当の理由を探ります
例えば「なぜこの仕事を選んだのか?」に対して「成長できる環境だから」と答えたら、さらに「なぜ成長が重要だと思うのか?」と問い続けます
「なぜ?」という問いを続けることにより、表面的な理由の背後にある本質的な動機が明らかになります
適した人
自分の行動や選択の動機を掘り下げたい人や、物事を論理的に考えるのが好きな人に適しています
特に行動の根本的な理由を明らかにしたい人に向いています
おすすめの理由
「なぜ?」を繰り返すことで表面的な回答からさらに深い本質的な動機を発見できます
自己の価値観や行動の背景を明確にすることで、今後の選択に一貫性が生まれて自己成長にもつながりやすくなります
≪注意点≫
答えを急がない
「なぜ?」の問いを繰り返すとき、安易な答えで満足せず、じっくりと自分に問いかけ続けましょう
表面的な答えで終わってしまうと、本質的な動機がわからなくなってしまいます
自分を責めない
「なぜ?」と深掘りしていくと、自己批判的な思考に陥ることがありますが、自分を責めるために行うものではありません
冷静に自己探求を行い、なぜ?を通して自分自身と対話するイメージで行うことが大切です
5. 他己分析の活用
他者からのフィードバックを利用して自己理解を深める方法です
信頼できる友人や同僚に自分の長所や短所、特徴について尋ねることで自分が気づいていない側面や意外な強みが見えてきます
他者からのフィードバックを受け入れることで、客観的な自己分析に役立てることができます
適した人
他者から見た自分の印象を知りたい人、または自分では気づけない側面を知りたい人に適しています
特に自分自身の偏った見方から抜け出せない人、客観的な意見を大切にして自己改善を図りたい人におすすめです
おすすめの理由
自分では見えていない強みや改善点が明らかになります
信頼できる人の意見を参考にすることで、自己理解が深まって、より効果的な自己改善が可能となります
特に職場や人間関係での行動に役立ちます
≪注意点≫
フィードバックの受け入れ方に注意
他者からの意見が自分の考えと異なる場合もありますが、オープンな心で受け入れましょう
自己防衛的になりすぎると、他己分析の効果が減少します
そのため、自分の精神状態や体調などにも留意しながら行うことが重要です
信頼できる人を選ぶ
フィードバックをもらう相手は、信頼できる人にしましょう
偏った視点を持っている人や、親しくない人からの意見は正確さに欠ける場合があります
また、信頼できない人からのフィードバックは逆に刺激が強すぎて落ち込んでしまったり、反発したい気持ちが生じてしまいトラブルの元になる可能性もありますので、注意が必要です
6. ジョハリの窓の利用
ジョハリの窓は、「自分が知っている自分」「他者が知っている自分」「自分も他者も知らない自分」など、4つの領域に分けて自己理解を深める手法です
他者からのフィードバックを受けることで「盲点(Blind)」の領域を狭め、自己開示をすることで「隠れた自分(Hidden)」の領域を広げることができます
適した人
自己開示やフィードバックを積極的に行いたい人や、自分の「盲点」を知りたい人に適しています
チームワークやコミュニケーション能力を高めたい人に向いています
おすすめの理由
自分が知らない一面を他者から教えてもらうことで、人間関係やコミュニケーションの改善に役立ちます
特に「盲点」を減らすことで、自己理解が進み、人間関係での誤解やストレスが減りやすくなります
≪注意点≫
自己開示のバランス
他者に自己開示をしすぎると逆に負担を与えてしまうことがあるため、適切な量を心がけましょう
職場や友人関係でのバランスが大切です
また、自分の精神状態や体調などにも留意しながら行うタイミングを慎重に選ぶことが重要です
フィードバックを受ける覚悟
他者からのフィードバックは思いがけない内容であることもあります
受け入れにくい内容が出てくることをあらかじめ覚悟しておきましょう
刺激が強すぎて落ち込んでしまったり、反発したい気持ちが生じてしまいトラブルの元になる可能性もありますので、注意が必要です
7. Will・Can・Mustフレームの活用
「Will(やりたいこと)」「Can(できること)」「Must(やるべきこと)」の3つに分けて、自己目標を整理する方法です
たとえば、「Will:創造的な仕事に携わりたい」「Can:プロジェクト管理が得意」「Must:収入を安定させる必要がある」といった具合に、現実的で意欲を持ち続けられるキャリアプランを立てる際に役立ちます
適した人
キャリアプランを考えている人や、自分のやりたいこととできること、やるべきことを整理したい人に適しています
特に目標達成や意思決定の指針がほしい人に向いています
おすすめの理由
やりたいこと(Will)、できること(Can)、やるべきこと(Must)を3つに分けることで、具体的な行動計画が立てやすくなります
このフレームを使うことでキャリアプランに迷わず、優先すべきことが明確になります
≪注意点≫
バランスを意識する
「Will(やりたいこと)」に偏りすぎると実現可能性が低くなり、「Must(やるべきこと)」に偏りすぎるとモチベーションが下がる可能性があります
3つの要素を均等に見て、バランスを保つことが重要です
現実的な評価を行う
自分の「Can(できること)」については過大評価や過小評価を避け、実現可能なスキルレベルを客観的に判断するようにしましょう
まとめ
今回は自己分析の基本的なやり方7選をご紹介しました
これらの方法を活用することで、より深い自己理解が可能になり、自分の目標や価値観に沿った行動をとりやすくなります
どの方法が正解というわけではありませんので、自分の状況に合わせて柔軟に選んでみてください
しかし、注意点としては自分を過度に責めすぎてしまったり、批判的になりすぎることです
自分への理解を深めることが目的なはずが、いつの間にか自分を責めてしまって余計に疑心暗鬼になってしまう…なんてこともあるんです
自己分析をやってみたいけど、少し不安だという方は専門職の方にご相談いただいたり、インターネットで方法を具体的方法を検索するなどして、取り組んでもらえたらと思います
これらの注意点を踏まえつつ、自己分析を進めることで、より効果的で実用的な自己理解が得られて、ぶれない自分を見つけることができます
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